2024年4月20日 甲子園

阪神 15-2 中日

 

 

 

 

――大竹耕太郎 (7回 8被安打 2失点)

ビジターゲームが3試合だったんで、やっぱり甲子園の素晴らしさを感じました。

前回悔しい内容になってチームにも迷惑をかけてしまったので。
もう、早いうちにやり返すというか。
そういう気持ちで、向かっていく気持ちでいきました。
やはり2回で2点取られてしまってから、監督さんに『もっと遊んで投げろ』という風に言われて。
ちょっと緩急がないというか、そういうピッチングになってしまっていたので。
その辺を意識して、もうちょっと遊び心を持って。
点差も打者の皆さんがたくさん取ってくださったので、楽に投げることができました。

(二回のタイムリーは) もうベンチからすごい形相で打てっていう顔で首脳陣の皆さんが見ていただいたので。

これはもう絶対ヒット打ってやろうと思って。

まあ、ほぼピッチャーゴロでしたけど、いい形になってよかったです。

いや、一応悪い当たりでしたけどヒットだったので、(ベンチに向かって)ガッツポーズはしましたけど。
自分自身、あまりこう状態が上がらない中で、こうやって助けていただいた試合だと今日は思うので。
今後はこう自分がなかなか点が取れない試合でも逆に助けていけるような、そういうピッチングをしていけるようにもっと頑張っていきたいと思います。
やはりこの甲子園に帰ってきてから素晴らしい雰囲気の中でみんないい力を出し出せていると思う。
デーゲームは好きですね。
このあとご飯をゆっくり食べられる。
だから早く終わってほしい。
好きです。
 
 

 

――岡田監督 (TVインタビュー)

ねえ。
何といったらええか。
なんか1週間くらい前がウソみたいですけどね。
この3試合ぐらい前からかね、やっと、2桁、ヒットがで出して。
昨日もいったけど、これでふっきれたんじゃないかと、そういう感じでね。
今日は、四球も絡んで、去年のいいときのね、得点パターンというか、そういう攻撃できましたね。
やっぱり、ボール球を振らないっていうのは、みんな選んで選んで、やっぱりそこじゃないですかね。
復調の兆しはあったんですけどね、徐々に。
あんな長く続かないと思ってたんで。
やっぱりボールの見極めじゃないですかね。
やっぱりタイミング取れるようになって、ボールの見極められるようになったっていうか、そこが一番じゃないですかね。
もうね、やっと3人(森下・大山・佐藤輝)が2割の大台に乗ったので、良かったですね。
前川のスタメンはノイジーが昨日ちょっとね、走塁で足、膝を打ったので、あまり無理をさせないようにして。
まさか左ピッチャーと当たると思わなかったけど、ちょうどいい機会だったし、どういうバッティングをするか楽しみだったんですけど、あとの打席も本当にうまく打ちましたよね。
これからまた左でもいこうかなという気になりますよね。
大竹は、逆転されたりでねえ、ちょっと、ランナー出て力むとボールが高くなるというかね。
だから大竹の緩急というかね、そういう持ち味をちょっとなくして力勝負みたいな感じにね、なるんで、三回からもうね、緩急で自分のピッチングしろって言ったんですけどね。
それからやっと持ち味が出たんじゃないですかね。
ちょうどねえ、二回、なんかこう、そんなストレート速くないから、そんな力勝負してもね。
自分の持ち味というのがね、特徴生かさないといけないからね、もっと遊べ、遊んで投球しろって言ったんでね。
安藤コーチに言って、安藤コーチから指示したと思いますね。
球数多かったから今日は六回まで行けるかなという感じだったんだけど、七回までね、行ってくれたんで。
まあ後ろのピッチャーもねずっと、結構、この3日間ぐらいは休んでるんだけど、まあ、ねえ、いつでも行ける態勢ではあったんだけどね、七回まで行ってくれたらもう十分ですね。

投打噛み合ってゲームの中でいい結果が出だすと、そんなもんなんでしょうね、野球って。

2カード連続勝ち越しで5連勝、いやいや、まだそれは1試合1試合やるだけなので。

そんな簡単じゃないですね。

明日はちょっと雨がね、予報が悪いみたいなんだけど、才木はぜひやりたいと言ってたんでね。

まぁ、できると思うので、先発が勝ち星つきだしたので。

才木はもうついてるんだけど、今度また2勝目狙ってもらいたいですね。

 

 

 

 

――大山悠輔 (4番一塁 3安打3打点)

もうチームが勝ったんで。

それが一番うれしいです。
いや、もうここまで本当に迷惑というか、チームメートに助けられてしかいなかったので。
なんとか自分が今度は助ける番になりたいなとは思っていたので。
もう、必死にやった結果かなと思います。

好調のきっかけは、なんですかね。

来る途中の道を変えました(笑)

本当にクリーンナップが仕事をすれば、やっぱり点数が入るってことはわかりましたし。
そういう真ん中で打っているっていうのもあるので、なんとか頑張りたいなっていうのがあるので。
また明日、頑張りたいと思います。
 

(国内FA権を取得)

感謝の気持ちというか。
ここまでくるのにいろいろありましたけど、一人では難しかったと思います。
やっぱり家族であったり日々の練習であったり、そういうところをサポートしてくださる裏方さんの存在であったり、あとは担当スカウトの平塚さんにすごくお世話になりました。
金本監督、矢野監督、そして岡田監督に使っていただいたおかげで、こういう権利を取得することができたっていうのももちろんあるので、たくさんの方にまずは感謝したいと思いますね。
あとはケアをしてくださるトレーナーさんであったり、いつも試合に向けていい準備をさせてくださるバッティングピッチャーの方だったり、たくさんの方の支え、お手伝いであったり、そういうところがあっての今だと思うので。
そういう感謝の気持ちっていうのは今だけではなくて、これから先も忘れずに思ってしっかりやっていきたいと思います。
今はもう目の前の試合をしっかり戦うだけです。 
 
 
 
――前川右京 (ノイジーの代走で出場し2打数2安打4打点)
(左腕との対戦は今季初で40打席目にして初打点)
いい当たりではなかったですけど、左ピッチャーから打ててよかったかなと思います。

体の開きとか、そういうところはしっかり意識しないとめくれてしまう。

今までずっとチャンスで打てていなかったので、チャンスで2本打てて良かったかなと思います。
 
 
 
――森下翔太 (3番右翼 1安打1打点)
(2番手梅野投手とは) 昨日も対戦して、ボールの感じは分かっていた。
甘い球が来たら行こうかなと思っていました。
(ヤクルト・オスナ、巨人・岡本和に並び、セ・リーグトップタイの13打点)
チャンスで回ってきた方が自分もすごく燃えるものがある。
ああいう場面でどんどんこれからも打っていきたい。
クリーンアップが打点を取れれば、チームもすごくいい形で回る。
大山さん、(佐藤)輝さんも調子が良くなってきていると思うので、そこに自分も負けないようにやりたい。
 
 
 
――佐藤輝明 (5番三塁 2安打3打点)
しっかりつないでいけたので、良かったです。
いい流れが来ているのかなと思います。
全員で打っていけたらいい。

もっとチームのために打点を挙げられるように頑張ります。

 
 
 

――中野拓夢 (2番二塁 1安打1打点1四球)

(初回無死1塁はランエンドヒットの形で進塁打。二回は四球でつないでビッグイニングを演出)

自分で走者をかえしたい気持ちもあったけどいつも通り自分のスタイルで。
なかなか点が取れないときにそういう役割はすごく大きくなってくる。
七回は前で近本さんが打ったので『もう自分だけ(先発で無安打)だ』と思いながら打席に入った。
最後に一本出せたことで、あすに向けて気持ちよく最初の1打席目を迎えられると思う。
 
 
 
――漆原大晟 (1回三者凡退)
(前回13日の中日戦では移籍後初失点を許し中6日で同じ中日戦での登板)
先頭でしっかりアウト取るっていう風に思って、マウンドに向かったので、先頭でワンアウト取れたのはすごく良かったなと思います。
 
 
 

――大石大二郎

阪神は二回に一挙7点のビッグイニングを作り、先発全員安打の大量15得点で連勝を5に伸ばした。
ポイントは坂本、木浪の「見事なつなぎ」と大山の「4番の打撃」だった。

先発大竹が逆転を許した直後の二回、6番の先頭ノイジーが四球で出塁した。

立ち上がり不安定だった大竹の状態を考えると、後続打者は打ってチャンスを広げるしかないという難しい局面だったが、坂本は左前に運び、木浪も右前にはじき返して無死満塁と好機を広げた。

ここで9番大竹が2-2から打った打球は投手大野のグラブをはじき、右前に転がった。

最悪(併殺)のケースを考え、打たずに近本に託すという選択肢もある中で打って出た。

結果は紙一重だったが、打たなければ何も起こらない。

結果は同点打という最高の「つなぎ」となった。

同時に自らの投球も立て直すきっかけともなり、今季のカギを握る左腕が勝利を手にするという大きな成果も手にした。

大山の初回の先制打も見逃せない。

2死2塁。

中日先発の大野に2球で追い込まれたが、しっかりした形で見逃した後、3球目の高めストレートをひと振りで仕留めた。

4番としてチームに勇気と勢いを与える打撃内容だった。

大山にとってもチームにとっても19日の中日戦が転機となったことは間違いない。

今季最多となる7点を奪って快勝したが、特に不振に苦しんでいた大山にとって、待望の1号本塁打は心身両面で大きかったはずだ。

阪神打線が機能するかどうかは4番大山次第。

大山が役割を果たすことができれば、昨季、猛威を振るった「つなぎ打線」の完全復活へ加速することだろう。

 

 

――谷繁元信

阪神は中日のミスに付け込み得点を重ねたが、初回の先制点にはチーム力が表れていた。

先頭四球のあと、2番中野が3ボールから2球続けてバントの構えから見逃した。

おそらく「待て」のサインだったのだろう。

フルカウントとなり、ランエンドヒットで二ゴロ。

送った形で1死2塁とし、1点につなげた。

ベンチの意図を選手が細かい点まで理解している。

開幕当初は苦しんだが、状態は上向き。

日本一チームが通常運行になった。

 

 

 

 

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――和田2軍監督 (20日 ウエスタン くふうハヤテ 4-2 阪神)

今日は打てなかったっていうところなんだけど、やっぱり走者は出すけどね、得点圏でいかに返せるか。
そこの勝負強さというか、簡単に勝負強さと言ってしまって気持ちだけでっていうとこじゃなくて、得点圏でいかに狙い球を絞って打てるかっていうね。
走者がいない時はある程度ね、優位に立てて、普通に打てばある程度勝負できるんだろうけど、やっぱり、得点圏にランナー置いた時は、向こうも研究してきてるわけだし。
そこでもう全部振っていく、見ていく、だけではやっぱり狙い球っていうところがね、そこを1球で仕留めるっていうことがね、すごく大事になってくるから。
それがちょっと、今のところ足りないかな。
ヒットは打つんだけど、昨日でもね。
うん、安打は多いんだけど、やっぱり、そこだよね、やっぱりね、返すか返せないかっていうところの、そこの勝負で。
リリーフ陣はね、六回以降はね、しっかり抑えられたし。
先発の津田は、もうこれずっと課題なんだけど、やっぱり走者がいない時と、いる時の、やっぱり球の精度っていうところがね、やっぱりストレートも少しスピードも落ちるし、球も弱くなってしまうし、変化球のね、コントロール、これもちょっと精度が下がる。やっぱそこがちょっと課題かな。
走者がいない時はね、力強い球なんだけど、どうしてもセットになって、走者を置いたセットになると、少しそういう傾向にあるんでね。
これは今日だけじゃなくて、開幕してからずっとね。
そういう課題があるんで。
それはやっぱり今後ね、しっかりと向き合いながら、なんとか克服してほしいな。
走者がいない時は、強い球を投げられるから、ファールなったり、凡打になるけど、走者を置いたセットになると球が落ちる分、ストライクゾーンに行ったら打たれてしまうし、変化球のコントロールが効かないしっていう。
今日も同じような形で出てしまったんでね。
うん、そこはやっぱり引き続き課題克服に向けてね。
やっていかないと。もうブルペンからやっていかないといけないな。

森木は、ちょっと今のところ、マウンドに上がってみないとわからないっていうね。

まだちょっと安定してるというレベルまではね、いっていないけど、今日に関してはストライクゾーンにね、もう本当に腕を振って投げ込めてたんで。

これをね、今日だけじゃなくて、やっぱり何回か続けることでね。

自信も戻ってくるだろうから。

もう本当に彼の場合は色々試行錯誤しながらやってるんでね、もうどんなきっかけでもいいんでね。

もう今日のマウンドがきっかけになるんだったら、それが1番いいと思うしね。

まずは続けることだね。

佐藤連と椎葉も、無失点で抑えることでね、自信つけていけばいいし。

特に椎葉なんかちょっとね、投げるたびに失点したり。きょうでも椎葉の1番いい球、高めのストレートでファールにしたり、空振り取れたりするのがね、本来の彼の持ち味なんだけど。

そこをまだ最初の福田にね、レフト線二塁打を打たれたけど、あそこがまだ捉えられてるから、一時の、もう本当に底状態は抜けてると思うんだけど、ちょっとずつ、ちょっとずつ良くなってきてる。

だけど、あそこがファール取れるようになると、本来の、椎葉のピッチングになるんじゃないかな。

 

 

 

 

2024年4月20日 デイリースポーツ

 

 

 

2024年4月20日 日刊スポーツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年4月20日 産経新聞

 

 

2024年4月20日 サンスポ

 

 

 

2024年4月20日 スポーツ報知