2024年5月18日 甲子園

阪神 1-0 ヤクルト

 

 

 

 

――岡田監督

(TVインタビュー)

ビーズリーがね、まず初回から飛ばしててね。
2軍で7回投げる分ね、1軍じゃあ5回かなあというね。
ま、でも五回のピンチも切り抜けて。
でも、四回に1点とったんだけど、これで終わりかなあという感じだったね。

ピッチングコーチに聞いたら、最後はちょっとバテてたみたいですけどね。

コントロールを乱したけど、それまではね、本当に、ファームでもずっと登板のときはコントロールもいいし、ストレートもだいぶまた速くなっているので、変化球もいいので、五回くらいまではいってくれるかなという感じでしたけど、十分ですね。

だからもう、守り切るしかなかったですね、今日は。
後ろ2人(ゲラ・岩崎)はだいぶ、ちょっと間隔あいてたしね。
今は、石井がすごく調子戻ってきたんで。
桐敷はちょっとね、きつかったですけど。

追加点のチャンスはそんなにないと思っていたけど、あの(七回)フォアボールからチャンスをもらったけど、ねえ、あそこで1本打っていたらもっと楽な展開だったけど、それもしょうがないですね。

大山のタイムリーは、まあそんなに納得いく当たりじゃないと思うけど、打点も付いてね、そういう意味では徐々に打席の中で余裕が出てきたというか、これからもうちょっときれいなヒットでタイムリーを打ってくれると思いますよ。

明日の才木は最初から飛ばして、6連戦の最後なんで、後ろのピッチャーも結構まだ投げられるピッチャーいてるんで。

とにかく初回から全力でいってほしいですね。

(囲み)

ビーズリーは、もう球数じゃなかった。

初回から飛ばしとったからな。

えらい飛ばしてるなあ思たけど、これも今年初めての先発やし、それはしょうがないし、そらもう気合も入っとったし。もうとにかくいける、バテるまで、バテるというか、最低5回というのがあったよ。

結局、後ろに5人いるからな、五回やったら。
1イニングを2人ぐらいでまかなうというかな、そういう感じはあったけど、石井が本当いい形で戻ってきてくれたんで、もう十分ねイニング任せられるというね、そういう状況やろね、いまは。

桐敷はあれや、名古屋はブルペンや(笑)

名古屋はブルペンと思っといてええ。

明日は休ますけど。

名古屋はブルペン、復帰明けのブルペンと思っといて。

いやいや、もう、四回に1点取った時に、今日は1-0で勝つしかないでってベンチでも話してた。
そんなチャンスはないってな、打ちづらそうにしてたからな、みんな。
もうシャットアウトするしか勝つのないやん、それしかない。
それだけブルペンに任せられるからな、それは強みやわな。

(ヤ先発の) ヤフーレは、タイミング合わんみたいやな、なんかな、見逃してるのはな。

なんかこう、曲がる時と曲がらん時というか、なんかけっこう変化するみたいやで。

大山は昨日も今日も飛んでるコースがええだけでな、本人は納得いってないと思うけど。

あの1点が結局決勝点になったわけやからな。

だからバントとかしても今日はつながらんと思ったよ。

ヒットが出んもん。

おーん。

だからなんかラッキーパンチないかなぁとそんなことばっか考えてた。

きっちりしてもな、スコアリングポジションにいってもタイムリー出んよ、今日は。

おーん。

大山はこういうヒットから徐々に上がってくるやろうな。

そら、バッターはやっぱりゲームでヒット1本、打点がついてくる、それが一番大きな。

練習でなんぼいい当たりしてな、感じようなってきたなと思ってもゲームで結局結果が出んかったらな、ずっとその流れでいってしまうから。

Hのランプがついて、打点もついてという、それが一番のバッターに対しての復調の薬やで、それが。

青柳の2軍登板は、ないやろ、それは。

もう今度は交流戦や。

次あたるの巨人やん。

左ばっかりやろ。

島本の登録抹消は、ぎっくり背中。

初めて聞いたで。

一応10日でとは言うてる。

 

 

 

――ジェレミー・ビーズリー (5回 2被安打 無失点 72球)

ファンの皆さんの声援がすごくよかったのでいい投球ができたし、こうやってファンの声援をいただいて本当にうれしいです。

今日はとにかく勝ててよかったです。
今日は勝てるようにと祈りながらベンチで見ていたし守備も助けてくれたし、ベンチの中でできる限りチームをサポートしたいと思っていました。
できるだけ長くマウンドにいたかったけどチームの決断。
『やりすぎない、いつも通りに』と自分に言い聞かせながら投げたよ。

(梅野のスーパー捕球から梅ちゃんバズーカ)

オーマイガー!
あんなプレー見たことない。
(来日当初のお気に入りは味噌ラーメンだったが)
今は豚骨こそがベスト。
本物の豚骨ラーメンに巡り会ったんだ。
リアルトンコツ。
家族の前で勝利投手になれたことは、父親としてうれしい。
ウイニングボールは子供にあげるよ。

(2軍で29イニング連続無失点に抑え1軍昇格の際に全試合バッテリーを組んだ栄枝にジョニー・ウォーカーのウイスキーを贈った)

栄枝の好きなお酒をプレゼントさせてほしいんだ。

いつも素晴らしいキャッチャーでいてくれてありがとう。

最高のチームメートで感謝してる!

1人では29イニング無失点は絶対に無理だった。

栄枝がいてくれたおかげさ。

 

 

 

――梅野隆太郎 (七番捕手 無安打1四球)

(初回ビーズリーのワンバウンド暴投を逆シングル捕球し飛び出した二塁走者を梅ちゃんバズーカでアウト)

得点圏で村上を迎えて、嫌な空気のところで、自分の最高のプレーが出来た。

自分の体の反応を信じて、そこからスローイングにいくまで準備して。

自分の仕事がそういう守備の大事さ。

本当に助けられてよかった。

ビーズリーも走者を背負ってもしっかりと抑えてくれた。

中継ぎも頑張ってくれた。

 

 

 

――桐敷拓馬 (1回 三者凡退 1奪三振)

先頭を切れたので。

3人で切れたので良かったです。

3連投はシーズンに入ればあると思っていた。

体力的には特に問題ない。
 

 

 

――石井大智 (1回 三者凡退 2奪三振)

(ヤクルトの3番4番5番のクリーアップが登場する七回に登板)

『七回行くぞ』と言われた時から、心臓の音がすごく大きく聞こえたので(笑)

(自己最速の154kmを計測)

別に出そうと思って出しているわけじゃない。

感覚的には147kmぐらいまでの力感で投げている。

それはすごくいい形。

 

 

 

――ハビー・ゲラ (1回 無失点)

左の代打は予想できたし、いい打者というのも分かっていた。

いつも通り強いボールをゾーンに投げて、攻める気持ちを忘れないようにしたよ。

 

 

 

――岩崎優 (1回 三者凡退 1奪三振)

良かったです。

これからも頑張ります。

 

 

 

――大山悠輔 (4番一塁 1安打 1打点)

本当にチームが勝てたことが一番なのでホッとしています。
(四回のタイムリーは) まずは点数を取るしかないので走者をかえすことだけ考えていました。
初球からいく気持ちで準備していました。
本当にチーム全員で勝ち取った勝利だと思いますし、本当に勝つことはすごく大変だなとあらためて思いますが、またチーム1つになって勝ちに向かって頑張りたいと思います。

ビーズリーはリズムよく投げてくれていたし、守備からのいいリズムがあの得点につながったと思うので本当にナイスピッチングでした。

 

 

 

――木浪聖也 (8番遊撃 1安打)

(1点リードの九回1死から高いバウンドの打球を一塁へ素早くランニングスローでアウト)
1回で結果が残せるように準備してきたのでそれがしっかりできた。
(七回1死満塁で併殺打)
チャンスで打ちたかった。
次にまた準備していきたい。
 
 
 
――前川右京 (6番左翼 無安打 2四球)
(二回の第1打席に入ると応援団からバースデーソング)
初めてだったので、すごくありがたいと思います。
 
 
 
――ヨハン・ミエセス (代打 1併殺) 
(今季初昇格) 自分のやるべきことをしっかりやってきた。
そこに成績が伴うかは試合での結果がすべて。
 
 
 
――大石大二郎

「制球力」の阪神ビーズリー、「変化球」のヤクルト・ヤフーレの投手戦だった。

外角中心の組み立てで好投したビーズリーだが、当初から阪神ベンチは五回をメドと決めていたと思います。

六回からリリーフをつぎ込んで継投に入る青写真を描いた。

その意味ではシナリオ通りに進みました。

ビーズリーを五回でスイッチした阪神、一方のヤクルトはヤフーレを引っ張った。
先発の代え時が対照的だったのは、阪神には力のあるリリーフ陣をつぎ込める強みがあるからです。
3連投になった桐敷から、石井、ゲラ、岩崎のリレーは、特に石井がもっとも厳しい七回を抑えたのが大きい。
3番長岡をフォークで空振り三振、4番村上を真っすぐで二ゴロ、5番サンタナをフォークで空振り三振。
154kmを計測したストレートが強いからフォークなど変化球が生きました。

阪神の投手防御率の内訳は先発が「2.58」、リリーフは「1.58」の安定感だ。

今後は投手を援護するのに得点力不足の解消が求められる。

本来はチャンスを作る1番の近本を「かえす」ほうの3番に起用しているのは、そこでまず点を取ろうという作戦だと思います。

大山も決して良い状態ではないから、この先もピッチャー頼みが続きそうだ。

よほど打つ方が奮起しないと、交流戦は気持ちが悪い。

 

 

 

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――島本浩也 (鳴尾浜)

3日間はノースロー。

1日も早く戻れるように頑張ります。

 

 

 

――榮枝裕貴

(ビーズリーから贈られたウイスキーは未開封のまま自宅に飾ってある)

初勝利を挙げたら一緒に乾杯?

いや、優勝してから、だね。

 

 
 

――和田2軍監督 (18日 ウエスタン 中日 4-3 阪神)

佐藤輝は、やっぱりランナーを置いた時のバッティングというか、集中力というかね。
見ていて、いる時といない時で明らかに違う。
上でもクリーンアップを打つ選手なんで、いる時といない時の差はあるかもしれないけど。
それがいない時でもそれぐらい集中して、いる時により集中するぐらいの感じになってくると、打率も打点も上がってくると思う。
今日、ランナーを置いた場面ではいい打撃ができたと思う。
打席へ立つごとに良くなりつつあるね。

打球が上がることが一番。

長打を要求される打者なんで、打球が上がってくると本来のものに近づくと思う。

その中でゲームだけじゃなくて、練習から見ていて『輝にしたら、もうちょっと飛んでたのにな』という感じがあるんでね。

そこらへんが体のキレなのか、技術的なところなのか。

練習からしっかり1球1球取り組みながら、ゲームに生かしていってほしいな。

門別は、1軍で打たれる前の球ではないね。
器用な投手なんだけど、あまり小手先に走らんようにね。
いつでもストライクを取れる投手なんでね。
その分、球が弱くならないようにしっかり下半身を使って投球するというね。
そうすると、球も戻ってくると思うんでね。
いいところは悪くても悪いなりに投げられる投手なので。
ただ、まだこれからの投手だから。
悪いなりにももちろん大事だけど、もっともっと真っ直ぐを磨かないといけないし、変化球の精度だったりね。
これからどんどん成長していかないといけない投手。
1軍で怖さも知って、それで帰ってきての投球なんで。
前回よりは良かったと思うし、また次にしっかり投げられるように。
 
 
 
 
2024年5月18日 デイリースポーツ

 

 

 

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