――岡田監督

森下はヘッドとか、リストとか使うてないやんか。

何回言うても、なあ。

今年も、西武のときとかも室内であれやったけど、ちょっと呼んだりして。

でもずーっと一緒やからなあ。

ちょっと言うたくらいじゃ直らへん。

ちょうど試合もないからなあ。
手を打たんと打てへんもん。
理解できたかはまだ分からんよ、今までも理解できへんかったんやったんやから。
いやいや、まだまだこれからの選手やからな。
これからあいつが長いこと野球する中でなぁ、この今のスイングじゃ、絶対無理よ、おーん。
はっきり言うたるけど。
珍しいいうか、初めてよ、俺、グラウンドで指導するのなんか、監督になって。
前のときも一回もしてない、グラウンドでは。
室内ではなぁ、やったのはあるけど。
コーチにこうなってるから言うても、そんなんもなぁ、言うても聞けへんのか、やれへんのか、それは分からへんけど。
深刻どころちゃうよ、そんなもん。
考え方の勘違いをしとんだよな、おーん。
なんか福岡で言われたらしいな、松中に。
なんちゅうティー(打撃)をやってるんですかって、言われたって言うとったわ、平田が。
アメリカのあんなん、もうみんな誰もやってませんよって笑われた言うとった。
いや、最初(入団当初)はそうでもなかったよ。
あんなにそっくり返って打ってないよ、最初に入ったときは。
去年でもあんなにそってないよ。
今年のキャンプからやろ。
オフの間に何をしたかはしらんけど。
ピート・ローズのバットまで持ってきて、おかしいやろ。

ずっと気になっていたって、自分でわからなあかんやろ。

言うてるのは言うてるわけやからな、そんなの。

全然、下に向けて打ってない。
レベルやんか、感覚がな。
悪いのは100で直してもあかんよ、120くらいの感覚で直さんと。
そういうのは、極端にやらんと直れへんよ。
50のやつに、50しかないのに50を教えても100にはならんよ。
120ぐらい教えんと、100には近づけへんよ、そんなもんは。

ティー打撃ネットと、長い棒も森下のために用意したんや。

長い棒を振らせてみ?こんなんして(のけぞってアッパーぎみに)振ってるやろ?誰が見てもわかるやろ?

あれがまともにレベルで振っている感覚なんやから、根本的におかしいやろ?

いやいや、まだ一番のびしろがあるからな。
これからの選手やん、まだ2年目やんか。
今のうちにちゃんとした打ち方な、覚えたらもう、そんなんずっと長いことできるようになるわけやから。
試行錯誤しながら試合やってもうたら困るよ、はっきり言うて。
あいつ、そんな感じやったな、毎日、毎日なんかな、考えながら徐々にとか、そんなんまず自分の形を作ることやんか。
そんなんいちいち5つも6つも考えながら打席なんか立たれへんよ。
来たボール打つしかないんやから打席立ったら。
そんな考えて打席立っとったら打てるかいな、迷うて。
そんなもん体が反応して打つわけやんか、打席の中で。
0コンマ何秒やで、はっきり言うて。
真っすぐと変化球の違いを体の反応で打つしかないわけやからさ、頭で考えてられへんわけやからな。
ええスイングを染みこませといたら、それで打てるわけやから。
今のはちょっと変な打ち方やな、悪いなの繰り返しやんか、結局。
そんなことを考えて、毎日試合あるのにバッティングなんかでけへん。

 

他のメンバーも去年までできていた役割や普通の野球ができてない。

走塁にスランプはないいうて昔の人がよう言うとったやんか。

当たり前のことやからな。

まあ意識がないよな、シート打撃なんか見とっても」

焦りか緩みかは、選手に聞かんと分からへんやん(笑)

それは無意識に緩みになってるんかも分からんしの、結局は。

ランナー置いても、置いてるだけやったな。

見てみいよ、ワンアウト2、3塁のセンターフライで糸原がタッチアップせえへんし、2塁ランナーで。

最後もそうやんか、近本もホームけえへんやんか、あんなボテボテで。

それだったらもうな、そういうふうに見えてしまうわけよ、ただやってる練習なんやなって。

なんで、サードコーチも行けとか怒れへんのやろな、それが俺は不思議やねん。
みんな見過ごしやぞ。
俺が見とってもそうや、なあ。
そないして、前もセンターで小幡がタッチアップしてないのに、この日も1アウト2、3塁から、見てみい、佐藤の大きいフライで糸原タッチアップもせえへんやろ。
それを何にも言わんからの、コーチも。
そこまでいちいち俺が指摘したらコーチいらんよ、はっきり言うてな。

 

大山はこっち来るよ。

ゲラもこっち来るよ。

2つ枠あるから、そのために空けてあるから。

誰か1人なあ、最後の1試合のために上げても、また交代で終わるから、かわいそうやん、そんなの選手は。

ただ1試合のためだけにのう、上げたって。

1試合上げて金もらえるやつもおるけどな、ほとんどそうやベンチ入るだけでのう。

良くなったいう…、そら今年良かった時がないわけやから、どのぐらい良くなったのか分からへんで。
良くなったてどういうことや?
キレやんか。
キレがないから打てんと思ってる、俺はな。
バッティングで良くなったいうても、そんなんもう分からへんで、なに、3割打ったら良くなってんの?
でも7回アウトになるんやで、7回アウト見なあかんねんで、良くなってる選手でも。
そんなバッティングなんか完璧じゃないんやから、良くなってるなんていう言葉なんか使たらあかんと思うわ、俺はな。
もう交流戦は上げるつもりなかった。
そんなん急に無理やって、そんなん急にようならへんって。
やっぱり、走り込んだりして、ノックでも受けて、体な、キレ戻すとかそんなことせんと。

 

ああ、久しぶりに汗かいたわ。

 

もうノックバットしか振れへんで。
 
 
 
――大山悠輔
(甲子園での1軍練習に合流。岡田監督も見守る中、37スイングで柵越え4本)
明日から前を向いて、しっかり頑張ります。
 
 
 
――ハビー・ゲラ
(甲子園での1軍練習に合流。グラウンド一番乗り)
2軍では制球重視で、打たれないところに投げる、狙ったところに投げられるように、というところが一番大事だと思った。
流れを変えられるような仕事ができれば一番いい。
 
 
 
――岩崎優

オールスターまでを節目として、またギアをひと段階上げていけたら。

ここからみんなを引っ張っていけるように頑張りたい。

試合になれば気持ちも変わる。

 

 

 

――前川右京

去年は交流戦からだった。
今年は開幕スタメンから始まって、ここまで悪い時もいい時も、ある程度はできてきているかなと思います。
いいところは、状況によって打撃を少しながら変えて、ちゃんと走者を次の塁に進めたりとかはできてるかなと。
悪いところは成績が出ない時は受け身になって、消極的になる。
自分の持ってる力を全然出せない打席が多い時があるかなと思います。
そこは全部気持ちだと思ったんで、メンタルが縮こまった時に手が出なかったりしていた。
ある程度は、腹をくくっていかないといけない。
それがわかっててもできない時があるんで、そこら辺はまだまだ勉強かなと思います。

去年の経験はだいぶ大きいと思いますね。

ちょっと今日がダメでも、メンタルには来るんですけど、明日頑張ろうという気持ちでいけている。

去年はアップアップみたいな感じやったんで、そういう点では去年の経験は大きいかなと思います。

1試合1試合、気持ちが上下していたら年間を通してしんどいというのは感じた。
なるべく、一定した気持ちでできるように。
なかなかできないと思うんですけど、なるべく抑えて抑えてというのは心がけてます。
本当にいいチームのいい先輩方がたくさんいるので、そういうところを参考にしながら、今後もやっていけたらなと思います。
気軽に聞ける環境をつくってもらっているので本当にささいなことでも聞きにいって、丁寧に教えてもらえる。
本当にいい環境でできてるかなと思います。
糸原さんには、よく食事へ連れて行ってもらったりするんです。
『普通やったら大学3年生の年。プロの人からいろんなアドバイスをもらったりするのも全然できない経験やし、1軍で経験できていることもいいことだから、てんぐにならずに頑張れ』って感じで言われました。
1軍でやれてることに感謝をしながらと。
それは印象的ですね。
今は本当にいい経験をさせてもらっている。
ちゃんと出たところで仕事をできるようにというのが一番かなと思います。
1年目はけがばかりやったんで、どうなるかなって感じだった。
今はある程度、できてきている感じもある。
あとは、どれだけ継続してできるかやと思う。
全然、まだまだかなという感じです。

プロ初本塁打は、ホームランバッターじゃないって言い聞かせながらやってたんで、そこまで焦ることはなかったんですけど、実際に出てみたらうれしかった。

それまで196打席かな?長かったなというのが本音です。

こだわりたいのは、出塁率と打率ですかね。

出塁率はある程度、残せていると思う。

打率はまだ上下することがたくさんあるので、まだまだ勉強かなと思います。

三振数が減っている要因は、打席内で慌てなくなってきた。

どっしりというか、考えながら捨てる球を捨てたり、いく球をいったりというのができているから、三振は少し減ってるのかなと思います。

守備は、やっぱり力がないところなので。

そこはちゃんと練習をして、投手の方に迷惑をかけないようにしたいなという気持ちがあります。

守備に対しても目を向けるようになってきたかなと思います。

理想は自分の中ではあるんですけど、まだ口にできるほどの選手でもない。

そこら辺は自分で理想を求めていきたいなと思います。

 

 

 

――豊田寛

(19日のウエスタン戦では1番左翼で先発し) 1本しか打ってないですけど、次の打席もしっかり捉えられて良かった。
こういう機会をいただけてありがたい。
 
 
 
 

――和田2軍監督 (20日 ウエスタン 阪神 2-5 ソフトバンク)

今日はちょっと秋山らしくなかったね。
スピードガンは別として、真っすぐも変化球もほとんどベルトから上でね。
ベンチからコースはわかんないけど、ほとんどのバッターがフルスイングして、芯に当てていたので。
コースもそれなりに甘かっただろうし、抑えられそうな感じは初回はなかったもんね。
まあ二、三回はなんとかしのいで踏ん張れたというかね。
ただね、立ち上がりというとこで、どのピッチャーが投げても難しいんだろうけど、ちょっと5点はね、大きかったっていうかね。2点、3点で、なんとか抑えることができれば、試合展開もね、また変わってきたと思うし、というところです。
ミエちゃんの2ランが出たけど、展開的には、ちょっと遅かった。
その前に1点でもね、早い回に取れれば展開とか、勢いとかそういうところも変わってきたんだろうけど。
1点だけ取りに行く作戦もあるんだろうけど、今日は早い回に点が取れなくて、ちょっと苦しい状況になってしまった。
個々で言うと、ミエちゃんの最初のツーベースもよかったし、やっとこう、振り抜けたホームランもね。
長打が魅力の持ち味の選手なんで、やっと、ミエちゃんらしい打球が出たかなと。
試合前の練習でもいろいろ試してみたり、自主的にロングティーやったり、いろんなことをして状態あげていこうという姿勢が、今日のゲームにつながったと思うし、これからどんどんね、上げていってほしいね。
昨日までがちょっとタイミング取れてなかったんで。
今日をきっかけに今日で戻ったっていうことじゃなくて、やっぱり続けていかないとね。
ただ、1本で終わらず2本出たんでね、状態的には上がってくる可能性がある。
やっぱり本人も、今日の2本で満足しているわけではないんで。
明日以降、同じようなバッティングができるようになれば戻ってくると思う。
野口は長打も出て5試合連続安打で3割前後打ってるから良いようには見えるんだけど、もう200打席近く立って、ホームラン1本も出てないというのは、やっぱり本来のところまではいってない。
ただ、悪いなりに数字は残してるんでね、レベルという上ではね、ある一定のものは持ってるとは思うけどね。
やっぱり彼の持ち味は、一発というか長打力というところ。
今日は二塁打が出たけど、やっぱり左方向への打球がちょっとまだ上がりきれてない。
その打席は良かったけどね、やっぱサードゴロが上に上がってこないといけないと思うんだよね。
もう一息だね。

9試合連続無失点の湯浅は、真っすぐが、この9戦抑えてる中で、どんどん良くなってきているから。

相手も真っすぐ狙ってきている中で、あえて真っすぐで勝負できてる。

それで空振りを取ったり、ファウルが後ろに行くようになってるから、かなり状態は上がってきていると思うし。

腕も触れるから、あの変化球もね、フォークでもしっかり落ちている。

この状態を続けることでね、必ずチャンスが来ると思うんで、続けて頑張ってほしいね。

小野寺は昨日ね、ちょっとスチールの時、タッチに行った時に手首ちょっとひねって。

まあまあ大事を取ってということです。

フレッシュオールスターに選ばれた4選手(中川、椎葉、山田、野口)も、過去のフレッシュを見ていても、そこからこうね、1軍の切符つかんだり大きく飛躍する選手が結構いる。

そういうきっかけにもしてほしい。

またイースタンのレベルを見ることで、勉強にもなると思う。

ここはあんまりチームに貢献とかなんとかいうところじゃなくて、自分の持ち味を思い切って出すというのを、何打席立てるかわからない中で、野口というのはこういう選手だ、山田っていうのはこういう選手だっていうのをファンの皆さんに知ってもらうためにもほんとに思う存分やってきてほしいね。

 

 

 
――ヨハン・ミエセス (ウエスタン DH 2安打 1HR)
打った瞬間に結構いい感じだった。
最近やっと調子が上がってきてよかったです。

スイング自体は特に何も変わっていない、準備の取り方とかピッチャーの投げる前の準備を少し変えました。

1球1球によって変えています。

 

 

 

――椎葉剛 (ウエスタン 2回 無失点)
徳島でやられた時と一緒で、フォークが全部抜けて落ちずに、今日も長打を打たれた。
そこ投げ切らないといけない。
真っすぐ自体は以前に比べて多少戻ってきた。
 
 

 

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阪神タイガース 公式

 

 

 

 
2024年6月20日 デイリースポーツ

 

 

 

 

 

2024年6月20日 スポニチ

 

 

 

 

2024年6月20日 サンスポ
2024年6月20日 日刊スポーツ