22年振りに再び主演を演じる事の期待を~
 
 
 
今から22年前(1998)に制作された映画で、「松たか子」が若き頃(19歳)の初主演の短編映画があります。
 
それは「四月物語」。実はこの映画をもう5回観ているのですが、脚本・監督である岩井俊二氏の事を知ったのは実は最近なのです。
 
上映されてから直ぐの頃に一度観た後、つい最近までその事すら忘れかけていました。何せ22年前で、私が以前の職場から今の職場に替わる時の頃でしたから、映画の事は忘れもしません。
 
ただその理由も、主演の「松たか子」が当時メッチャ可愛く感じて好きだったからなのです。当時まだ彼女も19歳と未成年でしたが、役柄本当にこの時点で既に招来を感じさせる演技を感じました。
 
そして松たか子は、この映画で「第8回日本映画批評家大賞女優賞」も取っています。勿論演劇だけで無く、また歌手としても好きだったので、一時期本当にはまっていました。
 
今日何故これを記事にしようと思ったかと言いますと、つい先週の1月17日に公開が始まった、同じ岩井俊二が脚本・監督する「ラストレタ-」と言う映画に再び、松たか子が主演で出ると言う事を昨年末に聞いていたからです。
 
未だ「ラストレタ-」自体は観に行っていないのですが、これは間違いなく近日中に足を運ぶ予定です。そしてその前に再度この「四月物語」を復習しておこうと思い、それ以後、これまでにもう既にまた4回程観ました。
 
岩井俊二監督の映画は多数あるのですが、色々な評論家の記事を見ていますと、殆ど多くの方が同様な事を記述されています。
 
それは人間味と言うか、人と人との心の触れ合い、繋がりの温かさ・・・・を感じさせる作品が多いと言う事。なる程・・・・と頷きました。
 
 
この「四月物語」は67分という短編ではありますが、心打たれた作品である事は間違いありません。若き頃の「松たか子」の可愛い眼も素敵ですし、同じ若き頃の「田辺誠一」の姿など、思えば流石に演劇の上手さは当時からずば抜けていたと思います。
 
東京都武蔵野市・国立市、またロケ地として武蔵野市・吉祥寺にある「成蹊大学」が舞台になっていますが、北海道旭川市から、高校時代に大好きだった先輩を追って、先輩が通う同じ大学に行くべく受験し合格。そもそも、東京で先輩がアルバイトしていると言う本屋で、後輩が買ってきてくれた書籍から、「武蔵野(大学)」(武藏埜=国木田独歩)と言う地名に引かれ、その先輩を追う事になる。
 
そして後輩から聞いたその本屋に、逢えるまで何度も通い、遂にアルバイトしている先輩に遂に巡り会う・・・・。
 
その大学を受験すると言う動機としては不純かも知れないけれど、そんな大好きな先輩を一途に思う彼女の姿の純粋さと、見知らぬ地での色々な人との触れ合いが彼女を大人にさせて行く・・・・そんなドラマです。
 
役者陣も劇中劇も含め素晴らしいメンバ-です。
 
 
 
そんな四月物語を何度も観て、早々にこの今公開中の「ラストレタ-」を観に行きたくなりましたし、実に期待です。本当に直ぐにでも観に行くつもりです。そう、もう観られた方も多い事でしょう。またその時に続きの記事を書きたいと思います。
 
早く観に行きたい!!。
 
 
 
 
リンゴりんごいちごいちご
 
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