身体の中の不要物を何か再利用出来ないか

 

 

 

昨日の記事内容に類似するのですが、世界中でも研究され尽くしていると思うけれど、未だに実現・成功していない事案。お腹の脂肪の事。

 

医学がかなり発達した時代なのに、物理的に可能になっていない、皮下脂肪を取ってしまう「脂肪吸収機」みたいな物。

 

ドラえもんに頼めば何とかなるかも知れないですが、非現実的な漫画の世界の話(笑)。

 

お腹周りの脂肪を外科的に取る事は、特にアメリカなどでは、これはもう実際に行われている事ですが、予後の問題がまだ残っています。最悪の場合は死を招く恐れもあるので、あまりお勧めは出来ませんが、日本の肥満度とはレベルの違う肥満ですから、それでも術を受ける人は多い様です。

 

まあまだ日本では普及していないし、リスクも高い事から今後どうなるかは判りません。それよりそんな手術をしても、内因的な要素である食生活改善する事や、運動負荷を加えずして皮下脂肪を減らす~痩せる・・・・なんて事はあり得ません。

 

「やせ薬」・・・・ではありませんが、2型糖尿病の治療薬の一つに「トホグリフロジン」と言う物がありますが、これは健常人の治験時での調査で、確実に体重減少などが観られる様です。しかし医師の処方無しでは購入出来ませんし、基本的には食事療法・運動療法を加えても、糖尿病の症状改善が観られなかった患者に限定して処方される(保険適用)物です。また腎機能障害がある方は処方に厳重注意となりますしね。

 

トホグリフロジンと言う薬剤は、腎糸球体で濾過されるグルコ-スの再吸収を担うトランスポ-タ-であるナトリウム・グルコ-ス共輸送体−2(sodium glucose co-transporter 2)(SGLT2)を選択的に阻害し、尿中へのグルコ-ス排泄を促進する事により、血糖を低下させる働きがあります。

 

この投薬を受けている患者さんで、一回の尿中に5000mg/dL(100mL中に5g)くらい含まれる様な人の場合、一日の尿量が1.5~2.0L だと仮定すると75~100gのグルコ-スが含まれています。それこそ舐めれば甘く感じるかも・・・・です。

 

なので、これを使用している方の尿を集めれば、純粋なグルコ-ス(ブドウ糖)が精製出来るのでは無いでしょうか。

 

また先ほどのお腹周りの脂肪についても、外科的に取り除いた物を集めて、その脂から皮膚の保護用クリ-ムだとか、鹸化させて石鹸を作ったりすれば、皮膚の弱い方でも自分自身の身体由来であれば、問題が無いのでは無いかと思ったりもします。

 

そんな研究をしている人はいないのかな・・・・と思います。言い方が汚らしいですが、排泄物から純物質、それも有用性のある純物質を精製する事は、あまり考えないのかなぁ。ふとそんな事を考えてしまいました(笑)。

 

 

 

 

 

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