懐かしいコマ-シャルまで思い出しましたがぁ

 

 

 

この箱の事を知っている人はどのくらいあるのだろう~~。

 

( 因みに最初に申しておきますが、私はこの中に出て来る製薬会社には、何ら全く利害関係がありませんし、知人・縁故者もいません。)

 

そんなある日、あるドラッグストア-でこの商品を見つけ手にし、思わず買ってしまいました。それが写真の一番右の箱の薬。

 

大阪市生野区に本社のある、ロ-ト製薬が販売している、「ロ-ト胃腸薬・シロンs」と言う粉剤です。昭和29年(1954)に発売を開始した、当時としては画期的な商品だった様です。当然未だ私は生まれていませんし、知らない頃の話です。

 

その頃から中身の有効成分もほとんど変更させていない、箱の配色やデザインも昔のままと言う、実にレトロな薬包装で、まるで田舎のお爺ちゃんやお婆ちゃんが「隠居」で飲んでいそうな(笑)、そんな懐かしい雰囲気を感じさせる商品で、今も健在で販売され続けています。

 

そして、左の二箱は現在の物のうち、私が良く購入し常備している物です。勿論適当に飲んでいる訳では無く、ちゃんと使い分けています。効能効果を正しく得る為に~~。

 

 

それとこの3箱の(3種類の)薬のうち、一番左の物(ク-ル)は、空腹時や食前にどこでも飲める様にと、チュアブル錠になっています。かみ砕いて水なしで飲めるものです。真ん中の(01+)は顆粒状で、飲む際にむせたりしない様に出来ていおり、食後に飲んでいます。

 

そこでこの一番左の「シロンs」ですが、これが又すごい。安価な割りに、有効成分も概ね似ている(配合量が色々異なる)が、薬価が安い。そして50包入り。

 

すごく得した様な気持ちになるのですが、封を開けてびっくり。その個包装の形態~~。いわゆる昔ながらの薬包紙に包まれた粉剤。今では病院や調剤薬局でさえこの形態での処方は無くなりました。

 

この「シロンs」、内部はこの薬包が25個ずつ、チャック式の袋に入っているのですが、開封後の安定性が少し気になるのです。でも効果は私自身・・・・とても良い気がします~~。しかし、こうして見ると胃薬ばかり・・・・。いかに日頃、暴飲暴食しているか・・・・と言う事でしょうか(笑)。

 

因みにこの「シロン」と言う名称は、「当時の社長がスイスのレマン湖を訪れた際、そこに立つ古城・シロン城の美しさに感銘を受けて名づけられたもの・・・・」と言う事です。それに「パン」と言う、「より広範囲に(効果のある)」という意味の(pan)と付けて「パンシロン」となったと言う事です。

 

そうだったのかぁ~~流石に知りませんでしたね~~(笑)。

 

 

 

 

 

リンゴりんごいちごいちご

 

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