2024年5月26日 甲子園
阪神 1-2 巨人
――岡田監督
打線よ、そんなもん。
何にもせえへんのやもんなあ。
初めてのピッチャーちゃうからなあ。
(六回の攻撃の前に円陣)
なんにもせえへんから、俺が言うたんやで。
こんなんやってたら、またやられるでって。
同じことばっかり繰り返しているわけやから。
状態とかそういう問題じゃないよ。
きれいなヒットなんかでえへんで。
思うところは、そらあるよ、いっぱい。
才木は粘った、粘った。
もう十分よ。
1点じゃのお。
1-0で勝とうと思う方が間違いよ。
ピッチャーもたんよ、あんなんしとったら。
それをバッターが分かるかどうかやろうな。
まず点を取るよりヒットを打つことよ。
そらこんなんで勝ったらあかんということやろ。
失礼やいうことよ。
野球の神様、そんなん知らんけど、そういうことやろ。
勝っただけで終わってしまうからの、野手の方は。
毎日やから、ピッチャーは。
中6とかでなんとか0点に抑えようと思って投げとるわけやから。
そらもう打つ方があまりにも酷すぎるよな。
これから交流戦やから余計やで。
真っ直ぐが打てんから。
もうちょっと考えなあかんわな。
だからパ・リーグのピッチャーなんかこれからな、強いストレートくるよ。
もっと点入らんわ、交流戦なったらな、今の状態じゃな。
打席にいくのも選手やねんから、なんぼ言うてもしゃあないやん。
真っすぐ遅れるんやから。
そら水口もミーティングで前行って打ってって言うてるけど、誰一人前行って打ってないやろ。
技術がないんやろな。
まあ、差されるのはずーっとやんか。
ずーっと速いボール打てんみたいやな。
個々の選手の感覚やろ。
およげ言うてんのにな。
勝ち負けだけでやったら、そら勝っとくのに越したことはないけど、こんなんばっかりな、わからんかな、そらバッター陣はな。
こんなヒット出ないって…
まぁ、貯金6いうてもそんな、そら不思議よ、はっきりいうて。
そやろ?
数字見たら不思議やんか。
後ろも、そら打たれるよ。
そんな1年間打たれんことはないわけやからなぁ。
まぁ岩崎はちょっとボールいってない、調子悪いなぁ。
こないだ広島ぐらいからなぁ。
だらも今日は九回は最初からゲラのつもりやったけどな。
不用意やったよなぁ、初球がなぁ。
もっと丁寧に入っとけばっていうのがあるけど。
でも、いつもいつも1点差で投げとってそれは、もう言うのが酷よ、はっきりいうて。
毎試合毎試合こういう展開じゃ、そら交流戦で点入らんぞ。
ほんま入らんよ。
――才木浩人 (7回1/3 無失点)
カウントもずっと悪くしてるわけでもなく、しっかり攻めながらの感じでいけてますし、まあまあよかった。
あの展開でしっかりゼロでいけたのがよかった。
守備でリズムを渡さないようにと思っていた。
そういう意味でも先制点あげなかったのはよかった。
(八回は安打と犠打で1死2塁として降板)
投げきりたかったですね、正直。
交流戦は変わらずでいいかな。
――ハビー・ゲラ (1回 1被HR 1失点)
(1点リードで迎えた九回に岡本和に同点弾を浴びた)
――岩崎優 (2/3回 2被安打 1失点)
(十回、先頭打者にヒット、続く打者に犠打→ヒットで1死1,3塁から丸に犠飛を浴び勝ち越しを許し負け投手)
――緒方孝市
阪神は逆転負けを喫したが、まず最初に触れておきたいのは、才木の投球が素晴らしかったということだ。
レベルの高い投手がそろう中で、今季一番安定している。
勝ちもついているし、防御率も1点台。
去年から、さらに直球がよく、さらに低めに決まっている。
本人も自信を持って投げ込んでいるのが分かる。さらにウイニングショットのフォーク、スライダー、カットボールといった変化球も生きてくる。
一皮むけたといっていい。
日曜日のデーゲームは気温が高くなり、暑さやスタミナ面で難しい面がある。
6連戦の終わりで、先発が長いイニングを投げられるのは大きい。
しかしペナントレースを占う意味で大事な交流戦においては、6連戦が3週間続き、先発、リリーフ陣だけで戦っていくのは厳しい。
やはり課題の得点力をいかに上げるか。
ポイントは大山だ。
4番の1発で流れが変わる典型的な試合だったが、巨人の岡本和も調子をかなり落としていた。
それでも状態が悪いから、センター返し、逆方向への意識で臨むというのが強く感じられた。
アウトになったが右翼に2本、いい打球を飛ばしていた。それが本塁打につながったといえる。
一方の大山は肩の開きが早いし、バットがスムーズに出ていない。
打ち損じて力のないフライ、ミスショットが目立つ。
ヒットは打っていたが、上がってきそうな形には見えない。
もともと右中間に飛ばせる打者だ。
課題に取り組んで状態を上げることが急務だ。
もう1点、下位打線が出塁して、上位がかえすという昨年の得点パターンが見られない。
特に8番を打つ木浪は、広角に打てていたはずだが、今年は打撃のポイントが近くなり、センターやレフトに打てていた球がファウルになるケースが多い。
ポイントを近づけたことで、肩の開きが早くなってしまった。
交流戦で安定して、貯金をつくるためには、やはり攻撃力を上げるということが最大のポイントになる。
【ハイライト】阪神vs巨人【2024/5/26 T-G】
阪神タイガース 公式
――筒井外野守備走塁コーチ
(試合前練習で森下が三塁でノックをうけていることについて)
ビーズリーの次が誰かとかね、それは上が決めることなんであれだけど、やっぱり純矢は純矢で、そういう気持ちでとにかく状態良くして、声がかかるのを待つというね、そういうつもりでいると思うから。
だから絶対悪い日でも大崩れはしないし、なんとかしたろうっていう気持ちは出てたよね、マウンドで。
百崎は練習よりゲーム入った方がいいというかね、タイミングも取れるし、対応力っていうところも相手ピッチャーにもよるとは思うんだけど、練習ではどうしても力ごなしというか、無理やり強引に打ってる感じがするんだけど、ゲームに入るといろんな球種に対応しようっていう気持ちもあるし、対応力もあるし、ほんと打つ方が面白いなっていう。佐藤輝は相手の今日の攻め方を見てても、やっぱりインハイっていうところをね。
そこをどうするか、見極めるのか、打ちに行くのかっていうところでね。
最後は、まあほぼ捉えたに近い。
しっかり捉えられてるんでね、150km近い投球をね。
その前の2つはやっぱりインハイでやられてるし、だから、やられるのも打つのもそこだからね、ついやっぱり手が出てしまうと思うけど。
だから、そこの見極めであったり、打ちにいくんだったら、そこの技術力をつけないといけないし、それはもう永遠の課題というか。
そこがやっぱり相手もね、どうしても輝には怖いからそこを攻めてくるだろうからね。
そこをどうするかっていうところが、やっぱり課題になってくるんじゃないかな。
全体的に球数かけすぎた。
いつかは点を取られるもの。
大量失点ではないので、そんなに悪くはなかった。
(直近2試合でいずれも失点していたが) これまでの試合で反省もある中で、良い感じだなというのもあった。
それをいろいろ試せたかな。
【ハイライト】5/26(日) 神0-4オ(鳴尾浜)|ルーキーの百﨑、榮枝が2安打!榮枝は今日も強肩を披露!
阪神タイガース 公式