この戦略は大手の取った一歩先んじる手段だったのか

 

 

 

大手のキリンが手がけたクラフトビ-ル業界への進出が、意外な所で拡がっている事に驚きます。

 

 

母の病院にいつも仕事上がりで行くのですが、病院まで行くバスの時間に合わせた、約一時間半を概ねいつも、職場の近くであったり、バスに乗り換える駅であったり、はたまた電車の途中での普通電車への乗換駅であったりで、その何処かで食事(飲食)を済ませてから行く事が多いのです。

 

 

ちょうど特急に乗って京都方面に向かい、途中で普通電車に乗り換える駅が、ある意味途中下車してお店に向かうのがちょうど良い環境なのです。そうは言うものの面倒な時は一気にバスへの乗換駅まで行ってしまう事もありますが~~。

 

冒頭に書きました様に、病院に居られる時間を考えても、その前の食事をして向かうまでの時間は限られていますので、さっさと飲み食いして行く事になります。ある意味ドタバタ飲食とでも言いましょうか。

 

しかし最近は毎日行く事が多い店には、そろそろ飽きて来る事も多く、スタイルの違うお店にも行きたいと考えるのは自然でしょうか。

 

 

そこで飛び込んだお店で本題~、意外な事にキリンの大手が手がけている「スプリングバレ-・ブリュ-イング」のクラフトビ-ルを繋ぐお店が増えて来た事に驚きます。これってきっと今後も爆発的に増えるのでは無いでしょうか。

 

これまで樽生のクラフトビ-ルに縁の無かった飲食店が、その専用マシ-ンでのサ-バ-で注ぐ事により、小規模単位の樽から繋ぐ上、タップ数も一気にマシンの4タップが有効になる。

 

これは画期的な事です。勿論繋ぐ事が出来るビ-ルには制約がありますが、今後この小タンクでの販売を多くのブリュワリ-が行う様になれば、確実に世にクラフトビ-ルが手軽に拡がる事になります。ここでは敢えてその専用機種名は挙げませんが、確実に増えるでしょう。しかもそれは大手がやっている事ですから。販売力も相当ある~~。

 

 

店舗側も専用機種(機器)をレンタル出来る事から、タンクごと冷蔵する大きな冷蔵庫も不要だし、機種の管理も楽。ましてや2リットルレベルのタンクですから、あっという間に無くなる。しかもいわゆる大手のラガ-ビ-ルと異なる高級感・特殊感から、クラフトビ-ルである高値で提供しても売れる。

 

そんな理由もあってか、かつて何度か伺った事のある、日本酒の銘柄を多く取り揃えるダイニングスペ-スのお店で、この状況に出逢ったのです。

 

 

今回はそんな大阪府枚方市の、京阪電鉄本線・枚方市駅西側にある、旧京街道に程近いお店の「RIZZA DINING」さんというお店に、久し振りに訪れました。

 

結構年齢層の広いお客さんで満席で、そのうち何名かが、これら4種類のビ-ルの飲み比べセット(最初の写真)を注文されていました。ほらやっぱり珍しい物には皆が飛びつく。決して価格的に安く無いのだけれどもね。

 

キリンはやりましたね~~、画期的でしょう。このスプリングバレ-・ブリュ-イングは、東京(代官山)、横浜(鶴見・生麦)、京都(中京区)の三つの直営店もあり、そこではリアルに樽生が7種類はいつも飲めます。

 

その同じ味わいをもっと全国規模で提供しようと言う試み~~。これは大手四社では初めての事でしょう。そういう意味ではキリンが一歩先に出ました。美味しいかどうかは個人的な感覚に委ねますが、今のクラフトビ-ルブ-ムは暫くは醒めないでしょうから、まだまだ伸びる一方でしょう。

 

 

さてさてそんなお店で、いつも通りドタバタして一気に飲み干し、料理も色々と注文してしっかり時間にはお店を出る~~。ある意味私の場合は、この様に後ろが詰まっている方が、確実に時間を守れる・・・・かも~~ですね。

 

ご馳走様でした~~。

 

 

 

 

 

リンゴりんごいちごいちご

 

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