四惑星に細い月~アンタレスが伴随する絶景
毎朝、おおよそ出勤の為に家を出る時間が、午前5時50分。
この時期は夜明けが遅い時期。京都の日の出が午前7時1分。すなわち真っ暗な夜なのです。寒い時期でもありますが、逆に空は空気が澄んでいて、星空が綺麗に見える時期でもあります。
快晴であった今朝は、東の空に月齢25.2の月がまだ比較的高度に残っていました。そしてその傍に明るい天体が3つ並んで輝いていました。
そうなんです。月と木星と火星が横並びに綺麗に輝いていました。写真を撮りたかったのですが、携帯のカメラではイマイチ手振れもあって、綺麗に撮れません。火星の赤い光が印象的で、思わず観惚けてしまいました。(笑)
さてしかし、実はこの1~2日は、太陽系惑星がさらに明け方前に2つ昇って来ます。
明日(13日)の朝には、月齢26.2の月が、同時間では更に東の空の低空に(遅い時間に)昇って来ます。(大阪での月の出が午前4時29分)
そして月の出の約1時間後の、午前5時半くらいから日の出30分くらい前が見頃なのですが、月に遅れる事、約1時間後の午前5時43分に土星、5時44分に水星がほぼ同時に昇って来ます。(大阪)
今朝観た木星(マイナス1.7等星)、火星(1.4等星)と、低空の土星(0.5等星)、水星(マイナス0.3等星)の二つずつの惑星の間に挟まれる様に、細い月が見える事になります。
しかもその月の真下には、さそり座の0.9等星であるアンタレス(α星=変光星)が見えます。これは極めて賑やかな天体になりますねぇ~~。
ただ明日の朝が天候がどうかと言う事です。今朝の様な澄み切った快晴であれば良いのですが~~。最近はジンクスから逃れて、比較的思い通りに天体観測が出来る様になりました。
明日朝が・・・・楽しみ~~。皆さんも少し早起きして、東の空を眺めてみては如何でしょうか。風邪を引かない様にね!!。
りんごいちご
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