灯台を見つけると何故かワクワクするのは変人?

 

 

 

過去から何度となく、好きな風景の記事に出て来る、ちょい出しする、「灯台」の話。

 

個別のテ-マにしようかと考えたくらいのこだわりの内容なのですが、事実私はそこまでの、まだまだ知識の無い、ただ好きなだけの未熟な者ですから、取り敢えず好きな風景の一連の記事テ-マにまとめて入れておきたいと思います。

 

さて色々な場所に出張や行楽で出掛ける事がある時、それが海沿いの場所であったとしたら、必然的に地図の海岸線・細部確認をする~~。

 

そう、海辺にどこか「灯台」は無いかな・・・・と探してしまいます。これは鉄道マニアが行った先々での鉄道路線について熱く語るのと同じで、灯台も語らせば私の中では間違いなくマニアの一人だと思っています。

 

灯台の事についてそりゃぁ、相当のマニアがおられる事は間違いないのですが、鉄道や社寺仏閣マニアに比べれば数は少ないかも知れません。そして日本全国の4000前後ある灯台の全てを網羅するのは確実に無理だと思いますが、少なくとも訪れた先では、極力近くまで行き、画像に収めたく思っています。

 

 

そしてこの灯台の事と言えば、余りにも有名なお二人の名前が浮かびますが、それぞれのサイトを是非覗いてみて戴きたいと思います。それは、 辻俊介さんのサイト、「小さい灯り」、そしてもう一人灯台マニアである、不動まゆうさんのサイト、「灯台どうだい」です。

 

どちらも思わず猛烈に惹き付けられるサイトですので、興味のある方は是非検索してみて下さい。ここでは敢えてリンク表示はしませんので~~。

 

 

「台風並みの風と雨」の中、関門海峡を汽船で渡った事を先日記事にしましたが、その時に船中から撮った、私にとってはとても貴重な写真を今日はUPします。

 

白と赤の灯台。これは二基同じ港湾から出る先の突堤に向かい合って建っていました。実はこの白と赤の灯台にはル-ルがあるのです。

 

港湾を出る(入る)際の突堤位置を知らせしめるもので、「陸から見て左(沿岸から見て右)」が赤色の光を放つ灯台(赤い灯台)で、「右(沿岸から見て左)」が緑色の光を放つ灯台(白い灯台)なのです。

 

勿論場所によってはこのうちの片方だけが設置されている所も多く、その場合はほぼ「紅い色の光(灯台)」のみとされます。

 

今回の上二枚の写真は、下関側の下関港の出口にあたる二基の状況です。

 

 

陸から向かって出港する際右手に見えるのが、航路標識番号 5425.1 の「下関市あるかぽ-と東防波堤灯台」。そして左手に見える赤い灯台が、航路標識番号 5425 の「下関外浜町防波堤灯台」です。

 

どちらも光の到達距離はそう遠くなく、4~5マイル(7~9Kmほど)となっていますが、関門海峡を通過する船舶にはこれで十分なのでしょう。

 

どちらの灯台も、防波堤上を直ぐ近くまで直接行く事が出来ますが、実際の所この場所に行くには港湾を大きく外回りしなくては行けません。車かバイクでもあれば楽ですが、歩いて行くには少々キツいです。今回の場合は敢えて船舶からの写真が近くまで行き、ベストかと思います。

 

 

さてそしてもう一つ、今度は船で北九州・門司側に渡った先に見えて来るのが、素晴らしきレトロの灯台です。それは門司西海岸5号防波堤灯台(門司レトロ灯台)です。

 

 

見るからにレトロな灯台でした。濃い赤で、しかも網の様な構造が心惹かれます。

 

航路標識番号 5426.3 の赤い灯台。 5マイルの到達距離があります。暗赤色の発光を3秒毎に繰り返す発光で、出来れば夜に見たかったのですが、時間的にその時間までは・・・・。

 

航空写真で見てもらって解る様に、先程の下関港の様に、防波堤が両側から迫る構造では無いので前述の様に、この港湾では片側(陸から見て左側=海洋から見て右側)の赤い光のみの灯台となります。

 

 

さてそんな三つの灯台を船の上から楽しみました。興味の無い方には実につまらない記事なのですが、国道(酷道)・県道(険道)マニアや道路標識マニア、それらのマニアに共通する何かがあるのでは無いかと思っています(因みにそれらも好き~~)(笑)。

 

灯台には色々な種類があるので、これからも色々な場所で、これらの航路標識を撮影してみたいと思います~~。

 

 

 

 

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