愁堂さんのデビュー作の新装版です。
大好きな罪シリーズの第1作目でもあり
那義的に思い入れの大きい作品です。
雄飛版も持っていますが、
同人誌掲載作品『together』と
陸裕千景子さんの描き下ろしイラストと漫画が
収録されているので買いました。
罪シリーズのレビュはコチラ
↓
罪シリーズ(絶版分)
罪シリーズ(ルチル版・『罪な後悔』まで)
罪な執着 罪な沈黙
罪なくちづけ 著者:愁堂れな イラスト:陸裕千景子
ルチル文庫 BL小説 2010年7月
★★★★
- 罪なくちづけ (幻冬舎ルチル文庫 し 2-18)/愁堂 れな
- ¥600
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◆あらすじ
田宮吾郎は、会社から帰宅中、男にナイフで脅され強/姦されてしまう。翌日、出張で大阪へ向かった田宮は、昨夜起きた同僚の殺人事件で容疑者扱いされる。そんな田宮の無実を信じてくれたのは警視庁の高梨良平。一緒に東京に戻った吾郎は、高梨に「一目惚れなんです」と告白され、身体を重ねてしまい……!? 大人気シリーズ第一作、待望の文庫化!! ◆
ストーリー的には、ツッコミどころは多々ありますw
高梨の行動や、それに対する田宮の反応が
えっ…って感じではあるんですが、
高梨は一目惚れしたと言ってるし、
田宮も自分の反応に、自分でも不思議がっていますし、
そもそも田宮も一目惚れってことで
納得しましょう。無理にでもwww
ってか、高梨、手が早すぎだろっ!www
ごろちゃんも流され過ぎ!www
でもね、那義はこのシリーズ大好きなんです。
きっかけはどうであれ、
この高梨と田宮の愛情は
この後どんどん深まっていきますから。
このシリーズを読むたびに
二人の愛に癒されますもん。
あぁ、これが愛し愛されるという幸せだよなぁと
思わせてくれるんですよ。
実は、那義がこの罪シリーズを
一番最初に読んだのは
『罪な復讐』だったのです。
雄飛倒産後でした。
それでこのシリーズが気に入ってしまい、
ルチル版を読み、
雄飛版を探して全部揃えたのですが
この『罪なくちづけ』は
なかなかみつかりませんでした。
その間、順番を無視して
手に入れたモノから読んでいってました。
だから、この『くちづけ』の真犯人もわかっていましたし、
その真犯人の深い想いも理解していたんです。
その状態で雄飛版の『罪なくちづけ』を
手に入れて読んだので
終盤、泣けちゃいました。
真犯人のしたことは、
とてもじゃないが、理解できないし、
けっして許せません。
でも、その犯行に至る前までの
彼の想いはとてもとても切ないです。
このルチル文庫『罪なくちづけ』発売記念として
愁堂さんがメルマガ会員限定で
SSを2本公開してくれてます。
那義も先日、読ませてもらいました。
これも、真犯人の心情を理解している那義には
とても切なくて…2本目のSSで思わずホロリでした。
それを読んだあとでの、
このルチル版『くちづけ』だったので
切なさ倍増でした。
そして、同人誌掲載作品『together』は
『くちづけ』の4ヵ月後の話。
もういつものごとく高梨がエロエロで
Hシーンがほとんどですが、
高梨に対する田宮の想いもたっぷりと溢れてます。
二人で過ごす時間を重ねてゆくことの大切さと、
その幸せを噛み締めてる田宮なのです。
これが、後のラブラブな二人を形成してゆくのですよね。
このSSの高梨のおバカ発言は…
『まな板の上のごろちゃん』でしょうwww
買ったばかりのダイニングテーブルの
強度確認の為(?)という口実で
高梨は田宮を…ウフフ♪
バカップル万歳!
そうそう!くちづけを改めて読んで気付きましたが
ごろちゃんが住むアパートは杉並区にあるんですね。
吉祥寺も近いみたい…(o^-^o) ウフッ
↑これは那義のサークル仲間にしかわからないツボです。
スミマセンwww
陸裕さんの漫画は、
愁堂さんと同じく、私も、
まさかこの二人が来るとは思ってなかったwww
ある意味、レアかも?(o ̄ー ̄o) ムフフ
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