これも商売の一つとして成り立っているのが不思議
 
 
 
今私の隣のテ-ブル席で、いわゆるキャッチセ-ルスの出先版の様な風景がある。このお店で会う事にしたのでしょう。営業マン風の若き女性と客、そしてもう一人中年男性。
 
「騙されるな!!!」。「一度食い付いたら中々離されないぞ-!」。
 
 
あ-あ、とうとうサインしてしまった!。定期購入の~云々!。「初回の2万3千円のお支払い~!」。そして目の前にサンプルらしきボトルの二本や、袋入りの某か~~について、お持ち帰りの場合の説明。
 
緑茶エキスが肌に良い事と言う名目で、それを含む(?)洗顔液や乳液、シャンプ-等を説明して売りつける。客(カモ)は40歳代と思しき女性。
 
ちょっと化学に知識がある人なら、「何言ってるのこの人?」と、逆に思いっきり突っ込みたくなる様な説明。これでも騙される様な人が、客(カモ)に選ばれるのでしょうねぇ~~。
 
まあ、ク-リングオフも可能でしょうけど。しかしその際は多分、会社の偉いさん(ボス)が電話に出て半脅迫的・強制的に契約を継続させる事もある。そんな場合は怯まず消費者センタ-(コンシュ-マ-センタ-)に、直ぐ電話するべきです。
 
勿論購入者が、何ら問題を訴えず満足しておられるならこれはこれで問題無い。しかしそれにしても高い。新興宗教的で私としては聞いていて実に不愉快。
 
契約締結が済んだら途端に話の話題を変えて、にこやかに自分(営業マン)の私生活に関わる様な話を語るプロパガンダ。これで成績が一つ上がったって事での安堵感からでしょうか、それとも和やかに交渉終了を招く様にする為でしょうか。
 
そして一緒に居たもう一人の中年男性は、どうやら女性営業マンの上司だったみたい。終始黙って聞いているなと思って観ていたら、最後になってにこやかに一緒に会話している。部下(?)の女性営業マンの、売りつけ文言等で不備や形勢が悪くなった時に助っ人に入る人かも。それまで堅い顔をしていたのに、売買契約が成立すると観れば急ににこやかな顔になる。
 
世の中にはこう言う形で、嘘の様な商品がバカ高い価格で取引されているのでしょう。何か悲しくなる。(笑)
 
キャッチセ-ルスと言う方法での販売商品は、「そうしないと売れない」曰く付き商品だと言う事を、根底に持っても何ら間違いは無いと、私は思っています。時には不法商品もある事を忘れずに。特に健康食品や化粧品類は安全性や、混入する不純物などによる被害が後を絶ちませんから。
 
 
 
リンゴりんごいちごいちご
 
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