久し振りに飲む事が出来て極めて満足!!

レアなビールを楽しめるのはここだけ~~

 

 

 

4年近く前に訪れて以来の、岡山県倉敷市。

 

その美観地区の一角に「蔵びあ亭」さんはあります。岡山県下にあるクラフトビールのブリュワリーのビールが全て飲めます。勿論、岡山の日本酒などもあります。

 

実はこの「蔵びあ亭」さんは、その前に来た時、現在の位置にお店はありませんでした。

 

倉敷と言うと、いわゆる「美観地区」が有名なのですが、その美観地区の近隣にある大きなバス駐車場の直ぐ隣りにありました。

 

そこから現在の地に移転されて3年経っているのです。私がかつて訪れた際の「蔵びあ亭」さんは、前の店舗の時でした。

 

 

今は美観地区内の倉敷川畔にある、「倉敷考古館」の裏手辺りにあります。ちょっと見つけづらい場所なのですが、観光ガイドや観光マップ(無料配布)を参照頂けると直ぐに判ります。

 

少し入り組んだ所ですが、上写真の様にランチを含めた昼からの営業ですから、看板が出ていて直ぐに判ると思います。

 

古き建物の格子戸を開けると土間の様な空間があり、その中央にカウンター席がありました。そこに着席して開始です。

 

 

以前のお店は、前述の様に倉敷中央通り沿いにあったのですが、その時はこの様なレストラン形式のお店では無く、立ち飲み的な存在で、料理の提供はありませんでした。その際にも記事にしています。

 

しかもビールはプラスチックカップでの提供で、味気なかったのですが、今はビアグラスでの提供です。ビアバーらしくなりました。

 

それでは早々に開始です。グラスサイズは2種類。そしてそのグラスをカウンター席の端にある専用の水洗場所で、自ら洗ってそのグラスで次のビールを注文すると、料金が少し安くなると言うシステム。これは初めてですねぇ~~。

 

 

ところでなんと言っても、このお店は1タップのゲストビールを除いては、全てが岡山県下のビール。樽生だけで無く、ボトルについては殆どの種類を購入する事も出来ます。

 

要するに近い関西や広島のビアパブでも殆んど飲む事が出来ない、レアな樽生ビールが飲めるんです。この事については、以前のお店の時から一緒です。

 

店内はカウンター席が10~12席程、さらに1Fの奥の方にもカウンター席がありました。そしてスタンディングを含めたテーブル席が6~7卓あったでしょうか、また2F席もある様です。まさに蔵の中のイメージがそのままでした。

 

中央のカウンター席の前が厨房。この日は若い二人の女性店員が賄っておられました。

 

 

しっかりした数は見えなかったのですが、恐らくタップ数は12だったかな?。

 

この日はゲストビールはあいにく切れていましたが、それでも岡山県下のブリュワリーの6社は1~2種類は繋がっていました。ここに来たら絶対に飲みたいビールが3社あったので、確実にそれは頂きました。

 

そのビールが一般的なビール愛好家に好かれるかどうかは別問題として、そのブリュワーズレストランに行くか、ここに来ないと飲めないと言う限定的な楽しみから、私としては、絶対に飲むと心に決めていました。

 

 

その筆頭が、「三石耐火煉瓦ビール」。岡山県の東の端、兵庫県境に近い、備前市三石にある、耐火煉瓦の会社が作っているビール。岡山県下のビアフェスティバルには出社される事がある様ですが、それ以外は先ず飲めません。

 

そんな三石耐火煉瓦ビールの2種類が繋がっていましたので、それをお代わりを含めて3杯飲んで気分は上々。「デイ(ヴァイツェン)」と「ナイト(黒豆入りオールドエール)」の2種類。

 

このブリュワリーはずっと昔から、同じスタイルを続けて作っていますねぇ~~。

 

 

そしてもう1種類は、「吉井高原ビール」。これも先ず門外不出の感が強いビールです。

 

赤磐市にある、「岡山農業公園ドイツの森クローネンベルグ」と言う農場公園の中でしか飲めないビール。これもレアです。その中から「アーデルミュンヘン(ミュンヘナー)」を戴きました。

 

このブリュワリーには他に、「ピルスナー」と限定の「ヴァイツェン」がありますが、この日はミュンヘナーのみでした。昔懐かしい味と感じたのは私だけでしょうか。農場公園で造られるビールは似た形式が多いですねぇ~~。

 

続いて最後のブリュワリーは、「作州津山ビール」。瓶では通販などで何度か飲んでいる(ほぼ全種類)のですが、樽生は、やはり出回らない。と言うかビアパブが積極的に取り入れ様としない~~そんなビールでは無いでしょうか。

 

 

この日はスタウトが繋がっていました。勿論しっかりと戴きました。このビールも比較的歴史は古い方で、味もしっかり丁寧に作られています。専用グラスを家に持っているくらいです。

 

この作州津山ビールはブリューレストランを持たない酒蔵ですから、津山市内と岡山県下の極限られたお店でしか樽生が飲めません。そう言う意味でも希少価値はあります。

 

 

さてそれ以外に岡山というと有名な2社(独歩ビールと吉備土手下麦酒)は結局は飲まず、最後に倉敷市の「真備竹林麦酒」の「ささ(ペールエール)」を頂いて最後に~~。

 

内容を書きませんでしたが、料理も色々種類がありました。地元岡山の食材を使った物も多くあり、ゆっくり楽しめるのでは無いでしょうか。

 

ただ、観光地なので、平日も含め、ランチタイムは避けた方が良いかも知れません。ゆっくり楽しむなら、むしろランチを過ぎて夕刻までの間が一番空いていて、落ち着いて料理もビールも楽しめるのでは無いでしょうか。

 

 

いやぁ~~、相変わらず、昼間から飲み過ぎました!!。ご馳走様でした。

 

 

 

岡山地ビール市場「蔵びあ亭」

〒710-0054 岡山県倉敷市本町3-12  あちの郷内

TEL 086-441-0707 

営業時間 11:00~22:30 ランチあり

定休日 火曜日 

店内一部喫煙可、他は完全禁煙

 

 

 

 

 

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