河内の下町ガ-ド前に素晴らしいお店が

 

 

 

職場のある地元・大阪で久し振りに飛び込みで居酒屋に入りました。「松崎屋」さんです。

 

東大阪市の北の端(旧・河内市北部)、鴻池新田にある酒場なのですが、実は前を何度か通っており、その際にとても気になっていてこの度、遂に入店~と言う事になりました。

 

場所は、JR学研都市線(片町線)の「鴻池新田」駅ガ-ド前南側にあります。ちょうど高架になっている駅ホ-ム・京橋方面から見下ろせる位置にあります。

 

 

お店の正面は上写真の様な感じで、私にとっては見るからに引きずり込まれそうな暖簾が掛かっています。自転車で見えている方も多いのか、店前は写真の如くです。ダメですよ飲酒運転になりますから~~。

 

さてその暖簾をくぐると店内は広く感じる四角形の空間。カウンタ-席がおおよそ十数席、テ-ブル席は4人テ-ブルが4卓と、6人テ-ブルが1卓、こぢんまりとした店内です。

 

勿論私はカウンタ-席の一番奥に座り開始です。もう既にその時間は地元の常連様と思しき方で店内はほぼ満席。店主のご夫婦と店主のご母堂様の3人で賄われているご様子。店主が料理のほぼ全てを担当。アルコ-ル類の準備や配膳は奥様とご母堂様。家族経営の典型的な良い風景~~。

 

 

取り敢えず私は瓶ビ-ルを注文すると、この店は樽生も瓶も全てサッポロ。これはある意味嬉しい。大瓶が510円(税込み)、これも安価です。

 

料理は基本的なメニュ-はテ-ブル上にあるメニュ-表に書かれていますが、その日のおすすめメニュ-がカウンタ-前のホワイトボ-ドに沢山書かれており、どちらかと言うとそのボ-ドのメニュ-の方が沢山ありそうです。

 

そんな中から先ずは季節メニュ-と言う事で、菜の花のお浸し、そしてう巻き。料理の味付けは比較的濃いめ。甘みも辛めも強めかな。でもそれが逆にお酒を進ませる。言い換えれば一品あればお酒が結構進んでしまう感じです。危険な状況。

 

 

地域密着型の居酒屋の雰囲気がとても漂うお店ですが、店主のご母堂様に伺うと、この地で昭和47年から営業しているとの事。今年で丸47年営業の老舗と言う事になります。ちょうど東大阪市が誕生した頃かな?。当然その当時からのお客さんもおられると言う事で、これは素晴らしい。

 

こうして長年営業されている中で、今も昔と変わらないのが、上写真の「お好み天ぷら」~。カウンタ-テ-ブルの前に陳列されている天ぷらは、お好みで選ぶと揚げ直して直ぐに写真の様に透明のだし汁に漬けて提供される。このだし汁がまた旨い。関西特有のダシのみの香り。

 

私はその中からレンコン、アジ、海老をチョイス。衣に絡んだダシの香りが素晴らしい。天ぷらの衣自体に少し味が付いているけれど、薄いダシで丁度良い味わい。この提供の仕方は素晴らしい。あまり他では見かけないです~~。

 

 

料理の種類はきわめて豊富で刺身は勿論、焼き鳥から揚げ物、一品料理も揃っています。お酒もほぼ全てある。ビ-ルに関してはマ-スジョッキ(910円)まであります。

 

そしてそんな中から、日本酒に移行した後は厚揚げ焼きや、紅鮭の塩焼きを注文。これも味付けは丁度良い。腹身の辺りの塩加減が丁度良かったなぁ~~。

 

勿論、〆の飯物も麺類もありました。ヤキソバに結構惹かれましたがガマン(笑)。しかし汁物を悩んだ末、思わず目を惹いた「湯豆腐」。6分間お待ち下さい~と書かれた湯豆腐は、上写真の様にワカメと刻みネギが添えられた物で、昆布の合わせダシで煮られた、極めて香りの良い物。

 

お酒が進んだ後の〆には最高。胃も温まるしね。

 

 

と言う事で、久し振りに飛び込みで入ったお店が大正解でした。気になっていたお店だったので、もっと早くに伺えば良かったとつくずく思いました。

 

いやぁ~美味しかった、御馳走様でした!!。

 

 

 

居酒屋「松崎屋」

〒578-0976 大阪府東大阪市西鴻池町二丁目1-47

TEL 06-6744-4000

営業時間 16:30~23:00

定休日 日曜・祝日

禁煙席無し、カ-ド利用不可、予約可

 

 

 

 

リンゴりんごいちごいちご

 

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