2024年7月4日 マツダスタジアム

広島 7-5 阪神

 

 

 

――岡田監督 (試合終了後)

牽制もせえへんねんから。
初球あれだけやられてるのに、牽制せえへんもん。
前(4月30日村上先発)と一緒やんか。
初球を秋山にホームラン打たれて。
(この日の秋山に2安打) 同じことやんか、初球、初球って。
いやいや、『次の1点取らんとやられるで』って、もう三回から言っとったよ。
何の細工もないもんな、やられるパターンや、こんなもん。
見とったら分かるやろ。
1点取らんかったらやられるでって。
三回に言うたわ、三回に。
 
 
 
――村上頌樹 (7回 7被安打 1暴投 3失点)
(2点差を追いつかれるのは初めて)
毎回のようにランナーを出していた。
リズムもつくれなかったので反省点かな。
 
 
 

――島本浩也 (1/3回 1被安打 1与四球 1許盗塁 2失点)

先頭をしっかり抑えていれば、また展開が変わったのかなと。

足(盗塁)を気にしながら?

そうですね…。

はい。

 
 
――小幡竜平 (8回遊撃 1安打 1打点)
(1点を先制された直後の二回1死2、3塁で同点打。五回の守りでは前進守備から二遊間へのゴロをダイビングキャッチしリクエストで一塁アウト)
打てる球を行こうと思って、そこが結果的にヒットで打点もついた。
そこは良かったかなと思います。
 
 
 
――大山悠輔 (4番一塁 1HR 1四球 1打点)
(九回表に1点をかえす6号ソロ)
反省する部分も多いので、しっかり反省して明日の準備をします。
 
 
 
――中野拓夢 (2番二塁 1安打 3三振)
(自己最長の9試合連続安打も)

ヒットが続いていること自体はいいですけど、もっと粘りのある打撃ができるんじゃないかなと…。

簡単に三振せず、粘りながらヒットが出れば。

 

 

 

――佐藤輝明 (5番三塁 無安打 1四球 1三振)

(同点の七回2死満塁でレフトフライ)
次は打てるように頑張ります。
 
 
 
――岩田稔 (阪神OB)
阪神救援陣は同点で迎えた八回裏、広島羽月選手の足に屈した形です。
無死1塁で代走登場。
1死1塁から5番野間選手への初球に二盗を決めると、1死1、2塁から6番石原選手への初球に三盗まで成功させたから驚きました。
最後は石井投手が2死満塁から暴投で決勝点を献上。
ここからの1イニング4失点はあまりに重たすぎました。

バッテリーは決して無警戒ではなかったはずです。

二盗に関しては直前の打席から散々けん制球を入れた末、外角直球で決められたモノ。

羽月選手の足が勝ったとしか表現しようがありません。

三盗にしても、初球にカーブを投げたから「無警戒だった」と断じるわけにはいきません。

三盗も多いランナー。

三盗も頭にありながら決められてしまったのではないでしょうか。

三盗は島本投手から石井投手にスイッチした直後の1球目。

この流れに野球の奥深さを感じました。

投手交代の際には必ず投球練習が行われます。

その間、走者はひそかにスタートのタイミングを計る準備ができます。

おそらく羽月選手は投球練習間に「走れる」と判断し、スタートを切ったのだと想像します。

この三盗で1死1、3塁となった時点で、流れは完全にカープ側に傾きました。

阪神目線で言えば、この日は暴投2つがそのまま失点に結びついてしまいました。

捕手は球界屈指のブロッキングを誇る梅野選手。

つまり、梅野選手でも止められないボールが2球あったということです。

3連戦初戦から2連敗中の広島新井監督は3戦目、序盤から盗塁にランエンドヒットと積極的に動いていました。

最後は救援陣が広島の「イケイケどんどん」な空気にのみ込まれた形です。

3タテで一気に1ゲーム差まで詰めたい阪神と、是が非でも3連敗だけは避けたかった広島。

互いの意地と意地がぶつかり合った一戦、重圧をかけられ続けた投手陣を責める気にはなれません。

甲子園に戻る5日DeNA戦は気持ちの切り替えが重要になりそうです。

 
 
 
――佐藤義則 (阪急OB)
石井は初球、羽月に盗塁を許し、その後、2死満塁と拡大したピンチの結果、勝ち越し点は石井の暴投だった。
バッテリーがばたついていたようにも見えるだろう。

しかし、この投手交代の場面、私が投手コーチだったら石井には「初球、直球でヒットだけは気をつけよう」と声をかける。

そうなれば相手は勢いづき、投手交代に後手のイメージを与えてしまうからだ。

その初球、石井は変化球を外角低めに外した。

ここで二走・羽月が盗塁を決め1、3塁。

梅野の三塁送球がわずかにワンバウンドしたが、ストライク送球であればとか、直球を要求していればという見方はあるにせよ、バッテリーの球種選択は間違っていない。

少なくとも打者・石原に対しての攻め方は合格点だ。

ただ、羽月はああした盗塁をよくやってくるだけに、無警戒の印象は残るし、それを防ぐことができれば4失点はなかった可能性もある。

この盗塁を防ぐ手だてとして、もちろんバッテリーの警戒度を高める必要はあるが、例えばショートの小幡が石井に注意喚起を促すということがあってもいい。

その声は羽月にも聞こえるはずで、わずかでも躊躇させられるかもしれない。

また、防御をバッテリー任せにしないことも、チームとして考えていきたい。

 
 

 

【ハイライト】広島 vs.阪神|プロ野球2024公式戦(7月4日)

J SPORTS 野球【公式】

 

 

 

 

――和田2軍監督 (4日 ウエスタン 阪神 1×-0 中日)

あと1本というよりもチャンスも少ない中で、茨木はよく頑張った。
いつも立ち上がりと、ランナー背負ってからというところが課題のピッチャーだけど、今日は見てても不安もなく、しっかり投げれてたし。
内容としては、今シーズン一番いい内容で、そこで勝ちつけてやりたかったけど、責任回数はしっかり投げられたので今日は本当よかったです。
西純は、次の先発のためにというところで。
金、土も試合がないから、ちょっと開くので、1イニング投げさしておこうと。
湯浅も本来の湯浅からしたら、まだまだなんだろうけど、それでもランナー背負ってからなんとかしのいでいく。
そういうことで、状態を上げていく。
ちょっとベンチで見てて、やっぱりボール先行するので、そこらへんがファームだから抑えられるけど、1軍でやっぱりボール先行した時の絞られた時にどうかなっていう感じはまだする。
真っすぐも一回良くなりかけたけど、今日の真っすぐはもう一つやな。
もう一つやなというのは、悪いという意味じゃないんだけど、まだ湯浅らしいあのキレの良いスピンのかかったというところはもう一息やね。
やっぱり後ろにファウルが行くようなね。
結局、どうしてもボール先行するから、少しガンを落としてストライク取り行くから、そういうところだろうね。
ストライク先行すると、もっと腕振れるから湯浅らしいストレートが見れるんだと思うけど、ちょっとボール、ボールで入るから、そこらへんだね。
ミエセスは先週の名古屋のね、最後の日ぐらいから状態上がってきて。
スライダー系を仕留めてるけどね。
これであと真っすぐを仕留められるようになったら、もうほんとに本調子なるだろうから。
今は抜けたスライダーとか、甘いスライダーをしっかり仕留めてるけど。
やっぱり速い真っすぐを前に飛ばす、長打打てるようになってきたら、本物だと思うんで。
ただ、状態が上がりつつあるのは間違いない。
山田が病院で今日ちょっと診てもらって、特に悪くなったとかそういうことじゃないんだけど。
いっぺん診てもらってっていう、それで安心したらいいんだよね。
日曜日の練習試合は、そこまで無理はさせないかな、今のところはね。
まだこの3日間、本隊とも外れとったしね。
まあまあ、今のところ出す予定はない。
金、土は試合がないんで、やっぱりね、そういう試合のないカード期間っていうのは月1回しかないんでね。
やっぱりその1カ月で起こったことの反省もあるし。
もちろん良くするための反復練習もしないといけないし。
ここの3日間というのは、練習試合も含めて非常に貴重な期間なんでね。
これは大事に使いたいね。
 
 
 
――茨木秀俊 (ウエスタン 7回2被安打無失点5奪三振)

ストライク先行で投げられたことが一番良かった。

緩急を使って、打者に絞らせなかったところが良かった。

全球種でストライクが取れた。

(前日には帝京長岡3年の時、新潟大会決勝で投げ合ったロッテ田中晴也がプロ初勝利を挙げ)
同級生も1軍で活躍し始めてますし、自分も早く1軍で勝てるようにならないといけないので1日1日を大切にしたい。
 
 
 
――西純矢 (ウエスタン 1回1被安打無失点2奪三振)
久々の試合で1イニングを無失点で投げられたので良かった。
三振にはこだわっているんで。
次は真っすぐで三振を取りたい。
 
 
 
――ヨハン・ミエセス (ウエスタン 5番左翼 2安打1失策)
下でしっかり準備して練習して、いい結果出し続けるだけ。
しっかりと準備して、チームに貢献できると判断されたら上(1軍)にいけると思うので、その辺までしっかり頑張りたい。
 
 

 

【ハイライト】7/4(木) 神1x-0中(鳴尾浜)| 2年目右腕・茨木、7回2安打無失点!ゲームは意外な幕切れ!

阪神タイガース 公式

 

 

 
――岩田将貴
(佐藤輝、村上、中野らと同じ2020年ドラフト入団。ここまでウエスタン・リーグトップタイの28試合に登板し、防御率1.50)
1軍に上がるために。まずは圧倒的な数字と内容を残せるように。
これまでは結構、1カ月右打者と対戦してないケースもあった。
でも去年からは監督も変わったし、考え方が変わって。
完璧に、確実に右も抑えないと、という風に変わりました。
たとえ右打者を出しても、左で確実に抑えて。
結果0点だったらいいかなという考え。
去年は完璧に抑えようという意識が強すぎたので。
右打者は最低ライト前でもいいかなぐらいの気持ちになったのが1番かもしれない。
今年がラストチャンス。
そういう意味で、ちょっと考え方を柔らかくしたみたいなところもあります。
 
 

 

【鳴尾浜通信】井坪陽生選手4安打の猛アピール!!打率3割をキープし和田豊監督も「いい姿を見せてくれている」と評価!試合後には伊藤稜選手がシート打撃に登板しました!

阪神タイガース 公式

 

【木浪選手の現状は!?1軍復帰はいつ!?】7月4日に鳴尾浜で行われた練習の模様をダイジェストで!木浪選手多めです! サンテレビボックス席

サンテレビ
 
 
 
 
2024年7月4日 スポーツ報知

 

 

 

2024年7月4日 東スポWEB

 

 

2024年7月4日 日テレNEWS

 

 

2024年7月4日 日刊スポーツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年7月4日 サンスポ