毎年の事、通勤電車空調が風邪を引き起こす

 

 

 

12月に入って、流石に朝晩の気温がまさしく「冬」らしくなって来ました。

 

今の時期一番困るのが出勤・帰宅時の服装。

 

私は仕事柄、ス-ツで仕事に出る事は希で、概ね楽な服装で出かけます。その分、余計に服装に悩むのです。

 

ス-ツならコ-ト・・・・・と言う感覚で、簡単に決まるのですが、そうでない場合はアウタ-の種類とインナ-の種類の組み合わせが意外と難しい。

 

インナ-を厚着するとコ-トなど着なくても、まだ今の時期なら何とかなる。しかし今朝もそうでしたが、気温が一桁で、かつ5℃を切ると、もうこれは真冬の服装であってもおかしくない。

 

私の住む街は朝晩が冷え込みやすい。しかし仕事場が大阪中心のビジネス街であり、比較的暖かい。なので実際に家を出てから職場に着くまでの間で、寒い外気に触れる場所を移動する時間はほんの僅か。

 

しかも通勤電車の私鉄は、車内の温度設定がいつもバラバラ。車掌の手腕で変わる。これが実に許せない。と言うかマニュアル整備が出来ていないのでしょうか、それとも自動設定がおかしいのでしょうか、何れにしても日によって全然設定が違う様に感じます。

 

今日も職場までいつもの電車に乗り、駅を降りて出発する列車の窓をずっと見ていたのですが、換気が悪い為か人が単に多いからか、私の乗っていた車両を含め前後数車両は窓が真っ白。暑い思いをしても上着が脱げず、降車すると一気に冷えて、逆に風邪を引きそうになる悪循環。

 

どの車両も、中の状態が外からはほとんど見えない程の窓ガラスの曇り方。なのに最後部車両である「女性専用車両」はほぼ全く曇っていない。

 

女性専用車両だけが空調を設定上変えているとも思えない事から、混み具合がとても少ないのかも知れないけれど、どちらかと言うと男女の代謝の違いで発する熱量が異なると言うでしょうか。元々clo(※)値(衣類の熱抵抗を示す単位)の違いがある訳で、女性の方が快適に感じる温度は男性より遙かに高い。

 

※ clo値=1cloとは気温21.2℃、相対湿度50%、気流0.1m/sの室内で、着席安静の状

        態にしている成人男性が快適である熱抵抗(着衣量)。

 

だから裏返せば、女性専用車両は寒いのかも知れない。だから汗もかかない(不感蒸泄が少ない)し、窓ガラスが曇らないとも思える。

 

それならば、毎日電車内で暑い思いをして、上着さえ脱ぐチャンスが無い程に混んでいる「女性専用車両以外」の車両の暖房を控えめにするか、夏場の「弱冷車」に変わる「弱暖房車(または無暖房車)」を作っても良いのでは無いかと思うのですが如何でしょう。

 

エコカ-ではありませんが、暖房が無くとも混み合えば「外気換気」だけで十分では無いかと思うのです。それでは寒いと思う人は他の車両に移動すれば良い訳で、これは夏場の弱冷車と同じ考え方なのですが・・・・。それで無くとも換気(強制換気)すらしてくれない車掌が多いですから。

 

これこそ、エコカ-(エコ車両)と言う名の車両として使えるのでは無いでしょうか。

 

 

と言う事で、今日の私は、インナ-を薄めのセ-タ-一枚で、上にダウンコ-トにしました。職場では仕事着に着替えますから、冒頭に書きました様に、寒さを感じるのは朝の出勤時と夕方の帰宅時だけの話となります。

 

これから冬至に向かって段々この寒さも強くなって行く事でしょう。

 

風邪を引かない様に~~!!。

 

 

 

 

リンゴりんごいちごいちご

 

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