2024年8月2日 横浜スタジアム

DeNA 2-4 阪神

 

 

 

――岡田監督 (試合終了後)

桐敷が良く抑えたって、普通やろ。

まあ、そら、村上があそこ七、八回投げきってくれたら、それで済んだけどな。

いや、もう、今日は五回まではあれやな、巨人戦の疲れやな。

全然バットがなんかこう違うよな、雰囲気がな。

振れてない。

ジャクソンは、なんか合わんな。

前川もな、10タコなんよ。

近本はナイスデッドボールやん。

全然合うてなかったから。

中野にバントも、まずはやっぱり同点にしといたらなというのがあるからな、後ろのピッチャー考えたらのう。

大山の走塁※は、そんなん、恥ずかしいであんなんで抗議したら。

ルール知らんのか言うたんや。

踏みかえんと全部アウトやん、なあ。

笑われるで、あんなんで抗議しとったら。

ちょうど見とったから、やられたなあと。

なんか牧がすぐ言うたから、こらあかんわと。

ルールやからの。

 

 

 

――桐敷拓馬 (1/3回 無失点)

(2点リードの八回、村上が1点を返され尚も1死1、3塁で石井に交代。牧を三ゴロに仕留めたが続くオースティンの打席でワイルドピッチで2死2、3塁となったところで申告敬遠。2死満塁で桐敷がマウンドに上がり、佐野を二ゴロに仕留めた)

村上さん、石井さんが粘っていたので、自分も1球1球丁寧に投げようとマウンドに上がりました。
強気に攻めようと、(坂本)誠志郎さんを信じて、迷いなく投げられたので、そこが良かったです。
最後はフォークでセカンドに行ったのでひと安心しました。

0で抑えられたので良かったです。
明日からも1球1球全力で投げます。

 

 

 

――森下翔太 (3番右翼 2安打 1四球 1打点)

(1点を追いかける六回、先頭近本が死球で出塁し中野が犠打で送り、1死2塁で遊撃の頭を越える同点打)

スイングの軌道とかが良かった分、野手の間に落ちてくれたんだと思う。

点を取れたことが一番です。

(中野)拓夢さんが送ってくれて、自分にチャンスが回ってきた。
その1回のチャンスを無駄にしたくなかった。
(ジャクソンに対する苦手意識は) 自分としてはそこまで…。
切り替えるしかないので、トータルで負けているとかではなく、今日の試合に勝てば何でもいい。
目の前の試合に集中しています。
先制点を取られても粘って粘って、一気に大量得点できているのが今のタイガースの強さだと思う。

 

 

 

 
――佐藤輝明 (4番三塁 2安打)
(自己最長タイとなる11試合連続安打)
チーム状態はいいと思うし、打てる時にじゃないですけど、しっかり勝ちを伸ばしていきたいです。
 
 
 
――大山悠輔 (5番一塁 1安打 2四球 1打点)
(六回の勝ち越しタイムリーは) 自分の走塁ミス※を、村上や他の野手のみんながカバーしてなんとか踏ん張ってくれていたので、なんとしてもランナーを還したいと思っていました。
タイムリーになってくれてよかったです。

 

 

 

四回オモテ1死1、2塁。前川の大きなセンターオーバーの当たりを桑原が好捕。

二塁を回っていた1塁走者の大山が急いで一塁に戻り、塁審がセーフのジャッジをしたが、その後、アウトに判定が変更された。

実は、1塁走者の大山が行きに二塁ベースを踏んでおらず、行きに踏んでいないことから帰りも二塁ベースを踏まずに帰塁した。

それをDeNA牧がアピールし、アウトとなった。

 

 

――笠原三塁塁審 (責任審判)

(大山が二塁ベースを踏まない) “空過”していて、なおかつ“空過”して帰った。

行きに忘れていて、帰りも踏んでいない。

牧選手からのアピールですね。

行きで二塁ベースを踏んでいなくても、一塁に戻る際は二塁ベースを踏まなければいけないというルールがある。

通りすぎた時点で、絶対、帰りも踏まないといけない。

大山選手は帰りに踏んでさえいれば“空過”扱いにはならず、一塁もセーフのまま生き残れたことになる。

 

 
 
――谷繁元信 (横浜OB)

終盤のピンチで阪神バッテリーが見せた攻めに目を奪われた。

八回にDeNAに2点差に追い上げられ、なお2死満塁。

ここでベンチは桐敷を送る。

佐野に対し、初球、2球目とインハイへツーシームを続け、いずれもファウルで追い込んだ。

3球目、4球目は外の真っすぐが外れ、カウント2-2。

5球目で初めてフォークを見せ、二ゴロで切り抜けた。

捕手の立場で言うと、2死満塁でいきなり内角に2球続けるのは、なかなかできるものではない。

投手への信頼がないと要求できないし、それに応えた桐敷の強さを見た。

2ストライクと追い込んだ時点で、もう7、8割は抑える形ができたと言っていい。

最後は佐野もよく食らい付いたが、2球で打者不利のカウントになった時点で、阪神バッテリーの思惑通りだった。

7連勝中の阪神と8連敗中のDeNAの違いを象徴する場面だった。

阪神は、シーズン中に2軍も経験した主力が戻り、きっちり結果を出している。

今年一番のチーム状態になったと言っていい。

 

 

 

――谷佳知 (オリックスOB)

悪い時の佐藤輝は低めのボール球を空振りしてカウントを悪くしていくが、今はしっかりとボールが見えている。
余裕を持ってボールを見極められているからスイングも以前のような力任せではなく、良い意味で軽い。
試合でも、バッティング練習で気持ち良く振っているような感覚で振れている。
打席の中でいい具合に力が抜けている。

もう少し右足の踏み込みが広く、強くなれば飛距離もより出てくるとは思うが、今のままで十分。

この形を続けていけば打率ももっと上がってくる。

その中でより良く変化していけばいい。

 

 

 

2024.8.2ハイライト【DeNA vs 阪神】2回に林選手の犠飛で1点先制するが、6回に4点を奪われる。8回に代打宮﨑選手のタイムリーで1点かえすも、反撃を封じられてしまい連敗ストップならず...

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2日 ウエスタン オリックス 4-2 阪神

 

 

 

――伊藤稜 (ウエスタン 0/3回3被安打1与四球3失点)

(入団直後から左肩痛。3年目にしてウエスタン・リーグ初登板)

試合でいろいろ課題が出てくるので、それをつぶしたい。
もっと練習します。
 
 
 
――小野寺暖 (ウエスタン 代打1打数無安打)
(左手首の靱帯損傷から約1カ月半ぶりに試合復帰)

3カ月と言われていたので、早く復帰できてうれしい。

トレーナーさんに感謝して、大事な場面でまた1軍に戻れるように頑張りたい。

 

 

 

 

2024年8月2日 日刊スポーツ

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年8月2日 スポニチ

2024年8月2日 スポーツ報知

 

 

 

2024年8月2日 デイリースポーツ