調子ええのにヒット出えへんかったらずっと出えへんと思うで｜岡田監督

――岡田監督 (9日 移動日)

井上は、上がる、上がる。

なあ、いい時に上げやんとなあ。

ノーステップ打法が身についてきたんやろ。

一塁の守備も、外野が多いからな、ファーム。

外野が余ってしまうんよ。

けっこう器用らしいからなぁ、守備でも。

スローイングとかもええし。

もちろん期待は打つほうやん。

打つやつおれへんもん。

活性化っていうか、なあ、いい結果出してほしいよ。

調子ええわけやからな。

ええ時に使いたいよなあ。

スタメンで使う、使う。

使わんと。

東、初めてやけどなあ、ちょうどええやん、つこうても。

去年も最初、打ってたもんな。

そら波があるからな。

ええ波の時に使うようにせんと。

青柳は(2軍で)1回投げてな、球数が少なかったから3イニングいったって言うてたけど。

横浜は初か？

これはゲームで投げてみんとわからんへんからな。

今の選手は不思議やなあ。

何打席ヒットがなかっても調子はいいですって言うんやなあ。

ずーっと試合でヒット出んのに「調子いいです」言われたら使うとこないやんか。

練習で調子いいのに試合でノーヒットやったら、一切使われへんやんな。

どっちか言うたら「ちょっと調子悪いです。タイミング合いづらいです」言うてくれた方が分かりやすいけどな、違う？

悪いと思うけどなあ、誰が見ても。

調子ええように見える？

それが不思議よな。

嘘言うたらあかんわなあ。

そんなん言うてたら、信用できんようになってくるやん。

調子よくてもなあ、試合で打てへんのやったら、使われへんようになってくるで。

今ちょっとタイミングのとり方、タイミングとか合わないですって、なんで言えへんのやろなあ。

誰が見てもタイミング合うてないのにな。

ずっと調子ええと思ってる、それおかしいよな。

今のほとんどの選手、そうやで、なあ。

悪い時期があるのはそんなん当たり前やんか。

悪い時期もあるわけやから、今ちょっと悪いです言うたらなんとかなあ、悪いなりにな、なんかこう工夫するとかな。

1年間ずっと調子いいですなんていうバッター、おるかいな。

5割打てるわ。

調子よおないと思うよ。

そらヒット打とうが打とまいが調子悪くないですと言われたら。

素人が見ても内容の悪い打席なんて分かるやん。

ボール球振ったりして、調子悪いわけやろ、打てへんのわ。

自分の中では調子は悪くないと思ってたら、余計に困るよな、使うこっちも。

嫌なんやろうな、他の者に調子悪いと言うのが嫌なんやろうな、やっぱり。

何で嫌なんやろうなあ。

1年間、そら調子悪い時あるよ。

コーチにもそう答えてるんやろうなあ。

普通のことなのになあ、なんで調子悪いって言えへんのやろ。

調子悪いから、ちょっとヒット出ないんやと思われた方がええんちゃうの？

あ、これ調子良くなってきたらまたヒット出るなって思うやん、そっちの方が。

いま調子ええのにヒット出えへんかったら、ずっと出ええへんと思うで。

あんまり調子いいですと言われても、こっちも分からへん。

2024年5月10日　横浜スタジアム

DeNA 3-4 阪神

――岡田監督 (試合終了後)

(六回に) ダブルスイッチしたところがハマったんやけどなあ。

向こうが、勝手に先に右の代打だすから、こっちがびっくりするわ。

あんなの、向こうが待っといたらええのにな。

こっちが、左3人でな、左いくのわかってなかったんかなあ。

そんなもん、代えるのはピッチャーが先やないか。

あんな、バッターを先に代えられたから、石井も投げささなしゃあない。

ええ？

びっくりしたわ。

俺が間違えたかなと思って、ほんま。

島本もちょっと甘かったけどな、最初のバッターはな。

でもまあ、きょうは桐敷が熱が出て、いなかったからなあ。

普通やったら継投は六回でも良かったんやけど、青柳もあんなピッチング(5回0/3 5与四死球 3失点 125球)で、五回で勝ち投手はやれんよ。

せめて、球数やなしに六回までと思ってあと1回と言うたけど、あそこで打たれるもんなあ。

そら六回は投げきってほしいよな。

球数の問題やない。

自分で1イニングに40球も投げるんやから。

今日は桐敷がいてないのはわかっているし、久しぶりの登板やったけど、それはもうちょっとすっと入っていかなな。

宮崎は、どんなんなったの？

なあ、アンツーカーはイレギュラー、はねるからなあ。

昔より硬しとるやろ、アンツーカー。

だから余計はねるんや。

昔もっと柔らかかったよ、土入れるところは。

今もう、俺今日バットでコンコンやったやん、カチカチやもん。

なんであんな硬するんか分からんけどな。

危ないといういうかな、はねるもんな、アンツーカー。

井上は、おーん、いい感じで打ってたからな。

あのノーステップ打法がだいぶ自分の感覚ではタイミングとか取れるようになってきたんちゃうか。

ノイジーと大山は、そんな1日ぐらいじゃ信用せえへん。

まだまだ先が長いから、そんな一喜一憂してたら。

明日続けばなあ、やっぱり自分的にもだいぶ違うと思うけどなあ。

まあそのへんやろなあ。

まあ今日はあれや、1回井上を試したかったのがあるけどな、おーん。

ノイジーは明日もう1日休んでもらうで、相手(中川颯)変なピッチャーやから(笑)

――シェルドン・ノイジー (七回から代打で登場 2打数2安打1打点)

本当にうれしいですね。

2試合負けていたので、その中でこの試合勝てたのは本当にうれしいです。

九回1死1,3塁の場面では自分の仕事をしようと集中しました。

『ゴロだけは打たないように』と向かっていきました。

ベンチに戻った時にチームメートから声をかけられて、ファンの皆さんの声援が心に残りました。

いい流れを引き続き継続していきたいです。

3連勝していきたいです。

――近本光司 (1番中堅 先頭打者HR・2塁打 2得点)

先頭打者HRは追い込まれていましたが、強くスイングすることができました。

いい試合の入りができてよかったです。

――大山悠輔 (4番一塁 1安打1打点)

六回1死1、3塁で初球からスイングしていく準備をして打席に立ちました。

みんながつないでくれていたので、良い結果になってよかった。

――井上広大 (5番左翼 1安打1打点)

結果が出たこともよかった。

打席内容としても、1打席目もいい当たりで凡打(中飛)でしたけど、次につながるのでは、という感じでいた。

それが3打席目で結果として出てくれたのでよかったかなと思います。

――佐藤輝明 (6番三塁 1安打1四球 1牽制死)

(同点の九回先頭打者で2塁打)

しっかり食らいついて何とか出塁できればと。

(ノイジーの左前打で勝ち越しのホームを踏んだ)

よかったです。

――島本浩也 (1回1/3 パーフェクトリリーフ)

(六回裏1死1、2塁で阪神はダブルスイッチしようと左翼の井上がベンチの方へさがり島本がリリーフカーに乗って登場したが、横浜が右の代打を告げたため石井が続投することになり井上が左翼へ戻り、外野で島本を乗せたリリーフカーが出入り口へ引き返した)

代打が右だったのであれ？と思ったんですけど。

2回目なのでこれ。

恥ずかしかったです(笑)

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――和田2軍監督 (10日 ウエスタン 阪神 1-0 中日)

ビーズリーは力でねじ伏せるところとコントロールして緩急も使えている。

いろんなことを駆使しながら、マウンドでの向かっていく姿勢がいいよね。

打者を圧倒できるような投げっぷりというかね。

それプラス、ある程度のコントロールがある。

ちょっと四球がね、それも一発を食らわないための無駄な四球ではないんだけど、そういうところぐらいかな。

セットもクイックを工夫しながら投げていたし、今のところ非常に状態はいいよね。

ビーズリーだけじゃなくて、好調のうちに1軍で、そういう選手が控えている。

声がかかるのを待っている。

ただ、いつも言うけど、こればっかりは順番が回ってくるまで、しっかりいい状態をキープして声がかかるのを待つ。

それがこっちのやるべきことなのでね。

加治屋も鳴尾浜に来て初めての登板だったけど、やっぱり違うなっていうところも見せてくれた。

変化球の使い方であったり、ボール球を振らせる、あそこのキレがないとやっぱり見られてしまうので。

キレがいいし、あえてボール球を振らせる投球術を持っている。

そのキレが少し落ちてくると、1軍でも振らなかったりして、ボール先行になってしまうので。

ちょっと何日間か空いて体も楽になっただろうし、今日のピッチングなんかを見ると加治屋のいい時のままだと思う。

続けていかないといけないね。

湯浅は一昨日は少し真っすぐがもう一つだった。

変化球で何とかしているなっていう感じがあったけど、今日は真っすぐも走っていた。

もう少しコントロールできるようになると、本来の湯浅に戻ると思う。

本当にあともう一息というところじゃないかな。

遠藤はもともと勝負強さを持った選手。

今日のタイムリーで、ちょっと上がっていくかなっていうような打撃。

結果と内容が伴ってきてるんで、ここからが楽しみかな。

去年の遠藤に比べたら、今はまだまだ物足りない。

もっとできる選手だと思うからね。

走塁、盗塁に関しては非常に積極的にできてる。

守備、打撃でもうひと踏ん張りっていうか、もうワンランク上で野球ができるように精進してほしいな。

――ジェレミー・ビーズリー (ウエスタン 7回3安打無失点 12奪三振)

(4月12日ソフトバンク戦から29イニング連続無失点)

どうやってアウトを取るかと考えた結果、三振が多かった。

自分の投げたいボールがしっかりいいところに決まって、その結果がこういう風になってよかった。

――加治屋蓮 (ウエスタン 1回三者凡退)

もっと真っすぐで押せたら。

この実戦を通して吹っ切ることができた。

――小野寺暖 (ウエスタン 7番右翼 2打数無安打)

なかなか試合に出ることもできなかったですし、また1からつくり直して、1日でも早く1軍に帰れるようにやっていきたいです。

(この日は大商大野球部の富山陽一監督がスタンドで観戦)

気にかけてもらわないぐらいにいい結果を残せるように頑張ります。

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阪神タイガース 公式

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