要するに「おでん」ですが実に美味しいお店!
最近、おでん物の話が多くなりましたが、季節は夏~~。冬では無いけれど好きな物は好きなんです。
今回は大阪の北東部、鉄道路線が集中する京橋駅(JR大阪環状線・JR学研都市線・京阪電鉄本線・地下鉄長堀鶴見緑地線)から歩いて5分程の場所(地図は下)にある、関東煮のお店・大八さんです。
厳密に言うと「おでん」と「関東煮」は異なりますが、具材や味付け見た目は同じ様な感じです。そんな関東煮が美味しく戴けるお店です。
そもそもおでんという食べ物は、田楽を指しており、味噌を付けて食べるのですが、関西生まれの「関東煮」は「かんとだき」と読み、おでんの事を指します。ややこしい話ですが、要するにこのお店の料理は、いわゆる「おでん」だと思って問題無いと思います。
さてお店は「くの字」のカウンタ-席が7~8席とテ-ブル席(4名)が1卓ありました。静かな雰囲気のお店で、カウンタ-席が実に落ち着きました。
にこやかでお話しも上手な店主の平野氏ともお酒の話で盛り上がれる、和みやすいお店だと第一印象で感じました(撮影許可と掲載許可を得ています)。
カウンタ-は広めに取られており、目の前奥に「角鍋」があり、美味しそうに煮込まれている具材が見えます。
オ-ソドックスな具材から季節の具材まで二十種類以上と豊富でしたので、大好物から幾つかチョイスして、大きめのお皿に盛り付けて戴きました。ダシが絶妙で、実に美味しい。見た目関西風でダシの色も殆ど透明な物でした。しかししっかりと味が染み込んでいる。
取り敢えずは瓶の「YEBISU黒」があったので、何故かそれでスタ-トです。
最初はオ-ソドックスな具材である、焼き豆腐・大根・コンニャクでスタ-トです。このサイコロ状のコンニャクも味が良く着いている。思わずお代わりしてしまいました。ヘルシ-だしね。
「関東煮」ですが、やはりこちらは具材によって添えられるのが、「ワサビ」であったり「柚胡椒」であったり、「辛子」であったり、様々な味が戴けます。
こうなると日本酒が欲しくなるのは必定~~と言う事で、店主お勧めのお酒から、三重県津市にある「寒紅梅酒造」の純米吟醸「NATSUSAKE」を戴きました。まったりと美味しい。グラスで120mL位入るでしょうか。
関東煮を追加する前に、「うるめいわし」を炙ってもらい、次に戴く具材を考える~~。
平日だった為もあってか、お客さんは私以外2人。それは常連さんの様でした。カウンタ-席の常識(?)的な雰囲気からその方とも時折、言葉を交わす。それがまたこう言うお店での醍醐味とでも言えるでしょうか。いと愉し~~です。
続いて「ネギ巾着」や、「つくね団子」を注文したら、串に刺された出て来たつくねも良く味が染み込んでいる。刻みねぎがまた宜しい~~。
そうしていると店主が冷蔵庫からメニュ-に書いていないけれどいかがでしょう・・・・と、奈良の「風の森」を出してくれました。これは奈良のお酒でも良く飲むお酒です。旨い。
そうこうしていると、何と若い二人連れの中国人女性がやって来ました。隣に座られたのですが、どうやら日本語が余り解らないご様子。旅行者でしょう。しかしさすが店主が英語で対応。見事に「関東煮盛り合わせ」が発注となりました。聞いていて微笑ましくなったのは私だけでしょうか。
「京橋」という環境は、結構外国人も多いと聞きます。さすがに地域を物語っているのでしょうか、若き女性二人~~。日本語もハングルも殆ど通じなかったけれど、勇気ある二人とついつい乾杯してしまいました。
さてさてそんな大阪の下町・京橋で、美味しい「かんとだき」のお店に巡り会えました。リ-ズナブルで美味しい関東煮~~。このお店も確実にまた伺いたくなったお店でした。
店主の「平野繁」さま、お世話になりました。また確実に伺います!!。ご馳走様でした。
〒534-0024 大阪市都島区東野田町五丁目8-10
TEL 06-6928-3175
営業時間 18:00~23:00 (お客さんの状況に因り多少変動あり)
定休日 不定休(6月中は8回の店休日あり)、ホ-ムペ-ジ上で月毎に告知
予約可、カ-ド利用可、喫煙可能(禁煙席無し・要確認)
りんごいちご
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