2024年5月29日 甲子園

阪神 2-8 日本ハム

 

 

 

――岡田監督 (試合終了後)

何もないで。

いやいや、チャンス作っても、返さなアカンやん。
五回までにな、リードしとかなアカンわな。

三回の満塁の場面は1点とかじゃ…。

返したらええやんか。

それだけのことやんか。

苦しいとか、そんなん、毎試合いうとってもしゃあないやん。
繰り返しやねんから。
タッチアップもせえへんしのお。
ええ?
五回までに逆転なるやろ、追い越せとるよ、普通にやったら、それだけやん。
だからあんな展開になってしまうんや。

真っ直ぐの対応も何にもできてないやんか。

いや、待たんよ、そんな、毎日試合あんのに。

大竹は、万波のとこやな。

ローボールヒッターというか、すくい上げるような打ち方するのに。

ベンチで言ったら、速攻やったわ。

あんなな、配球というか。

 

 

 

――大竹耕太郎 (6回 8被安打 1被HR 4失点)

ランナーを出しながらもゲッツーなどで粘れていたところもありましたが、ストライクを取りに行った初球を万波に打たれてしまった。
長打は失点に直結してしまうので、試合前から注意して臨んでいただけに悔しい結果となってしまいました。
(不用意な1球かは) 結果論ですね。
それを打ち上げていたら打ち取っていたわけなので。
 
 
 
――前川右京 (6番左翼 1安打)
(二回表1死1塁からレフトライン際への飛球に追いつきながらも捕球できず二塁打にしてしまう)
捕らなきゃいけなかったです。
(五回、七回はスコアリングポジションにランナーを置き内野ゴロ)
チャンスで打てていないので、反省してまた頑張ります。
 
 
 
――木浪聖也 (8番遊撃 2安打1四球 1失策)
(二回表の守備、1死2、3塁で遊ゴロをバックホームしたが悪送球で2者が生還)
結果が結果なのでしっかり送球できるようにやりたいんですけど。
しっかり練習するしかない。
 
 

――渡邉諒 (5番三塁 1安打 1犠飛 1打点)
(五回、無死満塁から犠飛)
最低限の仕事はできたけど、ヒットでつながっていれば、また違う展開にもなったかもしれない。
 
 
 

――島本浩也 (1/3回 2被安打 1与四球 2失点)

(前日28日に1軍再昇格したばかりだったが1回を投げきれずに降板)
フォアボールが全て。
次、しっかり抑えられるように頑張ります。
 
 
 
――岡留英貴 (1回2/3 4被安打 2失点)
(島本に替わって登板した七回は無失点に抑えたが、回またぎの八回につかまった)
踏ん張りきれなかった。
それだけかなと思います。
 
 
 

――安藤投手コーチ

(岩崎のベンチ外について)

ケガじゃないです。

休養です。

 

 

 

――田中賢介 (TV解説)

(3点追う五回無死満塁で渡邉が犠飛。中堅・松本剛が背走してキャッチして三走は悠々と生還したが、二走・森下はハーフウェーで打球を見守り、タッチアップできず。この後、前川が一ゴロ、坂本が三ゴロで無得点に終わった)

ノーアウトだったので、タッチアップしたかったですね。

1、3塁なら違ったので。

 

 

 

――梨田昌孝

日本ハムは新庄監督が仕込んだ試合前セレモニーから、絵に描いたような勝利だった。

その“新庄ハム”に食われた感じ。

やりたいようにやられた。

なかなか得点力の上がらない阪神だが、五回裏、2塁走者の森下は渡邉諒の打球が抜けると思ったか、三塁にタッチアップ出来なかった。
あそこは三塁に進塁できるハーフウエーの距離をとっておくべきで、1点を返し、なおも1、3塁になっていれば、次打者の前川ももっと楽に打席に入れたはずだ。

 

 

 

――西本聖

セとパの2位同士の対戦だが、チームの勢いの差がもろに出た試合になった。

阪神は単純なミスが目立ってしまう。

二回表1死1塁、打球が左翼線へのフライになったが、スライディングキャッチにいった前川のグラブに当てながらキャッチできなかった。

スライディングキャッチといっても確実に追いついていた打球であり、これを落としているようでは投手はたまらない。

1死2、3塁になって、内野は前進守備。

打球はショートの右へのゴロだったが、木浪は1回転して送球してバックホーム。

回転して投げたため、シュート回転したのだろう。

捕手の坂本もキャッチできずに後逸し、2塁走者までホームイン。

記録は木浪の野選と失策だが、手痛いミスで2点を失ってしまった。

走塁にもミスがあった。

五回裏無死満塁から渡邉のセンターへの大きな犠牲フライで、2塁走者の森下がタッチアップで三塁を狙わなかった。

無死であり、センターの捕球体勢からしても、三塁は楽々とセーフ。

しかし森下はなぜがハーフウエーで打球を見てしまっていた。

ここで三塁まで進んでいれば、1死1、3塁となり、1点差に詰め寄っていた確率は高くなっていた。

今年の阪神には、昨年からの「上積み」を感じない。

岡田監督は四球を重視している。

これは間違っているとは言わないが、選手の立場からすると、思い切ったスイングがしにくくなる。

対戦する投手の立場からしても、振ってこない打者は嫌らしさがあっても怖さがない。

四球にこだわりすぎると、打線の破壊力は進歩しないと思う。

同じ2位でも、日本ハムには勢いを感じるが、阪神は何かモタついている印象がある。
1四球だが8得点した日本ハムと、6四球でも2得点だった阪神。
ミスが目立ってしまう阪神とミスが目立たなかった日本ハム。
明暗がくっきり分かれた試合になった。
 
 

 

【ハイライト】阪神vs日本ハム【2024/5/29 T-F】

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【5月29日 阪神-日本ハム】さぁ今日から交流戦仕切り直し!先発は月間防御率0.45の大竹!え!?阪神vs阪神!?阪神タイガース密着!応援番組「虎バン」ABCテレビ公式チャンネル

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【ピックオフ】4回表、 坂本誠志郎選手の牽制球に1塁ランナーは帰塁できずタッチアウト!【2024/5/29 T-F】

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【まさかの!】新庄剛志監督が阪神のユニフォーム姿で登場!岡田監督も苦笑い!全カメラまとめてご覧ください!阪神タイガース密着!応援番組「虎バン」ABCテレビ公式チャンネル

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――和田2軍監督 (29日 ファーム交流戦 オイシックス 2-9 阪神)

井上は、もうここに来ると、全然調子悪いという感じじゃないというかね。
やっぱり気持ちに余裕というかね、4打席立てるっていうこともあるんだろうし。
やっぱりある程度見下ろすっていうのじゃないとだけど、気持ちに少し余裕があるのかな。
スイングも全然悪くないし。
練習から良かったよね。
それがそのままゲームに出た。
動きも全然悪くないし。
やっぱり1軍ってプレッシャーかかって、どうしても結果を出さなきゃいけないっていう戦いの中で、最初は良かったけどね。
戻ってきて、そこでやっぱり本人も、もう1回って気持ちでやってるし。
こういうのを続けていって力にしていく。
それでもう1回勝負っていうね、もうそれしかないと思う。
今日ぐらいの打撃をずっと続けていけるようにやってほしい。

佐藤輝は2打席目以降は内容も、ヒットも凡打も内容は良かった。

ただ試合展開からすると、1打席目で打ってほしい。

1打席目に打ち取られた真っすぐを2打席目に初球で捉えるっていうね。

それは大事なことなんでね。

そういう意味では2打席目もチャンスの追加点というところで大事な場面だったので、そこで結果を出した。

ちょっとやっぱり、その日によってムラがあるので、そこら辺は幅を狭めていかないと安定した成績は残らないので。

そういうところは課題になってくる。

守備については、アウトにはしたけどという捕り方なんで、もうちょっと安心して見てたいなというプレーだよね。

アウトにはしたんだけど、やっぱりもっとアウトにするべくっていうね。

そういうところが大事だと思うんでね。

ミスにはなってないけど、ベンチから見て信頼してもらえるような、それぐらいの力量になって戻っていってほしい。

先発した秋山は、ちょっと今日は変化球が高かったなっていうところはあるんだけど、一回、二回でかなり点差が空いたんで、投げにくいことはなかったと思うし。

秋山の力からしたらあれぐらいはね、毎回投げてくれないとっていう投手なんで。

そういう意味では点差云々じゃなくて、しっかり5回を1失点で抑えてるんで。

細かいこと言ったら、本人も色々反省点あるだろうけど、まずまずの投球だったと思います。

高山俊は懐かしいというか、頑張ってるなっていうね、そういう姿が見れたんで。

やっぱり応援もしてるし、あいさつ程度だけど、少し話はできたんで。

本人も『頑張ってます』ってことなんで。

高山だけじゃなくて小林(慶祐)もいたので。元気な顔を見て安心したし、より頑張ってほしいなって気持ちです。

 
 
 
2024年5月29日 デイリースポーツ

 

 

 

 

 

2024年5月29日 日刊スポーツ