可愛くて大好きな花で今年は白花も観る
ヒメヒオウギ(ズイセン)が今年も庭に沢山咲き始めました。
毎年の事、種子で増えて、あちらこちらで花を咲かせます。その株がかなり増えました。綺麗で可愛くて好きな花です。
スイセンという名前も付けられて呼ばれる事がありますが、分類上はアヤメ科クロコスミア属の一種。いわゆる「フリ-ジァ」に近縁という方が似つかわしいですかね。
フリ-ジァによく似た葉で、細い葉の間から、細い花序が上がり、株が小さい時は花も1~2輪程度ですが、大きな株になると、まさにフリ-ジャの様に5~7輪くらいの花を着け順番に咲きます。
咲き終わった後には、一輪の花から黒い球形の種子を数個着け、そのほとんどから発芽して1~2年後には開花します。
以前まではほとんどの花が紅色だったのですが、今年は突然に白い花が咲きました。遺伝情報上の変異でしょうが、恐らく劣性ホモの様な形式でしょうか。
色々な文献を調べてみましたが、このヒメヒオウギの遺伝形式は見つけられませんでした。大きな個体である「ヒオウギ」は遺伝形式が詳細に書かれている文献がありましたが。
やはりそれ以外の場所に生えている個体は、ほぼ全てが「紅色」。
これから暫くは大きな株から小さな株まで、順次一ヶ月くらいの間、庭を楽しませてくれます。
家の壁塗り替え工事も終了し、足場の解体も行われたので、やっとこうして庭の花もゆっくり観る事が出来る様になりました~~。
りんごいちご
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