岡田監督「オースティンに真っすぐはないやろ」村上「真っすぐを低く投げれば結果は変わった」

2024年8月28日　横浜スタジアム

DeNA 3-2 阪神

――岡田監督 (試合終了後)

オースティンに真っすぐはないやろ。

いやもう、一緒や、昨日と。

力勝負では勝てんて。

何十回言うてんのや。

井上は、おーん。

初ホームランやろ？

そら応えたけどなぁ。

4番を大山に変えたのは、そら4番(佐藤輝)が打てへんからや。

打てへんやろ、ずっと。

佐藤輝をようつこうたほうやで。

1つ1つ目の前をって、そんなんも伝わってけえへんけどな。

俺が1人カリカリ怒ってるだけやんか。

あとは何もないわ。

――村上頌樹 (6回 5被安打 1被本塁打 3失点)

(リーグワーストタイの9敗目)

追いついてもらった次のイニングでホームランを打たれたので、申し訳ないです。

あそこの1点が本当に無駄だったなと思います。

コースは良かったかもしれないですけど高めに浮いていたので、しっかりと低く投げれば結果は変わったと思います。

――大山悠輔 (4番一塁 1安打 1打点)

(7月12日の中日戦以来47日ぶりの4番)

打順は関係ないです。

もう結果なんで。

負けてしまったので、そこは反省しないといけないですし、また明日からしっかりいい準備をしてやりたいと思います。

――佐藤輝明 (6番三塁無安打 2三振 1失策)

(打つ方ではこの日も4タコで、守っても両リーグ最多の20失策目)

(初回2死2、3塁でワンバウンドしたチェンジアップに空振り三振。二回の守備では三ゴロを捕球後、余裕をもってステップして大山の遥か頭上を超える暴投)

打順は関係ないと思います。

(東が) 本当にいいボール投げてたんで。

それだけっすね。

――井上広大 (5番左翼 2安打 1HR 1打点)

(1点を追う六回に東から左翼ポール際へ一時同点となるプロ初本塁打)

先発で出たんで、バッティングコーチからも、カウント球じゃないですけど、それを仕留めないと結果は出ないよ、と練習の時から言われていたので、練習から結構意識してやった中だったので、良かったです。

打った瞬間は、切れないでくれ、と思って。

ちょっとドローみたいな感じがかかっていたので。

でも本当に1点差負けてる場面で出たので、そこは良かったかなと思います。
狙いは特になかったんですけど、カウントが0-0、初球だったので、真っすぐで振りいって空振りしても、あと2球振れるなっていう考えができたので、楽に打席に立てました。
これまで長かったですけど、この1本をきっかけに、しっかりと明日からもゲームが続くので、チームのために1本でもヒットだったりっていうのが、積み重ねていけるように、明日からもやっていきたいなと思っています。
ノーステップ打法を初めやった頃は長打が出なくて、もうノーステップやめたい、やめた方がいいんじゃないかとか、自分の中で葛藤があったんですけど、こうやって5月に1軍に上がってヒットが出て、抹消になって、もう1回昇格した時に長打が出たっていうのは、ちゃんと自分のずっと続けてきたことが結果になったので、それは本当によかったと思います。
1軍にいる以上、結果っていうのが全てだと思うので、引き続きやっていきたいなと思います。
ボールは返ってきました。

母に送ろうかなと思います。

――谷佳知 (オリックスOB)

チームが苦しい時こそ、勢いをつけてくれる若い力が必要。

起爆剤がほしい。

主力選手の力だけではなかなか、苦しい状況を打開ができない時がある。

若い選手が必死にプレーして結果を出すと、チームに勢いが出る。

そこに主力が乗っかっていけると、さらに大きな勢いをつかむことができる。

今の巨人で言えば浅野。

DeNAなら1番に入っている梶原。

彼らの活躍でチームは勢い付き、いくつかの試合をものにしている。

阪神にも起爆剤になる若い力がほしい。

井上の六回の同点ソロは東の懐に入ってくるカットボールをうまく捉えて、左翼ポール際に運んだ。