前回の記事から半年経過してしまいました。DQ10もやってないし、アメブロ自体放置状態・・・
すんません、持病のヘルニアが悪化しまして(・∀・;)
さて、ここのブログにとって「エデンの檻」はとても意義深いマンガでした
半年放置したのでさすがにトップではないものの、「エデンの檻 考察」でググると検索上位に挙がったりですね・・・知人にブログを知らせるのにとても便利でした(ぇ
さぁそんな「エデンの檻」もいつの間にか完結していました!
感想ほかいろいろ書きなぐっておきたいと思います!<ネタバレを含むので注意です>
■全21巻の感想<ネタバレ少な目>
結論から言えば完結というよりは打ち切りですね
私がシャーマンキングとか結界師よろしくの「投げっぱなしEND」
完結するのか読者にも不安がらせたシャーマンキングや地味すぎて伏線も目立たない結界師と違って、思わせぶりな分タチが悪いかもですね
どの程度投げっぱなしだったかは後段で書くとして・・・
序盤の「絶滅動物の存在・攻防」、中盤の「深まる島の謎」、終盤の「人間同士の駆け引き」はなかなか楽しませてもらいました
また、凄惨な殺戮や水浴び等のエロなど少年誌(しかもメジャーな週刊誌)ではなかなか見ないものでとても印象的だったと思います
ラストには不満がありますが、期待度が高かったことの裏返しと思えば許せるかも・・・
一方、「絶滅動物の存在・攻防」他2点だけで押し続けたこととや、徐々に判明していく謎が読者の予想の範囲内だったことから、マンネリしていったように思います
もう少しこまめに伏線回収してれば人気を維持できたかもしれませんね
■考察<ネタバレ大>
謎や伏線について述べます
・飛行機事故の原因:不明
・機長が見た何か:不明
・この島はなに?:石動爺らの作った人工島
・この島はどこ?:未来
・絶滅動物はなぜいるの?:人工島を作るための費用集めのためっぽい
・地下にある人面岩は?:人工のもののようだが目的は不明
・ハデスって誰?:不明
・コーチャンどうなった?:不明
・灯台ってなに?:絶滅動物の設計施設
・アンテナってなに?:真ミイナの慰霊碑
・ピラミッドってなに?:絶滅動物の製造施設
・ピラミッドは何であんな形なの?:不明
・居住区ってなに?:そのまんま居住区
・居住区の形の意味は?:アキラ達の学校を模してる
・なんで人がいない(死んでる)の?:バイオハザード(テロ)が起きたっぽい
・なんで施設とかボロボロなの?:何十年も経ってるから
・島の外はどうなってるの?:不明
整理すると
アキラ達は修学旅行の帰りの飛行機事故にて未来へワープ
たどり着いた島は石動爺やアキラ母らが中心になって作られた人工島
アキラ母は晩年に見た夢により落ちこぼれのアキラに活躍の場を与えたかったらしい
島の外がどうなってるのか分からないけど、希望を捨てずに頑張ろう!
おわり
という感じ
連載中にも度々「漂流教室」と似てると指摘されてましたが
漂流教室の場合は「現在」と「未来」が微妙にリンクしてて、割とリアルタイムに母が子を手助けしますが、エデンの場合は予め助ける仕組みを用意してたってとこが違う
確かに母が島を用意してなければアキラ達の飛行機は海に真っ逆さまだったかもしれないが
状況が正確に分かるなら島を作るよりもっと効率的な助け方があるはず
これ以外にも諸々の矛盾があるので、単に面白い云々抜きで、このENDだとアキラ母の愛の大きさなんて全く感じず
むしろアキラ母が黒幕なんじゃないかと疑うレベルだと思います
もちろん嫌味ですが
「絶滅動物こわい」という出オチだけで21巻引っ張った作者はすごいと思います
ではでは