地元発見にはやはり散歩をする事でしょうか~~

            日頃見る事がない風景に新しく発見・感動あり





 先日、冬晴れの日にぶらぶらと一時間ぐらい、運動不足解消(これくらいでは全然ダメ)の為に近隣を散歩しました。


 いつもは車や原付でビュ-ンと通過してしまう道ですが、ぶら~りと歩くと、色々な風景が見えて来るものです。見落としている訳ではなく見ていないと言う事でしょうか、時に、こんな所にこんなものがあったっけ?、って思う事さえザラです。


 私の住む京都府南部地域は、大きく二つの川が流れており、京都盆地の南半分を占めています。その川の流域が、木津川流域と宇治川流域になります。


 木津川流域の方がやや土地は低く、宇治川上流は比較的早く山間部に潜り込みます。


 宇治川流域と木津川流域のまたがる丘陵地帯が、私の住む街です。比較的水はけも良い地域で、昨年夏の「京都府南部豪雨」の際も、全く影響がありませんでした。


吹き抜ける風と太陽を浴びて・・・心の行くまま流れるまま・・・


 そこで通りかかった跨線橋から京都市内北山方面を写真に撮ってみました。実際は北東方面ですので、滋賀県琵琶湖方面を向いている事になります。


 京都府と滋賀県との府県境には比叡山連峰や比良山連峰があるのですが、この冬の時期に頂上まで見える事は珍しいのです。即ち山頂は雪雲で殆ど隠れている事が多いのです。


 この日は珍しく両方の山頂が綺麗に見えています。郵便局後方の低い山は桃山丘陵、その後ろが比叡山の山並み。およそ800m級の山々です。最も後ろの雪を被っているのが、比良山系の山々。1700m級です。近畿地方では有数のスキ-場がある辺りです。



 この場所(標高数十メ-トル)からこんなに遠くの山々までが見えるんだなと、歩いてゆっくり見てみて初めて知りました。実はこの場所は、毎年8月10日に行われる「宇治川花火大会」の隠れたビュ-ポイントなんです。



 しかしこうして地元でありながら、ゆっくり景色を見て歩く事が無いのは、ある意味悲しいです。時には地元発見・・・的な散歩をしないといけませんね。


 つくづくそう思います~~。




 リンゴりんごいちごいちご