例の非営利団体の集まりがございました。

タダメシにつられて、ほけほけと出かけたBきゅうでございます。
(いや、ほんとーは、用件もあるのです)

今回の場所は、カントリークラブでございました。

この団体は、基本的に**クラブってのが好きみたいでございます。



昨年夏は、某会員制クラブ(つい最近まで女性はメンバーを認めなかった)が会場で、今年は、『90年の歴史』を誇る某カントリークラブなのです。

90年、歴史の重みでございます。



まあ、カントリークラブというだけあって、場所は郊外なので、夕方のラッシュにまみれました。

さらにいえば、『90年前の郊外』なので、あまり遠くもなく、ヤフーマップによれば、家から16分ということでした。。。。が、、、、渋滞のため1時間近くかかりました(涙)。あまり遠くないから、高速でしゅっというわけにいかず、市内の渋滞にまみれたのでした。90年前の郊外。

そう、90年、歴史の重みです。



さて、カントリークラブの看板にそって、車を中に入っていくと、バレット制になってました。大きな鍵箱があります。バレーなので百個くらい車のキーをかけられるわけですが、その鍵箱にフタがありません。。。。丸見えです。

バレットおじさんが、車を動かしたあと、そこにぺろんと鍵をかけておくだけのようなので、誰でも鍵を盗めそうに思います。が、それでも大丈夫ということは、とっても、『カントリー』。

そう、90年の重みなのでございます。




たしかに、90年前だけあって、石作りの建物はお化けが出そうなくらい古うございました。夏でも一階部分は、ひんやりとしており(エアコンかも)、ほの暗く、Bきゅう、この建物内で、夜は絶対に一人でお手洗いに行けそうもありません。

これも、90年、歴史の重みでございましょう。





お料理も、その歴史を感じさせる古典的な洋食でございましょうか。

いや、絶対にそうだと思っていたのでございます。

たとえば、スパークリングウォーターを所望いたしましたら、ちゃんと、レモンとライムが添えられてありましたし、テーブルにはフォークとナイフ、スプーンなどがきちっと並んでおりました。




が、

何これ。

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中華、ちゃうか~。


餃子やね。

固いよ。



ワンタンスープのワンタンも固っ。

お写真を忘れてしまひましたが、いや、ワンタンスープというよりも、普通のコンソメスープに無理矢理ワンタンを入れたみたいだったのでございます。

そう、コンソメスープ。
このスープの部分はおいしかったのでございます。正統派のスープでございました。単に、そこに食いちぎれないような、それでいて、貴婦人の帽子を思わせるように大きく固いワンタンが、スープ皿を覆うように入っていたのでございます。

貴婦人の帽子

もう、頭の中は、マリーアントワネット






さて、マリーアントワネットの次の試練は、数々のメインディッシュをどうさばくかでございました。

中華らしく、いくつもの品が大皿で出てきたのでございます。
ターンテーブルではございませんでしたので、取り分けるのに体力を使いました。
大皿料理は、重いのでございます。
さらにいえば、マリーアントワネット、お取り分けは下手なのでございます。

下のお写真は、がんばってお取り分けした後でございます。

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お味の方はマリーアントワネットのお食事なので、まずくはないのです。
ラタトゥユのようなオリーブぽい野菜(イタリアン~だよ)や、
なんとかの南蛮漬け(給食か?)みたいなやつとか、
海鮮炒め(かな?)などがございました。
もちろん、パンもございました(本当に中華か?)。


ところで、この『海鮮の炒め(かな?)』ですが、エビとかイカなどが、たぷたぷとスープみたいなところに浮かんでおりました。まあ、海鮮をいためて、野菜を入れて、スープっぽいのを入れたら、海鮮からも野菜からも水分が出るので、予想より水分が多くなってしまったようなものでございました。

そして、それをボールから、スプーンでとるのでなく、トング(あのゴゴミ拾いとかで使うやつ)で摘むようになっておりました。


よくわからない(汗)


トングで、この小さくなったエビをすくうのか?


この段階で、頭の中は、マリーアントワネットが、ゴミ拾いのトングと格闘でございます。


この海鮮は、スープとして出してくれたら、飲み干したくらいおいしゅうございました。でも、、、トングで取り分けるものではございません。



何かが違う、90年、歴史の重み


ぜいぜい。





食後のデザートはアイスクリーム。
私はいただきませんでしたが、見ただけで、ほっとした雰囲気になりました。
食後のコーヒー。
これもほっとしました。



総括:ここまでうだうだ書くことなく、おわかりいただけると思いますが、こういうところで、中華を頼むって、すんごーーーく、チャレンジャーでございます。

ここは~、やはり何と言いましても、90年の歴史の田舎のクラブ。

とても、古典的にアメリカナイズされた中華でございました。

ほんとうにコンソメスープはおいしかったのでございます。
海鮮(スープ)もよろしかったのです。
ラタトゥユもおいしかったのでございます。
南蛮漬けもおいしゅうございました。
パンもおいしゅうございました。
食後のコーヒーもおいしゅうございました。




ただ、90年の歴史重みは、中国四千年には及ばなかったのでございました。


そういう意味では、興味深い体験でございました。



合掌