米国も、今週は、感謝系の祝日がございました。
こちらは、サンクスギビングデー。
秋の収穫を祝うのは、古今東西同じでございましょう。
(↑日本の勤労感謝の日も、もともとは新嘗祭ですよね)
ちなみに、カナダの感謝祭はひと月早いです。
(↑11月だと、秋の収穫というより、冬に近くなるからだと思う)
ただ思ふに、このターキーの丸焼きというのは、なんか虚無感が漂うのでございますよ。
このサンクスギビング用のターキーともなれば、フレッシュなやつだけで間に合うわけもなく、
たいていは、冷凍。
それを前日から、解凍させて、
洗ったり、中詰めしたりして、準備して、
丸焼きなので、焼くのにも、4ー6時間がかかるわけです。
そう、作業には、丸一日かかるのです。
が、できたら、ちょっと冷まして、すぐに、とりわけしやすいように解体されますう。
テーブルに、焼けたターキーをそのまま出すご家庭もございましょうが、そうすると切りにくいのです。
子供がいたら、大きなナイフを置いておくのも危ないでしょう。
Bきゅうの知っているご家庭の多くは、キッチンでの切り分け方式です。
そして、テーブルには、切り分けられたターキーの大皿盛りがサーブされるわけです。
だから、この黄金色になった切られる前のターキーの寿命というのが、けっこう短いのです。
つまり、
はじめから、骨を抜いたターキーを買うてしまっても、切り身で買うてしまっても、、、、御食事を始めるときは同じ。
そして、
実際、肉屋さんでは、deboneしたターキーも売っているのです。
(↑骨無しというても、たいてい背骨の部分を取り除いて、足はあったりするらしい。)
昔でしたら、残ったターキーの骨でスープを作ってなどいろいろしたかもしれませんが、そういう御家庭も減ったのではないでしょうか。
たぶん、このdeboneターキーに、今後はシフトしていくのではないかと推測です。
ともあれ、秋の収穫を感謝して、
合掌
