2024年6月12日 京セラドーム大阪

オリックス 4-0 阪神

 

 

 

――岡田監督 (試合終了後)

なんもないで。

昨日よりないわ。

ずーっとやん。
そんなん今日の試合だけちゃうやんか。
それだけのことやん。
ないない。
何も言うことないわ。
もう、見ての通りよ。

大竹は、もうなぁ、狙い打ちされてるなぁ。

もう読まれとるよな。

同じバッターにやられるやろ。

だから昨日のミーティング、試合前に言うてんのにな。

それやらへんから、そら同じバッターばっかりに打たれるよ。

やれへんからしゃあないやん。
そんなん、昨日のミーティングのときに言うてる話や。
 
 
 
――大竹耕太郎 (6回 7被安打 3与四球 4失点)
相手がどうこうではなく、僕の問題。
普通にストライクを投げていれば。
普通に自分の投げたいボールを投げられなかった。
そうなってしまった原因は明確に分かった。
オリックスとはもう対戦することがない。
そんなに引きずるような内容ではない。
何点取られた試合でも、淡々と同じように反省することが大事。
 
 
 
――西純矢 (2回 無安打 1与四球 1失策 無失点)
(回またぎの八回、先頭の投ゴロをファンブルし悪送球。その後は四球で2死1、2塁を招いたが得点は許さなかった)
エラーとフォアボールが反省。
それ以外は良かったかなと思っています。
ああいう展開ですけど、ゼロで抑えることで何が起こるか分からない。
ゼロで終われたのは良かった。
 
 
 
――近本光司 (4番中堅 1安打)
(六回裏1死1塁で紅林の当たりはセンター右へ、フェンスまでは到達しなかったが肩の弱い近本が処理したため1塁ランナーが躊躇なく三塁を回り試合を決定付ける長躯ホームインの4点目となった)
やるべきことは変わらないので。
今の打線のことに関して僕が言うことはない。
 
 
 

――中西清起

球審のストライクゾーンが広い判定も投手有利に働いたが、それはお互いさまで言い訳はできない。

結局は得点力の低さに行き着くが、それでも2試合連続の0点はいただけない。

関西ダービーの勝敗を分けているのは「1球で仕留めることができるオリックス」と「1球で仕留めることができない阪神」の差にある。

4点ビハインドの七回表2死満塁。
あの打席の佐藤輝が、打てない阪神を象徴している。
1ボールから2球目のストレートを打ちにいったが、高く上がった打球は天井を直撃するファウルになった。
あの1球を打ち返さないといけない。
続く高めのストレートは空振りで前に飛ばず、次のスライダーをまんまと振らされた。
逆に阪神先発の大竹から打点を挙げたオリックス紅林、宗らは甘い球を1球で仕留めていた。
 
 
 
――谷佳知
中野に気負いがあるのか、少しスイングが強引になっている印象を受ける。

今季の特徴として、右方向への打球が多い印象がある。

強い打球を打ちたい、という思いが伝わってくる一方で、もっと広角に打てる中野本来の良さが少し消えているように思う。

1番に入って少し気負いがあるのかもしれない。

1番・近本、2番・中野という並びが、中野本人にとっても、阪神にとってもやはり理想なのだろう。

中野はもっとうまくヒットを打てるバッター。

大山が帰ってくるまでは我慢の時かもしれないが、もう少しセンター中心に打ち返す意識を強く持ってもいい。

 
 

 

2024年6月12日 オリックス対阪神 試合ハイライト

(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

 

 

 

 

――和田2軍監督 (12日 ウエスタン 阪神 1-0 オリックス)

大山は打席にどんどん立って調整するしかない。
あとは勝負勘とかそういうところをね。
ヒットは別としてスイングはしっかりできているので、あとは体のキレをもう一回、勝負勘というところを取り戻して。
2打席目の見逃し三振なんか、読み違えとかではないけれど、そこらへんのところがもう少し手が出るようになると。
もちろん大山の考えがあって別の球種に絞っていたかもしれないけれど、あそこらへんの勝負勘であったり、反応であったり。
これは打席に立たないといけないので。
ここ1週間くらいずっとしっかり走って、打ち込んで守備をやって、体はしっかりしつつあるのでね。
あとはキレというところで、これはもう練習のキレではなくて。
そういうところを数多く打席に立ちながら一つずつクリアしていく。
でも昨日も今日も内容的にはそんなに悪くないと思うので、良い状態に近づいていっているのではないかな。

守備は、まあまあ、段階を踏んでっていうことで。

昨日はDHだったけれど、守備につけないでいるわけではないからね。

故障してるわけでもないし。

基本守備にはつけるんだけどしっかり段階を踏んで、まずはバッティングっていうことでね。

それでもうあそこもクリアして、あとはゲームの体力、スタミナっていうところもね、取り戻さないといけないし。

そこはやっぱりDHだけではなかなか難しいんで、やっぱり守って、走ってって、最後はやっぱりフル出場するくらいの感じになってこないと。

秋山は、いろんなボール駆使して、スピード出なくても、ぶつかって、若い選手の見本になるようなピッチングだったし、ゲッツー捕りたいときにはそこに打たすという配球。

これはバッテリー、キャッチャーも伴ってのことなんだけど、今日はそういうところも素晴らしかった。

ゲラは、こっち来てのブルペンでもそんなに悪くなかったけど、スライダーの制球というところで苦しんでいたかなというところがあったので。

今日はスライダー中心とは言わないけど、しっかり使いながらストライクゾーンで勝負できていて、追い込んだらボールゾーンで空振りを取るという本当に理想的なピッチング、配球を見られた。

疲れもとれてきただろうし。

あれ以上イニングを増やしたりというところは、もう彼の持ち場とは違うようになってしまうので、戻った時のことを考えながらやっていきます。

門別は問題ないということなので、様子を見ながら。

背筋というか、どこっていうあれじゃなくて。

無理はさせないように、少し感覚を開けながらまた次の登板に向けてね。

 

 

 

――秋山拓巳 (ウエスタン 6回無失点)

やっと0で抑えられた。

もうちょっと内容が良くなるように、また明日練習して頑張らないと。

 

 

 
――ハビー・ゲラ (ウエスタン 1回三者凡退)
すごく久々に感じたが、いい感じで投げられた。

とにかく試合で投げたかった。

真っすぐの質という意味ではいい感じで投げられた。

 

 

 

――門別啓人

(11日のウエスタン・オリックス戦で緊急降板。この日午前に病院を受診)

大丈夫です。

練習は普通にやります。

 

 

 

【ハイライト】6/12(水) 神1-0オ(鳴尾浜)| 榮枝が均衡破る決勝タイムリー!先発・秋山が6回無失点!ゲラは1回を三者凡退に抑える!

阪神タイガース 公式

 

 

 

 

2024年6月12日 デイリースポーツ

 

 

 

 

2024年6月12日 日刊スポーツ

 

 

 

 

 

 

2024年6月12日 サンスポ