平地の満開時期は過ぎ去ろうとしていますが

 

 

 

本州の平野部では4月の中旬に満開になり、5月初旬にはもう散り染める「ツツジ」の多く。

 

しかし少し標高の高い所では時期はややずれ、また場所によってはやや高山に咲くツツジの他種との混在で見つける事もあります。

 

ツツジは種類も多く、亜種を含めると相当数の数がありますが、一般的に普通に「ツツジの花」と言うと、今回の写真に幾つか載せましたが、これらの花を指していると思います。

 

 

良く混同されるのが、園芸店や盆栽展で見られる「サツキ」ですが、勿論ツツジの仲間です。しかし花期が少しずれて、今から6月までの間に咲き、花びらの根本に粘つきが(粘性が)少ない種類が多いです。

 

我が家では今から十年前の、父がまだ没した頃の暫く後までは、父が育てていたサツキの種類が幾つか鉢植えで残っていました。そして母もまだ自分で歩ける事が出来た時代でしたから、これからの暑い時期の夕刻に水播きを欠かさずしていました。

 

しかし植え替えも全くしなかった事から、どんどん株は衰え、遂には枯れてしまいました。なので今はもう株はありません。

 

 

同様に良く似た花に、「シャクナゲ」もあります。これは花も大型で、自然界でも変種が多く存在し(自然交配)、園芸種も多量に存在しますが、概ね色はピンク色~白・赤が多い様です。

 

シャクナゲには葉に有毒成分が含まれるのですが、葉を触ったくらいで危険がある訳ではありませんので、それ程気にしなくて良いとは思いますが~~。

 

さてそんなツツジの種類の多さは結構有名ですが、一般的なツツジは皆が見慣れているこれらの写真の種類だと思います。椿の花びらの様に、雌蘂を残してボソッと落ちてしまうので、散る時は辺りに一気に花びらが無くなる・・・・。

 

 

この写真はつい最近ですが、少し標高の高い場所で、雨上がりに撮った写真です。背景が暗いので、綺麗な発色にはならなかったのですが、それでもちょうど満開の時期に撮る事が出来ました。

 

低木ですが、木に咲く花として桜や梅、桃などの時期の後に、花壇を賑わわせる物として重宝します。山に咲くツツジは、薄いピンク色のモチツツジなどを代表として、これからの時期でしょうか。

 

この後は・・・・アジサイかな~~。

 

 

 

 

 

リンゴりんごいちごいちご

 

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