2024年8月20日 京セラドーム大阪

阪神 8-3 ヤクルト

 

 

 

――岡田監督 (試合終了後)

才木は七回にフォアボール2つなかったらね、もう1回いかそうと思っていたんですけどね。
まあでも、今日は先に点を、前回もそうだったけど、前回のね、反省も踏まえて、なんとか今日は。
そんなに調子はよくなかったかも分からないけど粘り強く投げていたんじゃないですかね。

いやいや、だから6連戦の頭にね、それは雨があって、ちょっとローテーション再編になったんですけど、とにかくいいピッチャーが6連戦の頭で、才木にしたら7回が最低ラインかもしれないけど、そこまで投げきってくれたのが大きいですね。

打つ方は先制点っていうか、大事なんで。

1点のあとの木浪の2点が大きかったですね。

あのまま3点だと、また終盤危ないっていう感じなのでとにかく1点、1点って言っていたんだけど。
そういう意味で、ちょっと遅かったですけどね、もう少し早く1点取れれば才木ももっと楽に投げられたかもわからないけど、とにかく追加点を取れたのが良かったと思いますね。

岩崎は前回ああいう形で終わっているんでね。

点差は関係ないからって岩崎には言ったんだけど、とにかく一回すっきりとね、そういうちょうどいいね、展開的にもね、ちょうど良かったのでね。今日はいかしたんですけどね。

いやいや、三者凡退というか、とにかくゼロに抑えるのがね、あのクラスは仕事なんでね。
次はね、またゼロでいってくれると思いますけどね。

もうね、ちょっと遠征というかビジターでね、いい結果残せなかったので、こっち帰ってきたんでね、とにかく初戦取れたの大きいんでね、明日明後日なんとかいい形でね、この3連戦終わりたいですね。

(囲み)

才木は、ちょっとやっぱり力んで球数が増えるからなあ、おーん。

だから完封とかしてる春先というか、5月、6月に比べると球数がちょっと多なってるよな。

力んで高めにいくのがあるから。

六回、七回くらいはめっちゃええ感じでいったからなあ。

だから六回、七回の2アウトまではな、ええ感じで行ったんやけどな。

だから三振取りに行こうとか、三振の数じゃなしにな、それも意識しとるかも分からんけど、やっぱり1つアウト取ることやからな、三振。

10勝は自信に、そらなるよ、そらなるよそら。

いやいや、五回で追いつかれたんがあったからなあ、前回なあ。
それは何点差や、あれは4点差か。
そういう意味で今日はな、同じような感覚やったからなあ。

岩崎は左2人が並ぶ八回に、もう最初からそのつもりやった、おーん。

今後は、いやいや、そらまだ分からへん。

使い方は分からへんけど、まあなあ、あれはもう同点で終わっとるけどな、やっぱり勝ってるゲームのな、あそこで同点に追いつかれてるから、そういうのはあんまり長いことな、そういうのは持っててもしゃあないからな、どっかでそら、すっきりとなあ、次の登板に行けるようにな、それは。

木浪の満塁は、大きいよ、あれ。

前川のフォアボールも大きいけどな、大山の三振のあとやったからな。

見極めっていうか、でも、だから見極め言うんやったら二回からなんで最初から振っていけへんの言うたんやけど。
だから結局それ出ないんよな。
ポンポンとみんなツーストライクやろ?
最初からいけって言うてんのになあ。
結局なあ、いい結果が出てる木浪だけやんか最初初球打ったのは。
せやろ?
誰一人振らんやろ?
そのへんよな、結局は。

岡留は、だからああいう左バッター(4人に2四球2被安打)、村上のフォアボールがいかん。

ホームラン打たれたらええやないか。

岡留にも言うたよ、点差関係ないからなって言ったよ、ブルペンから。

あれが一番あかん。

ホームラン打たれた方がこっちは良かったわ、おーん。

ホームラン打たれた方がどこがホームラン打たれたか聞けるやんか。

なあ。

あれが一番いかんの。

 

 

 

――才木浩人 (7回 3被安打 2与四球 7奪三振 無失点 118球)

真っすぐもそうだけど、スライダーもうまく使いながらタイミングずらしたりとか、そのへんは梅野さんがうまくやってくれました。

そういうのがうまくはまりました。
本当に前回、前々回は情けないピッチングをしてしまったので、なんとか勝てるようにと思って。

しっかりゼロで抑えられたので、良い修正ができたと思います。
前回とか、先制点を取ってもらってから勝ち越されるとか同点にされることが僕は多かったので。

初回に3点入ってるけど、0-0の気持ちでどんどん思い切っていこうと思っていました。
七回は無駄な(2者連続)フォアボールだったかなと思うけど、ちょっと力が入っちゃったので。

とりあえずあそこをゼロで抜けられたのが良かったです。
真っすぐは良くなってるし、今日は終盤まで落ちずに行ってたと思うので。

梅野さんもまっすぐを投げてこいといってくれてたし、すごい思い切っていけてたので良かったです。
フォークは、そんなに変えてないけど、普通にいつも通りの感じで行って。

神宮だとなかなか打ってもらえないけど、京セラだったらある程度、振ってくれるので、どんどん腕を振って投げてました。
カーブも前回のヤクルト戦は多分1球くらいしか投げてないので、それは試合前から梅野さんからカーブもどんどん使っていこか、といってましたけど、なかなかストライク率は悪かったかなと思うので、しっかり修正して次に向かってやって行ければ。
この1勝はすごい大きいと思うし、ゼロでいけたのが自分の中ですごいでかい。

3点取ってもらった後に勝ったとしても2点取られてるとかだとまた話は変わってくるけど、ゼロで抑えられたし。

あとはここから続くので、これでOKじゃなくて、また次の試合その次の試合がすごい大事かなと思うので、しっかり投げられるように準備して行けたら。
調整法方も暑い夏場で、こういう調整法もありかなとは、先週くらいからやっていて気づきはあるので、そこを来年とかに生かして行けたら良いなと思うしい、今後の野球人生に生きるかなと思います。
四回の2ベースヒットは、初めてですね。

マジで疲れたっす。

けど、すごいライトが前に来てたのでめっちゃ前来てるやん、って感じだったので、良かったですね。
連敗中は、俺で止めるという気持ちでいっています。

任せてください。

 
 
 
――木浪聖也 (7番遊撃 3安打 2打点)
(初回1死満塁で大山は見逃し三振に倒れるも、続く前川が押し出し四球を選んで先制。なおも二死満塁で木浪が右翼線への適時二塁打)
満塁なので打てる気がしました。

みんながつないで、つないで回ってきている場面でもあるし、満塁というだけで打ってやろうという気持ちになりました。

(満塁での打率は.500で11打点)
本当に分からない。
たまたまなのか、運がいいのか…それだけだと思います。
1戦1戦、負けたあとに『やり返す』ことを自分たちはできる。
それが今日しっかりとできた。
 
 
 
――近本光司 (1番中堅 2安打 1四球)
(6戦連続で初回の第1打席に安打)
珍しく初球から行きましたけど、結果的に点が入ったので、後続も続いて、いいつながりでよかったと思います。
(プロ6年目の通算安打数は893は赤星憲広を抜いて歴代単独3位)
積み重ねなんで、まだシーズンも残ってるんで、もう少し頑張りたいなと思います。
 
 
 
――中野拓夢 (2番二塁 1安打 2犠打)
(リーグトップタイの25犠打)

2番の仕事でもあると思う。

しっかりチームのためにというか、つなぐというのは大事なので。

(八回2死1、3塁では2点二塁打)

初回以降、点が取れなかったというのもあったので、終盤チャンスで回ってきたところでしっかり打てましたし、結果的に追加点というのが大きかった。

 

 

 

――大山悠輔 (5番一塁 2安打 2打点)

(得点圏打率はセ・リーグトップの.340に躍り出た)

次の1点というのがあったので、それが取れて良かったですし、勝ったので良かったです。
 
 
 
――佐藤輝明 (4番三塁 1安打 1四球 1打点)
(八回2死1、2塁で佐藤輝シフトの逆をつく左前打で追加点)

まあいつも通り、冷静にいけました。

みんなでムラなく、しっかりランナーをかえせて、いい攻撃ができたと思います。

(才木)浩人がしっかり投げてくれて今日はいいゲームだったと思います。

 

 

 
――広澤克実 (ヤクルトOB)(TV解説)
(八回、佐藤輝の打席で遊撃手が二塁キャンパスにより極端に内野手が一、二塁間をに入る引っ張りシフトの逆をつく左前打について)
あれはヤクルトバッテリーの配球ミスです。
シフトを敷くのであれば、佐藤輝のインコースに早い球、アウトコースに変化球を投げなきゃいけないのに、アウトコースに真っすぐを投げると当てられてこうなります(三遊間に飛んでいく)よ。
 
 

 

【8月20日 阪神-ヤクルト ハイライト】才木7回無失点で初の2桁勝利10勝達成!打線も13安打で快勝!阪神タイガース密着!応援番組「虎バン」ABCテレビ公式チャンネル

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【広報密着】才木浩人投手が自身初でキャリアハイとなる10勝目をマーク!直近2試合の登板を振り返り『今日無失点で抑えられたことがでかい』と更なる高みへ弾みをつける大きな一勝となりました!

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――青柳晃洋 (22日のヤクルト戦で先発予定)

やっと回ってきたチャンス。

鳴尾浜だろうが京セラだろうが、やることは変わらない。

(今季ヤクルトには3戦2敗)

個々としては素晴らしい選手がそろう。

負けにつながる無駄なフォアボールがなければいい。

チームは苦しいと思うし、勝てていないとは思う。

でも僕は頑張っても1試合しか勝つことはできない。

その投げる1試合で、チームを勝たせることができたら一番いい。

今自分ができることをしっかりできたらいい。

 

 

 
――門別啓人 (24日の広島戦に先発予定)
2軍でやってきた成果が出せるように、ここから悔いのないようにやっていけたら。
(5月3日巨人戦で3回6失点)
あの試合より良くなるためにやってきた。
その成果が出せるように。
 
 
 
――掛布雅之 (阪神OB)
近本の場合、ボールを自分の近くに引きつけて打ちたいという気持ちが強すぎるために、後ろの肩(左肩)を下げてしまうんですね。
ただ、引きつけて打つとポイントが近くなりますから、なかなか良い打球が飛ばないんですよ。
甲子園100周年の行事のとき、ベンチ裏で近本に『ちょっと左の肩が下がりすぎていないか?』と言いました。
それに対して近本は『そうなんです。これからは少し左肩を“レベル”にして、ポイントを前にします』と言っていました。
中日戦でヒットを打ったときは、全て左肩が下がっていません。
レフトへの打球がフライにならずライナーで飛ぶようになったのは、左肩が下がらなくなり、上からバットで押さえ込めるようになったからです。
この好調は本物だと思います。
カープが20日からの東京ドームで巨人に3連勝すると優勝マジック30が点灯します。

阪神はこれから6連戦が続きますが、8月23日~25日の広島3連戦は、僕は2勝1敗でいいと思うんですよ。

これから続く6連戦、カード2勝1敗でクリアしないと、広島・巨人との差は縮まりません。

残り32試合で5ゲームをひっくり返すのは…3ゲーム差まで詰めて甲子園に戻るというのが岡田監督の計算なんです。

そのためには絶対に2勝1敗のペースで進めないと、ひっくり返せないですよ。

8月30日~9月1日は甲子園で巨人と戦います。
前回のように3連勝はちょっと厳しいと思いますが、ここで勝ち越すことができればいいんじゃないかなと。

残り試合を考えると、広島が有利ですね。

現在5ゲーム差ですが、残りのゲーム数を考えると、6~7ゲーム差あると考えて戦っていかないと阪神の連覇・逆転優勝はありません。

それぐらい阪神が追いつめられている状態だということです。

ただ、これはあくまで数字で、何が起こるかわからないのが野球です。

阪神が大きな連勝をする可能性もありますので、まだまだ連覇の可能性は十分残っていると思います。

そのために、20日からの6連戦の戦い方が大切で、ヤクルト戦で3連勝できれば楽なんですよ。

そこで勢いをつけてマツダスタジアムに乗り込みたい。

広島戦では、高橋遥人・門別・大竹と左投手3枚ぶつけるとみられます。

広島は左打者中心の打線を組んでいますので、左を3枚ぶつけるのは非常に面白いと思います。

広島に対して、高橋遥人が前回のようなピッチングができるかどうか。

残り約30試合で、高橋遥人が1人で貯金を4つ作ってくれると大きいですね。

高橋遥人の10日に1回の登板というのは、絶対に負けられない試合です。

 
 
 
 
――和田2軍監督 (ウエスタン くふうハヤテ 7-0 阪神)
(ちゅ~るスタジアムで4連敗)
初物で分からないとはいえ、ちょっと手出しが少ないというか。
もっとやっぱり早いカウントから、分からないから見ていくんじゃなくて、分からないなりに振ってくっていうね。
逆に追い込まれた方が分からないと不安だろうからね。
そこでちょっと後手後手に回ってしまってる。
どんなチーム、どんなバッターでも初物はなかなか簡単にはいかないんだけど、そのやり方というか。
百崎も本来はもっと打てる選手だと思うんだけど、やっぱりプロに入って今までは同じ年か年下の選手としか、当たらない中でやってきて、プロに入ると力も上となると、やっぱりその工夫の仕方を覚えていかないといけないし。
まだその前に1年目でっていうところでね、体も作んないといけないし守備もあるし、やることがたくさんある中で持ち味っていうところでは、やっぱり打つ方だと思うんでね。
今いろんなピッチャーに当たって勉強してるとこなんでね。
その中で今日みたいなヒットを打って、自信をつけていけばいいと思うしね。
まだまだ失敗もあるだろうけど。それを乗り越えてそういう経験をして、前に進んでいかないといけない。
今日はもう完全に守り負け。
特に先頭バッターのエラーっていうところね。
そこでちょっと津田の足を引っ張ってしまってっていう、流れになってしまったんでね。
津田も苦しかったと思うし。
その中で津田は津田で、それでもやっぱり5回で10安打を打たれてるわけだから、それがもう今の力だと思うからね。
よっぽどいろんなことを考えて、しっかりトレーニングして鍛えてっていうところをやっていかないと。
試合やるたびにそうやって反省できることは勉強中とはいえ、それを次に生かしていかないと。
何がどうでこういう結果になってるのかっていうね。
やっぱり勝負にいきながら10安打されてるわけだから、そこは何が足りないのかっていうのをしっかりピッチングコーチと一緒にやっていかないといけない。
全体的な出力というか球の力、やっぱり先発だけだとずっと長いイニングを意識してかなり出力を落とす。
落としていく中で、上げる時に上がってこないっていうのがあったんで、ちょっと中継ぎで腕をふらそうっていうね、1イニングで。
それを何イニングかこなして、今日初回は良かったんだけど、二回以降がもう完全に、やっぱり5km近く落ちてる。
そこの原因を探っていかないといけないし、初回の腕の振りで5回ぐらいまで持つスタミナをつけないといけないよな。
それとやっぱりどこで落ちてるかって言ったら、ランナーがいる時、セットの時にだいぶ球の力、変化球のキレも落ちてるんだよね。その原因はクイックなのかなんなのか。
そこら辺のところをしっかりやっていかないと、多少はね、ワインドアップとセットは多少の差は仕方ないと思うけど、あまりにも差が開くとね。
セットになると球速が落ちます、球の力が落ちますでは余計ピンチを広げてしまうんで。
そこら辺のところを、その差を縮めていかないといけないし。
で、またランナーいない時でもいい時と悪い時の幅が広すぎるかな。
もうちょっと縮めてこないと。
ちょっとストライクゾーンの力がないっていうね。
そこら辺は本人も十分わかってると思うし。
もう春先からずっと同じ課題に取り組んで、まだ解決はできてないけど、もうほんとに強い気持ちを持ってやっていかないといけないね。
次というか来週BCリーグとやるんで、そこでは先発すると思うし。
先発しながら、ずっと先発かどうかは別として、他のピッチャーもいるんでね。
一番いい方法をこちらも探りながら、良くなっていくように考えてやっていきます。
 
 
 
 
2024年8月20日 デイリースポーツ

 

 

 

2024年8月20日 東スポWEB
2024年8月20日 スポニチ

 

 

 

 

2024年8月20日 日刊スポーツ

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年8月20日 MBS NEWS