19日、甲子園で行われた全体練習でウォーミングアップが終わると、岡田監督が真っ先に森下の元へ行き、約40分間に亘る異例のバッティング指導をした。
平田ヘッド、水口打撃コーチと直立不動の森下の4者で三塁ベンチ前で話し合い、岡田監督自らバットを持って、体の使い方、バットの出し方、スイングの軌道など、身ぶり手ぶりで細かに指導。
森下に素振りをさせたり、長い棒を腰に当ててスイングさせ、時折、「良くなった、良くなった」と声をかけながら同じ動作を何度も繰り返させフォームの改革を行った。
その後のティー打撃でも約10分間、監督は付きっ切り。
ティー打撃の途中では岡田監督自らボールを打って手本を示した。
最終組で行ったフリー打撃では体を逆方向にひねりながら打つツイスト打法で軽打。
それだけを33スイング続けた。
フリー打撃では軽めのスイングながら、明らかにフォームが変わっていた。
時間に制約がなければ、まだまだ続きそうな雰囲気だったが、就任初の実打も含め、計1時間以上の熱血指導となった。
また、全体ではシート打撃を実施。
登板機会が少なくなっている富田、浜地、西純の3投手がそれぞれ打者3人×2セットで登板。
打者は近本、中野、渡辺諒、原口、糸原、小幡、佐藤輝、森下、前川、ノイジー、梅野、坂本が打席に立った。
走者はすべて3塁または2、3塁で、打球が転がった瞬間にスタートを切るゴロゴーのタイミングや、外野への飛球でタッチアップの判断などを繰り返した。
――和田2軍監督 (19日 ウエスタン 阪神 6-6 ソフトバンク)
(0-6で迎えた九回に2点を返し、なおも2死満塁から熊谷の満塁本塁打で追いつき引き分け)
熊谷がやっと当たったよ(笑)
あれをね、年に1回でいいから、上(1軍)で見せてくれたら、そう願って。
本当にね、あそこでね、回ってきたのもそうだし、あそこで打てたっていうのはね、やっぱりそんなに打席はもうしょっちゅうは立てない選手だと思うけど。
やっぱり木浪がね、ちょっとこういうことになって、何らかの形でね、チャンスがあるかもしれないから。
そういう意味でもね、今日ショートだったんだけど。
そうなってくるとね、守備だけじゃなくて、やっぱり打つ方もね、磨いていかないといけないんでね。
豊田も1打席目から長打。
いい状態を維持しようと試合に出てやってると思うんですけど。
もう今の熊谷にしても、豊田にしても、今は1軍の選手なんでね。
ここではもう本当に調整っていう形で来てるんで、あとは本人の感覚なんで。
豊田に関してはね、もちろん1軍のゲームも見てるけど、ほんとに必死になってね、結果を出してる。
そういう姿をね、こっちの選手たちは見てるからね。
やっぱね、豊田に続けってことで、うちの選手も非常に励みになってます。
明日の先発は秋山。
(大山は4打数1安打1四球。ゲラは1回2被安打2与四球で2失点)
【ハイライト】6/19(水) 神6-6ソ(鳴尾浜)| 土壇場9回裏2アウトから熊谷が同点満塁ホームラン!引き分けに持ち込む!
阪神タイガース 公式
2024年6月19日 デイリースポーツ
2024年6月19日 スポニチ
2024年6月19日 スポーツ報知
2024年6月19日 日刊スポーツ