心落ち着く隠れ家的な割烹居酒屋に遭遇~
久々に新規店舗の開拓になりました。と言ってもこの数日前の事では無いのですが~(笑)。
実はこのお店の場所には、結婚して間無しの頃(25年前後前)に、家内と一度訪れた事があるのですが、そのお店の名前は確か、「うしのほね ZUTTO」さんではなかったかな?。
そう、今でも有名な三条木屋町下ルに本店がある、「うしのほね」さんの支店(一店舗)だったと記憶しています。
そんなお店が、今は改装されて、「ぞろ芽」さんと言う名前で独立され、知る人ぞ知る有名店となっています。
場所は京都の通り名で言うと、南北の川端通り(鴨川の東側に沿って走る路)と東西の通りで、御池通の交差点(三叉路)を少し南に数十メ-トル下がり、狭い路地を東に入った2軒目北側(左手)にあります。将に隠れ屋的存在です。
この場所に「うしのほね」があった事を知っている人も、今では改装されているので、思わず驚くのでは無いかと思いますが、このお店の店主も何処かで拝見した様な記憶がありましたので、よくよく訪ねると元うしのほねにおられた・・・・とか。なる程と理解しました。
お店の玄関、そして暖簾からして、実に期待出来るお店だと、心もワクワクしました。
お店はくの字のカウンタ-席と、道路側(南側)にテ-ブル席が二つあり、また座敷もあるとの事でした。キャパは20名強でしょうか。勿論、カウンタ-席での開始です。
最初はビ-ルで始めたのですが、お店の厨房(カウンタ-席前)には、何と京都府や滋賀県の隠れ銘酒が常置されていたりと、最初からテンションが上がりました(下写真)。
店主はキビキビされている方で、無駄口は言わない~~と言う、一見怖そうな方ですが(笑)。実はお話をすれば色々と聞いてくれる、穏やかで和やかな方でした。そんな店主に全て素晴らしい料理であろうのに、逆にお勧めを聞くのかはばかられましたので、食べたい物を色々とチョイス。
ただお一人で切り盛りされていましたので(この日)、混雑して来ると無理は言えません。気付けばカウンタ-席は6席程でしたが、満席になっていました。
あとで知った事なのですが、以前の「うしのほね」時代に有名だったシチュ-があった様なのですが、残念ながらこの日は戴けませんでした。でも料理の品数も豊富で、その日の良き食材に合わせて、料理を多彩にアレンジされる。流石だと頷きました。
勿論料理内容は、「和」だけに拘らず、「洋」も「イタリアン」っぽい物も何でも揃う。一品料理もリ-ズナブルで、600円台~~。
一人様でも十分に色々楽しめる様にと、それ程量は多くは設定されていません。それでもゆっくり味わえば、意外とお腹が膨れるのは何故でしょうね。いわゆる満足感がそれを満たすのでしょうか。
最後にどうしても食べたかったのが、穴子の白焼き。
色々な所で食べましたが、この焼き具合と塩加減が絶妙。醤油など着けずにわさびを少しだけ載せて味わう。これは頬が落ちました。日本酒が進むのは必定。滋賀県のお酒は沢山蔵元があるのですが、意外と湖南地方のお酒を知らない。そんなお酒も色々とチョイス。合わない訳がありません。
また同じ京都の蔵元でも、種類違いを飲み比べる事も、実にまた素晴らしい。店主の(オ-ナ-の)上野さん、色々と良き飲み方も紹介下さり、間違いなく美味しく戴けました。
さてさて結構戴きました。これはまた間違いなくゆっくり伺いたく思います。予約は確実にした方が良さそうです。カウンタ-メインのお店と聞いていましたので、予約は必定でしょう。
この日も隣に見えていた壮年のご夫婦は金沢から見えており、もうこのお店に何度か見えていると言う事です。凄いですねぇ~~。やはり仮に遠方であっても京都に来たら、確実にこちらのお店に伺う~~と仰ってました。イイですねぇ~~。
地元京都のお店~~、まだまだ良いお店が沢山あります。今回のお店は本当にそんなお店の一つに間違いありません。いやぁ~~行けて良かった!!。店主の上野様、ありがとう御座いました!!。
「ぞろ芽」
〒606-8385 京都市左京区川端通御池下ル東入ル孫橋町31-7
TEL 075-752-2825
営業時間 17:30~23:30
定休日 月曜日(不定休なので要確認)
予約賢明、カ-ド利用可(PayPayも可)、基本的に禁煙
りんごいちご