今年は初めて花が着きましたがどうしよう?

 

 

 

大好きな「山椒」の株を一昨年、二株購入し、一株は地植えにし、もう一株は大きな漬け物樽に植えておきました。

 

漬け物樽の方は移動が可能ですから、今年の様に晩冬は暖かかったので、早く街路側に出してやりました。日当たりが良いのでね。

 

するともう早くにこの山椒の花が着きました。

 

 

この山椒の花の部分は刈り取って醤油で佃煮にすると、とても香りが良く美味しいのです。若葉には油点から出る何とも言えない芳香が、筍煮等に添えられると極めて良好な取り合わせになります。いわゆる木の芽煮とでも言いましょうか。

 

子供の頃、まだ自然に山にこの木が沢山あった頃、家族や親戚一同で近隣の山に、若芽と花を採取に行った記憶があります。トゲのある木から採取するのが結構大変だった記憶があります。最近は変種でトゲの無い株もありますが。

 

若芽や花を煮る時、何度も醤油を継ぎ足し佃煮にする時などは、部屋中この山椒の香りがしていた事も、懐かしい思い出です。

 

この我が家にある木は、二株とも「雄株」です。花は咲いても、いわゆる実(山椒の実)は実りません。いつか植木屋さんなどで、雌株があれば購入したいと思っています。実(種子)も極めて良い香りがしますので、採取したいと思います。

 

 

さてさて、もう少しすると必ずと言って良い程、この若葉にアゲハチョウが卵を生みに来ます。その時がいたちごっこの開始。黄色い小さな卵を必死に駆除しないといけません。一晩で一気に新芽が食べられてしまいますからね~~。

 

さあ近いうちに若竹を買って来て、ワカメと共に煮て、この山椒葉を載せて戴きましょうか。良い香りが楽しみです!!。

 

 

 

 

 

リンゴりんごいちごいちご

 

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