『こどもとシッターでつくる豊かな保育の場』開催レポ | ベビーシッターを考える会

ベビーシッターを考える会

ベビーシッターは、親子の心強いサポーター。
でも、ベビーシッターって、何やってくれるの?家に入られるのは、ちょっと不安、などなど疑問にお答えしていき、安心してご利用いただけるお手伝いをいたいと思っています。

先日6/17に杉の香りが心地よい、チルドリンカフェ日本橋室町にて第18回ベビーシッターを考える会が開催されました。

今回は日本教育文化研究財団の調査研究シリーズ「子どもの挑戦的意欲を育てる保育環境・保育材のあり方」という本(こちらナント無料でダウンロードもできます)の中から講師の中西エリナ先生がベビーシッターには、どんなことが重要かを抜粋してわかりやすく講義をしてくださいました。
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⭐️まず普段よく手にするペットボトルをとって、このペットボトルが保育材になるかならないかは保育者の判断に委ねられているということ。ペットボトルのキャップを保育材とかんじる人もいれば、これはゴミとかんじる人もいる。
う〜む、なるほど深い。

⭐️そして良質な保育とは、シッター主導とこども主導の活動のバランスがとれていること。👈ここすごく大事なことですよね。
大人の都合だけに合わせないというのは、なかなか難しい。まして園などでは行事の為の製作というカテゴリーになってしまう。
さてシッターは個人宅でどれだけそのお子さまとバランスがとれているのでしょうか。

⭐️そして一番大事なのは、子どもたちの精神的な挑戦!!
これはまさにシッターに対する安心や信頼感がおおいに関係しています。心配や不安を乗り越えて挑戦するためには、日頃の関わりがとても重要だとかんじました。

今回は身近にある素材を目の前にして頭だけではなく手を動かす製作活動もしてみました。やはり素材を目の前にして一瞬手が止まる参加者たち。それでも無意識に手を動かしていくと自分がワクワクしてくる瞬間。この瞬間が私はたまらなく好きなのです。
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最後には駆け足でしたが保育所保育指針の改定についてもふれてくださいました。
シッターだけをしていると、どうしても保育の情報に疎くなりがち。アンテナをはっていてもなかなか情報収集しきれない部分の気づきもあり、とても内容の濃い2時間の研修会となりました。
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ここまでは私の個人的見解が多くなってしまいましたが、今回の研修会内容はただいま動画製作中。シッター部正会員の方限定でこの講座の動画(配布資料PDF付き)で公開させていただきますので、ご興味ある方はベビーシッターを考える会にご連絡いただければと思います。