2024年5月23日 マツダスタジアム
広島 1-2 阪神
――岡田監督 (試合終了後)
よく守ったけどな、追加点取れとったら、もっと楽な展開になっとるんやけど。
チャンスなったら、ほんっとアカンよな。
七回は、先頭な、ミエセスがフォアボール選んだからな。
あれはやっぱり大きかったよ。
1-0やったら全然分からん。
この展開的にな。
チャンスをつぶしてるわけやから。
4カード連続勝ち越し、あー、でも4カード連続初戦負けやん。
そやろ。
そのへんちょっと、もうちょっと楽になあ、1点差ばっかりやんか。
セ・リーグ通算1万試合は、そんなん知らんわ。
いつも後から聞くだけやで。
――西勇輝 (6回 3被安打 無失点)
先頭打者の初球を今日は一番意識したかな。
そこが一番大事かなと。
ヒットを打たれてからは投げ急がないように間を取ることを意識しました。
自分のペースで自分の間で、キャッチャーとの呼吸もよくてリズムよく今後の試合も投げていければいいなと思います。
攻撃陣がチャンスをつぶしたそういう時に流れが向こうにいくことが多いので、投球間隔が長くなってもいいので間を外しました。
野球選手が終わる時までに1個でも多く勝ちたいですね。
――石井大智 (1回1/3 無失点)
五回に左の代打が出て、1人使い切ってってところだったので予定通り。
――桐敷拓馬 (2/3回 2被安打 1失点 自責0)
野間選手のところがもったいなかった。(左安打)
あそこでちゃんと切っておけば、と。
反省点なので、次回に生かしたい。
――ハビー・ゲラ (1回 2被安打 無失点)
(1点リードの九回、連打で1死1、3塁のピンチ。代打松山を二塁中野の好守で4-6-3の併殺でゲームセット)
チームが勝ったことが一番大きい。
中野選手、木浪選手の素晴らしいプレーだった。
いつも彼らには助けてもらっている。
(カープには今季2敗と相性は良くはないが)
いつも通り。
嫌なイメージはなかった。
他のチームに投げるのと同じ。
追加点を取れるチャンスはいっぱいあった。
反省しないといけない。
粘ってもらったチームメートに感謝しかないです。
(九回も1死1、3塁で代打・松山の一、二塁間の鋭い当たりを中野が捕球し、回転しながら遊撃・木浪へ華麗に転送して4-6-3の併殺でゲームを終了させた)
あそこは誰が見てもゲッツーが欲しい場面。
捕れたことも大きかったですし、ショートが投げやすいような送球ができた。
攻撃がもっと点をとって楽に守ることができれば一番いいですが、守れば接戦をものにできる試合も増える。
守ればこういう接戦をものにできる試合がどんどん増えてくると思うので、岡田監督が言われている、まずは守りからというのを頭に入れてやっていきたいと思います。――大石大二郎
阪神は何とか競り勝ったが、もう少し楽な展開にできたのではないか。特に三回無死満塁の第2打席。
コースも高さも甘いスライダーが来たが、完全な打ち損じで力ない一飛に終わった。
2-1のバッティングカウント。
気持ちが左翼席に向いているから体の左サイドが開いてしまい、ボールの見切りが早かった。
五回2死1、2塁の第3打席も同じで、2ボールからの甘いスライダーを仕留め損ねて左飛に倒れた。
両イニングとも手痛い無得点。
その後の2打席も、もう1本出ていればのチャンスだったので、本人も素直に喜べないのではないか。
手本にしたいのは、タイムリーを放った自身の第1打席だ。
1-2と追い込まれたが、厳しいコースの内角球を引きつけて右前に運んだ。
このセンターから右方向への意識を、打者有利なカウントでも持ち続けていれば第2、第3の結果も違うものになったはず。
無死満塁で少なくとも犠牲フライは打てたのではないか。
ホームランは誰よりも本人がほしい。
だから若いカウントほど引っ張りたくなる。
でも状態が良くない時ほど逆方向への意識を強く持つことで、おのずと良い形でしっかり引っ張れるようになる。
4番が状態を上げないと打線は活発化しないし、苦しい戦いが続く。
作戦的には、バントをもう少し使ってもよいのではないかと感じた。
好調な1、2番に送らせない積極策は納得できるが、九回に小幡がバントを決めるまで強攻強攻の連続だった。
つながらない時ほど得点圏に進めて、確実に1点を取りにいきたい。
【ハイライト】広島 vs.阪神|プロ野球2024公式戦(5月23日)
J SPORTS 野球【公式】
――和田2軍監督 (23日 ウエスタン くふうハヤテ 0-1 阪神)
高橋遥人は球のスピードとかキレとかは投げるたびにもっともっと上がってくると思う中で、やっぱりコントロールとテンポがいい。次の登板は、まあ明日の状態を見てからだけど。
ここから極端にどんと完投させることもないし。
まだ、少しこう、乗り越えないといけない球数、イニングっていうところがあるから、一気に増やすというよりも、徐々にっていうところだよね。
マルティネスも来日後最長の3イニングで、まあ先発できるピッチャーなので、今日はほとんど、まっすぐとスライダー、スラーブみたいなスライダーという、ほとんど2種類で3イニング投げたんだけど。3イニングを投げたら、やっぱりピッチングしているなって感じが出て、楽しかったです。
ストレート自体はあまり良くなかったですけど、他の変化球はどのタイミングでも投げられる感じでした。
球速、質をもっともっと良くなるようにしていければ。