2024年5月4日 東京ドーム
巨人 2×-1 阪神
――岡田監督 (試合終了後)
ええピッチングしてるやんか、そら。
(延長十回の1塁ランナー) 植田が飛び出した場面、え?
自分ちゃうちゃうちゃう。
そんなん言われへんやんか。
作戦は言われへんよ。
岩崎は、丸の時だけあれだけ高めにいったけどな。
あとは抑えたし。
近本のライナーで一塁ランナー木浪の飛び出しは、そら難しいよ。
ベンチから見ていてもわからんかったもん。
ショートバウンドかは。
――西勇輝 (7回 3被安打無失点)
野球は個人の勝ちじゃないんで。
こうやってチームが負けたら悔しいし、チームが勝てばうれしい。
自分的にはチームが負けたことが一番悔しい。
菅野さんが本当に良かったんで、いい投げ合いができた。
早く菅野さんに勝ちたいなという感じです。
――岩崎優 (1回 3被安打1失点)
(7回無失点の西勇の後を受け、1点リードの八回に登板し同点打を浴びる)
負けてしまったのは自分のせいですね。
去年ならこされて(逆転されて)いましたし、同点で粘れたところは明日につなげてまた頑張ります。
――坂本誠志郎 (七番捕手 西勇輝と初バッテリー)
(西勇とは) 初めて組んだという感じではないくらいでした。
今日は勝ちがつかなかったですし、チャンスだったので、勝ちをつけてあげたかったと思います。
勝つチャンスは十分にあったゲームなので、勝ちたかったなと思いますね。
強いチーム相手にロースコアのゲームでミスが出ると、やっぱりピンチになって抑えてもジャブを食らってるみたいにしんどくなっていくし、プレッシャーもかかるし、そういう野球を今年のジャイアンツはよくしてくるので。
失点にはつながらなかったが守備のミスもあった。
同点に追いつかれた直後の八回、佐々木の捕前バントで一塁カバーがおらず、悪送球でピンチが広がった。
本来はセカンドの中野が入るべきケース。
岩崎が踏ん張り勝ち越しは許さなかったが、ボーンヘッドとして反省しないといけない。
試合は岩崎や島本らが打たれて競り負けたが、ここまでほぼ完璧だったリリーフ陣を責めることはできない。
彼らの頑張りのおかげで、今首位に立てているのだ。
接戦を演出した西勇の投球はたたえたい。
巨人打線は4番岡本和と5番坂本をどう抑えるかがポイント。
特に岡本和の初回の第1打席が肝で、1-1から3球連続内角へのシュートで攻めた。
2死2塁の得点圏、先制点をあげたくない場面で見せた配球は「シュートで来るぞ」と強烈に残る。
結果シュート待ちの岡本和は、スライダーで空を切らされた。
次打者席にいた坂本も内角を意識させられたはず。
だが西勇はその後、2人に対してほぼ外角一辺倒。
完全に惑わせ、ともに2打席連続三振に斬った。
相手も対策してくる3打席目は、2人に一度も見せていなかったチェンジアップを軸に凡飛に仕留めた。
これだけの投球をして勝ちがつかないのは残念だろうが、坂本のリードも含めたクレバー投球は見事だった。
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青柳は球数も少なかったし、本人も、もう1イニングということで、やっぱりさすがだなと見せてくれた。
九回の森木も良かったねえ、久しぶりに。
これをどんな点差でもやってくれたら言うことない。
しっかり腕を振れたし、ストライクを取れたし、今日くらいの真っすぐを投げてくれたら。
――高橋遥人 (ウエスタン 1回1被安打1四球2奪三振無失点 最速147km)
(甲子園での公式戦登板は21年11月6日巨人とのCSファーストS第1戦以来)
三振取った時とか、誰か三振取った時、振動を感じました。
久々だなと。
こういうのあったなと。
練習終わってライトから出ていくとき、ここでいろいろ考えていたなとか。
試合前、ベンチの前のキャッチボールとか、いろいろと。
ストレートは前に比べたらいいかな。
ちょっとずつ登れてるな、良くなってきているなと感じられる部分はあったので。
方向性というか、今やってることがいいんじゃないかなと思えます。
過去2試合と比べても良かったなと自分で思えます。
しっかり投げてた時に比べると全然ですけど、多少良かったかな。
痛みとか全くはないですし、あとは自分の出したい出力を手術した場所がもうちょっとついてきてくれたら。
フォームは変わってないし、自分の感覚的にも変わってないんですけど、どうしても投げるほうの手が追いついていないというか。
勢いに負けてるじゃないですが、まだ思うことがあるかな…やべえネガティブすぎないですか(苦笑)手首の硬さ自体は日に日に良くなってはいますが、どうしても投げる時に、つながってこないというか比例して上がってこない感じはあるんですけど。
それでもちょっとずつ良くなってるし、1回目より2回目、2回目より今日の方が自分の中でよく感じたので、いいんじゃないかと。
腕良くなってきてくれたら、イニングもいけるかな。
3回投げさせて、自分でもそろそろそうだろうなと思うので、複数イニングになって増えてもしっかり投げ切れたら。
投げられなくなって当たり前じゃなくなってきたので、こうしてみんなの前で投げられているのが幸せだと思っています。
試合始まったら余裕なかったので。
――青柳晃洋 (ウエスタン 3回無安打無失点)
スライダーをいっぱい投げられたし、狙った通りストライクも取って空振りを取るボールを投げられた。
いい練習になったかなと思う。
――森木大智 (ウエスタン 1回 オール直球で三者凡退 最速152km)
――ヨハン・ミエセス (ウエスタン 2安打3打点1四球)
ファンの方々の前で結果が出たことも良かったですけど、取り組んでいる練習がある中で、それが結果として現れていることにすごく満足しています。
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阪神タイガース 公式
――門別啓人 (鳴尾浜)
2024年5月4日 デイリースポーツ
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