翌朝、8時半。
ドアをトントントントンと早拍子で3回ノックされたと思うと、
返事をする間もなく、
思いっきし、ドアを開けられました。
Bきゅう、シャワー後の着替え中。
げげげ。
風林火山、敵の攻撃にはいつも備えよう。
そう、
備えあれば憂いなし。
チェーンみたいのかけていたので、
本当は全開しませんでした。
風林火山、守ること山のごとし。
部屋を出るときにわかりましたが、
まだ、ドアの脇に前日の宿泊者の食べかけのヨーグルトとコーヒーが置かれたままだったので、
ハウスキーピングの人は、チェックアウト後と思われたのでせう。
でも、開ける前に確認しろ。
それにしても、
食べた後の食器をあるまる一日置きっ放しって、チャレンジャー。
ちなみに、部屋には、カップ類がコーヒー用紙コップしかなく、
洗面台のところには、グラス、カップはなく、
これもチャレンジャー。
そうして、朝、日本行きの飛行機へ乗るべく、火星へ戻って来たのでございました。

火星探査機は今日も元気。
この火星へ到着したのが、ANA便のカウンターが開く少し前でございました。
ですから、今回はそのカウンターオープンを拝見いたしました。
感想は、
ひえ~、デパートみたい。
出発の3時間前になり、カウンターがオープンする時、
ANAのチェックインカウンターで仕事を始める人々が、
皆、一列に並んで、待っているお客様に対して、うやうやしく一礼。
う~ん、これ、以前からやっていたかなー?
最近、導入されたように思いますう。
ともあれ、どうカウンターをオープンしようと構わないのであって、
Bきゅうは無事ボーディングパスを受け取り、セキュリティーを通り、ANAさんラウンジに直行でございました。

ここで、ネットとメールするのでございますう。
(注意:IAD空港では近年、無料wifiアリ)
ANAさんのラウンジは空いておりました。
やはり、理由は我々の搭乗する飛行機が、Club ANA(=旧式)だからでございましょう。
北米のClub ANA最後の砦。
まだ健在。
ウエッブサイトには、『ワシントンDC便にもスタガード(Bきゅう式通称、市松ちゃん)導入』と書かれてあったのにねえ。
787の件もあって、機材のやりくりが安定していないのでせうか。
いや、導入というのは、導入であって、すべてを変更するという意味ではないからそれでよいのか。
ライフラットでもフルフラットでも、よろしいのであって
そして、ANA監督に御見送りされて、ラウンジから機内へ。
(ANA監督=このIAD空港のANA地上係員グループでよく見かける。顧客に対応するよりも、全体を監督している感じ~なので、この命名)

機内では、出発前に、てれてれのスパークリングワインをいただき、それで口を潤して、
アルコールひと口入って、ぼけーっとしながら離陸。
スタガードだと仮定して、席を予約したので、いつもより1つ前の席。
Cクラスのしっぽ1つ前。
風林火山、林の章へ突入でございまする。
(林=休めそうだから)
合掌