2024年6月25日 倉敷マスカットスタジアム

阪神 0-1 中日

 

 

 

――岡田監督 (試合終了後)

才木は、よう投げたよな。

(板山には) いやいや、真っすぐいくと思ったけどな。

インコース構えたからな。

四回はフォアボールが2つ絡んだけど、ちょっと警戒しすぎたみたいなな。

粘り強くって、普通どおりよ。

週頭を託せる、そういうことやん。

そら点取らんと勝てへんからなあ。

いやいや、今日はあれや、内容的には最近ではまだ良かったよ、今日は。

試合前のフリーバッティングも良かった、久しぶりになあ。

相手のピッチャーも良かったからなあ、小笠原もなあ。

チャンス作ってもそこで1本出るかどうかや、そういうことや。

九回も、塁出たらチャンスあると思ってたけどなあ、1点やしなあ。

四回も2死から、あんまりそんなな、悪い打球じゃなかったけどな、大山のもな、うーん。

まあそれは正面行くということはやっぱりな、向こうのボールが良かったんやろな。

だからちょっと今までの0とはちょっと違うよな、おーん。

それが野手の方がな、どう明日からな、どういう感じでできるかやろな。

 
 
 
――才木浩人 (8回 6被安打 1失点)
(八回2死三塁での板山は) 勝負にいった結果。最後のところをもうひと踏ん張り、実力不足。

序盤はマウンドの感じとフォークの感じがなんか違うな、と。

中盤ぐらいから抑えられるようになったので、試合の中での修正という意味では良かった。

(今季初のナイトゲームで) 朝起きて寝坊したと思った(笑)

何時に動くか分からなかったが、すごく涼しいので投げやすい。

 

 

 

――梅野隆太郎 (7番捕手 無安打 1四球)

(才木は) 結果的に打たれてしまったけど、よく粘ってくれていた。

しんどい中よく抑えてくれたのが正直なところ。

チームは負けてしまったけど、こういう内容を続けていくことの方が大事。

(七回の二盗阻止は) 自分ができることはしっかりできた。

浩人を助けられてよかった。 
 
 
 

――森下翔太 (3番右翼 1安打)

変化球をセンター方向にはじけたのはよかった。

(この日も試合前の打撃練習で水口打撃コーチがトスを上げ練習を終えると2人で話し込んだ)

バッティング練習のことで、良い打球が飛んでたりしたのでそのことを言われました。

ヒットは出たので次に向けてやりたい。

 

 

 

――佐藤輝明 (6番三塁 2安打)
(九回マルティネスから左前打)
なんとか塁に出たいところで出られたのでよかったかな。
(2安打に) 少し手応えを感じた。
勝っているところを見せられるように頑張ります。
 
 
 
――植田海 (代走 1盗塁)
(九回2死1塁から代走で起用されると、渡邉への2球目でスタートを切り今季初盗塁)
イメージ通りにスタートが切れたのでよかった。
 
 
 
――近本光司 (1番中堅 1安打)
(12打席ぶりの安打)
特にないです。
 
 
 
――中西清起 (阪神OB)
阪神の野手陣は、才木を週頭の火曜日に持ってきた意図を分かっていたのだろうか。
中日先発小笠原の投球も素晴らしかったが、食らいついて、何としても援護するんだという姿勢、気迫が見えなかった。
見殺しの0-1完封負けは結果としては最悪で、同じ1敗でもローテを替えてまで起用した才木での負けは重い。

火曜日を任せる投手はチームのエース格だ。

6連戦の頭を取り、最低カード2勝1敗で勢いづきたい思いがある。

才木の前は昨季のMVP右腕村上が務めた。

防御率はリーグ9位の2・12ながら2勝5敗。

勝ち星に恵まれないのは打線の援護がないからで、6試合勝てない悪循環にはまっている。

今度は才木まで殺してしまうのか、という話だ。

当然、相手もエース格がくるから攻略は簡単ではない。

それにしても限度がある。

今季、打線で勝った試合はいくつあるのか?

岡田監督が前回指揮を執った際に投手コーチを務めさせてもらったが、投手陣が好投しながら打てない試合が続いた時は、打撃コーチに「いいかげんにしいや」と言ってよくケンカした。

「この試合は先発に勝ちがついて、リリーフにホールドがついて、抑えにセーブがついた試合だ」と。

コーチとして投手陣を守ることが一番の使命だが、特に火曜日に勝てないのは、ペナントレースを左右しかねない重大事項にもなるからだ。

野手陣、チーム全体でいま一度、「火曜日才木」の意図を考え直してほしい。

もちろん、奮起してほしいのは週頭だけではない。

10試合で防御率1・36と抜群でも3勝3敗の西勇をはじめ、大竹も4勝4敗、伊藤将も3勝3敗と、先発の役割を果たしても負けがつく試合が目立つ。

それぞれ1、2個は勝ちを増やして負けを減らせたはずだ。

このままでは勝負どころに入る7月、8月に、リリーフ陣も含めて投手陣は持たない。

苦い教訓としてしっかり胸にとどめてほしい敗戦だ。

 
 
 
――西山秀二 (広島OB)
今日の才木の打者1巡目を見て、タイミングが合っていたのは板山と龍空。
だから、捕手からすれば、今日は小笠原の投球内容を含めて、1点勝負になりそうだなという感じを受けたはず。
となれば、ともに1死無走者で中前打を許した四、六回の板山の場面で、もっとインコースや足元に厳しいカットボールを投げるべきだったし、体の近いところに強いボールを見せておく必要があった。
仮にヒットを打たれたとしても。

八回2死三塁の場面で内角球を使い出したが、もうこのタイミングで内角球を使っても正直、手詰まり。

投げる球がなくなっていた。

才木だって100球を超えて、要求通りのところに投げるのが徐々に難しくなって来てる場面。

四、六回に内角球を見せていたら、また違った結果になっていたと思う。

才木も、もっと楽に投げられていたと思うし、梅野のリードが悪かったという言い方になるときついけど、正直、そういうこと。

その場面だけを見るのではなく、先々のことを考えたリードが必要で、もし、それができていれば、あの八回の1点は防げていたかもしれない。

 

 

 

【ハイライト】阪神vs中日【2024/6/25 T-D】

阪神タイガース 公式

 

 

 

 

――和田2軍監督 (25日 ウエスタン 中日 7-3 阪神)
1軍のローテ投手に対してなんで。
前半も1、2点取れるようなケースがあったんで、そこで点を取れてれば展開的には変わってくるんだけどそういうところでね、それをしのいできてる投手だから簡単ではない中で、アプローチの仕方っていうのはある程度しっかりできてたと思うんでね。
あとは返す場面で打席に立った選手がね、なんとか頑張る。
ヒットじゃなくて前に飛ばせば返せるっていうケースもあったんでね。

野口もホームランで上がってくると思ったんだけど、またバットが出てこなくなっちゃってる。

ちょっと、なんかもうマスコットバット振ってるみたいな感じになってるんで、まだ本物じゃないというかね。

本調子にはなってないね。

ホームランでもうずっと苦しんできて、やっと出たってところで変わってほしいんだけど。

まだしっくりきてないんだろうね、多分ね、バットが出てきてないもんね、今日見ててもね。

福島は外野が人数的なこともあってね、なかなかチャンスが回んない中で、スタメンでね、その最初の打席でしっかりと振り抜けてね。

あいつの持ち味っていうか、一番嫌がられるのは塁に出ることだと思うからね。

今日はきれいなヒットが出たけども、やっぱりなんとか塁に出るっていうね。

そういうところをやっぱり勉強していかないと、やっぱり足っていうところが福島の一番の魅力なんでね、それを生かすためのバッティング。

今日はね、打席に関してはもちろんいいバッティングだったけど、やっぱりそういうので塁に出ていかないと率も上がっていかないし。

時々打ちますよ、じゃやっぱり打たなくても塁に出るっていうのと選球眼も大事だしね。

特に内野安打打ちにいってね、出るもんじゃないけど、やっぱ追い込まれてからもきれいなヒットを打ちにいくんじゃなくて、やっぱり粘り強くカットも必要だし、選球眼も必要だし。

それはやっぱり武器にしていかないとね、自分の持ち味だからな。

この世界入ったんだから、どうやったらこの世界で食っていけるか、稼げるかっていうところを考えるとね、答えに近づくと思うんでね。

それはもう日々勉強だよね。

途中で井上と野口の守備位置を交代(左翼⇔右翼)したのは、どっちも守らないといけない選手なんでね。

広大の場合、ずっとちょっと、ライトとファーストをここのところ、多く守ってたんで。

レフトもね、少しずつ入れてこうということでの交代です。

川原の失点は、やっぱり、四球ね。

ヒットだけではそんなに7点も8点も取られることないと思うんだけど、やっぱりそこに四球が絡むとね。

ヒット打たれてんのも、やっぱりボール先行でバッター有利っていうカウントにしてしまってるっていうところがね。

もう何回も言うけど、やっぱ2球、最初の2球で、1球ストライク取って、1-1カウントを作るっていうのがすごく大事になってくるよね。

そこからの組み立てだと思うんでね。

そこで2ボールから入るのはやっぱりきついよね。

そこからストライク取りにいって四球出さなくても、やっぱり常にボール先行カウントになってしまうんでね。

だからそこら辺が今日はちょっとできなかったかな。

四球出してるの陸だけじゃないんでね。
まあまあ、そういうところが、特に中日打線が強力なんで、もうほんとにボール先行してしまうと畳みかけてくるところがあるんでね。
多分打撃がいい、状態がいいっていうところで、慎重にはなるとは思うんだけどね、慎重になりながら、最初の2球のうち、1球はストライク、そっから組み立てる、カウント作ってくっていうね。
それができないと今日みたいな苦しい展開になってしまうね。
今日の先発ビーズリーは急遽だった。
津田の予定だったからね。
1軍が中止になって球数というか、今日は、30球めどっていうことなったんで、それで先発になりました。
 
 
 
 
2024年6月25日 日刊スポーツ

 

 

 

 

 

 

 

2024年6月25日 スポーツ報知

 

 

2024年6月25日 サンスポ

 

 

 

 

 

2024年6月25日 デイリースポーツ

 

 

 

 

2024年6月25日 スポニチ