パンデミックののち、よーいどんで、国内線(=Bきゅうの場合アメリカ国内)、国際線(ただしANA便のみ)に搭乗したBきゅう。この年末に、Bきゅう流うな搭乗作法、名付けて、うな登城の儀、についてまとめたいと思いまする。

 

ど〜ん、ど〜ん。うな城から登城の銅鑼がなりましたら、いざ搭乗でございまする。

 

 

(あの〜、ふざけて書いてますので、ご了承ください)

 

 

 

 

うなとは、○ン○ク共通でなく、Bきゅう家が使っているUnited Airlineの呼称なり。

 

下々の者共、「うな」といふ者をらば、Bきゅう家の家臣と覚えし。

 

他家におひては、ゆーえーで通じまする、ご了承あれ。

 

令和の世におひては、これを昭和の親父ギャグと申しまする。

 

 

 

 

 

 

さて、うな藩にて、うな城への登城の儀とも相成りますれば、事前の準備が大事でございまする。

 

皆様、高家登城差添役の御指図の下、もれなきよう十分に御支度くださいませ。

 

 

 

 

まず、第一に重要な御支度は、航空券購入を間違えなく行うことでございまする。

 

関ヶ原以前には、皆様ご存知のように、航空券は、武家とその他の者の2軍にすっぱりと分かれ、

 

つまり、FirstとEconomyの選択でございました。

 

 

 

しかし、近年、うな藩に置いては、士農工商と同様のお触れが出され、四民を区別するようになったのでございまする。

 

そのうな藩における四民とは、United First、Economy Plus、Economy Preferred、Economyと申し、

 

航空券購入時のお席指定の際、エコノミーの航空券をぽちっと購入いたしても、お席の指定の段に於いて、エコノミー三民から一つを選ぶことになりまする。

 

 

エコノミープラスは、プラスアルファが付くので、エコよりも広いお席となりまする。

 

エコノミープリファードは、広くはないが好ましい席。つまり、尻尾席ではないということでございまする。

 

そして、ふつーのエコノミーは、ほぼ尻尾席でございまして、これがエコノミー料金で表示されるお値段でございまする。

 

うな上級藩士のみ、無償でEconomy Plusのお席を賜ることができ、一方、下級藩士や郷士、他藩の者においては、 Economy PlusやEconomy Preferredのお席を賜るには、それ相応の貢物が必要となりまする。

 

 

こうした格式の違いは、各藩によっても異なり、なかなか理解しずらく、高家登城差添役に御指南を仰ぐのもよろしいと思いまする。

 

 

 

 

第二に、

 

米国国内線、うなファーストのお席を購入されましても、それだけでは、控えの間(=うなラウンジ)は利用できませぬことをご了承くだされ。

 

控えの間のご用意が必要な場合は、別段に御坊主に御取計いをお願い致さねばならぬのでございます。

 

たとへ、うな藩の上級藩士であっても、藩内にての移動のみの場合は、控えの間を用いることはできませぬ。

 

うな藩の上級藩士は、遠国参り(=国際線搭乗)が伴う場合のみ、利用できるようでございます。

 

一方、他家の上級藩士、つまり他家の星荒物屋金格以上の者の場合は、控えの間も、用意されておりまする。

 

(星荒物屋金格= star alliance gold)

 

これは、ひとへに、他家の上級藩士がうな藩に来られる事が、すでに遠国参りと見做されるからでございましょう。

 

 

 

こうしたことは、江戸御城下とは違う御条法なのでございまするな。

 

たしか、アメリカン航空もそのような仕様であったと思いまする。

 

 

 

 

 

 

第三に、貴殿のような上級者の場合、うなファーストを購入されることも多いと思われまする。

 

うなファーストを購入された場合は、搭乗日5日前に、うな肝煎饗応差添役より、御食事表をメールにていただき、そこから、御食事を選択しておくことができまする。

 

なにぶんとも、御城内においては、格式が大事になりまする故、こうして御食事を指定しておきますれば、登城当日、直前アップグレードの輩と一線を画し、機内でのお坊主からの取り計らいもよろしくなることと存じまする。

 

 

 

 

さて、高家登城差添役から御指南がございましょうが、

 

塔城前日には、うな便搭乗予定者には、モバイルチェックインの御触れがくだされ、これを利用なされば、当日、お城の御門を手際よく通ることができるのでございまする。

 

 

 

 

 

 

こうした御準備の後、

 

登城日には、暁七つに起床し、行水をおこなひ、卯の刻には登城準備を整えるようお勧めいたしまする。

 

事前に、お城より前触れをいただくように手配しておくことも可能でございまする。

 

(↑3時間前にテキストもらったりできるのー)

 

 

 

どーん、どーん、どーんの登城の銅鑼がなりましたら、出立でございまする。

 

さて、お城までの行列は、近年Uber利用を用いて、簡素化し、

 

到着後は、共まわりの者が運びし行李は、チェックインをすませ、お城の者どもに託しまする。

 

 

 

のちに、お腰の物は、お城には持込ませぬので、お預けになり、

 

御門をくぐり、頃合いを見計らい、溜の間、つまり、搭乗ゲートと申します処、まで参るのでございまする。

 

 

 

 

 

殿様が、早めにお目見えされたり、異なる間に移り、お目見えされることもあるので、溜の間にて、お坊主の御指図どおりにされるとよろしゅうございましょう。

 

そして、控えの間をご利用になります場合は、早めに溜に移ることをお勧めいたしまする。

 

控の間では、多少の酒肴が供されるからと言うて、長尻は禁物でございまする。

 

 

 

 

さて、この後の、御搭乗におきましては、

 

貴殿の搭乗グループ案内がありますまで、溜の間にて静かに待ちまする。

 

 

 

搭乗の儀においては、お手伝いが必要なお客様の御搭乗からはじまり、

 

次に、御国のモノノフ、Active military

 

つづいては、城の上級藩士、つまり、Global memberや1K memberの搭乗となり、

 

2歳以下のお子様連れのお客様を優先し、

 

その後、グループ1からの搭乗がはじまりまする。

 

 

 

 

米国国内線に置きましては、たとえファーストクラスといへども、天袋競争がございますので、

 

天袋に手持ちの行李を入れんと欲す者は、一番槍を立てる勢ひにて、早めに搭乗グループの列に並ぶをスズシといたしまする。

 

 

 

 

また、貴殿が搭乗に遅れ、最後の一人となっての搭乗の場合は、

 

100mダッシュを一本の後、汗をかきかき、搭乗すると良いと思われまする。

 

こうした最終での搭乗の折にては、カミシモでお廊下を歩く事は、あらぬ誤解を招く恐れがございます。

 

 

 

 

 

こうして、飛行機に搭乗し、フライトアテンダント(FA)殿の指示の下、つらつらと機内で過ごすことになりまする。

 

飛行に関しましては、うな藩では、他家で修行されし師範格の者共を多々雇い入れし故、安定な飛行が多ございまする。

 

雷雲の隙間を縫うなどの小技、ばんぴー回避の術を用いる者などあり。

 

 

 

 

 

飛行機が目的地空港へ着陸の後は、FA殿のアナウンスに耳をお澄ましくだされ。

 

御でぃれいが顕著なる場合には、お乗り継ぎのお客様より、降機を促されまする。

 

そうではない場合は、機体前方より、降機いたしまする。

 

席次より前に降機が必要な場合は、前の席の方々に、その旨を申し上げ、降機順番を譲っていただきませう。

 

高家登城差添役様からも、こうして謙虚に降機されるよう勧められてると存じまする。

 

 

 

 

 

御でぃれいが、たいそうな場合にては、泣騒ぐ者ども多く、阿鼻叫喚な様相を示すことになろうと思われまする。

 

うなにおいては、こうした阿鼻叫喚を避けるため、また乗り継ぎ時間を確保するためにも、エコノミープラス席、またはファーストにしておくが肝要でございまする。

 

 

それでは、皆様のご登城、いやご搭乗をお待ちして

 

 

合掌