――岡田監督

村上は、まさか初回4失点と思ってないからの。

(初回) 先頭にあんなフォアボールを出したからなあ。

あんまりブルペンから良くなかったっていうてたけどなあ。
初めてやろ、先頭バッターにフォアボールなんてなあ。
二回はスッといって、あのままゼロでいっとったら、もうちょい投げさすつもりやったけどな。

あそこでまたヒット続いたから、もう代えたけど。
リリーフ3人が、そら2回ずつ投げんと、そんなん、そら、負けてる時はな。

そらもうちょっと早よな、1点ずつでも追加点を取れとったら良かったけどな。
門別には、もっと真っすぐ投げって言うたんやけどな。

真っすぐ投げへんわ。
島本もな、ちょっと良くなってきたというかな。

まあなんとか3人で、今日は切り抜けたいうやつやろ。
佐藤輝のエラーなかったらゲッツーやろ。

まあ村上も、そらそうなるわな、おーん。

完全にな打ち取っとったからな、おーん。

あそこだけ低い球行ったからまた、ゴロの球な。
(記者:右投手でノイジーが先発)
なんで?

ノイジーが先発したらあかんの?

右ってだけで?

なんで?

右ピッチャーなら、左が行かなあかんの?

 

 

 

――村上頌樹 (3回7被安打1四球5失点 自責1)

先頭からいきなり四球を出してリズムも悪くしてしまった。
直球の質があまり良くなかったのかな。
力んでいたので、もう少し落ち着いて投げればよかった。
 
 
 
――漆原大晟 (2回無失点)
野手の方にも助けてもらった。
先頭を出さないように。
立場的には回またぎも考えられるので。
 
 
 
――島本浩也 (2回無失点)
抑えられてよかった。
しっかり後ろの投手にゼロで渡すことを考えていました。
実戦で投げて状態を上げていけるようにしたい。
 
 
 
――門別啓人 (2回無失点)
初回(八回)はほんと自分のバトルピッチングできた。
2イニング目、1本は打たれましたが、納得いく球を投げられたし、0で抑えられたのでよかったです。
本当だったら宮崎さんは勝負にいきたかったったんですけど(結果は四球)…
あの状況なので、しっかり自分の中でも気持ちを抑えて、次の打者勝負ということも勉強していかなければならないところあると思う。
 
 
 
――佐藤輝明 (5番三塁 3打数無安打1失策)
(初回のタイムリーエラーは) 難しかったけど、なんとかしたかった。
あの場面はゲッツーだったので、取れれば良かったです。
バットで取り返したいか...そうですね、はい。
 
 
 
――馬場内野守備走塁コーチ
(佐藤輝のエラーについて) 本人に聞いて。
 
 
 
――木浪聖也 (8番遊撃 1HR)
初球しかないと思っていた。
しっかり準備して入れました。
何とか1本打つことができてよかった。
どういう形であれ、ヒットが出た。これからは本塁打は頭から消していきたい。
ホームランバッターではないので。
最後の打席が悔しい。(九回1死一、二塁で左飛)
ああいう場面はこれからも来る。
もっと精度を上げないといけない。
 
 
 
――坂本誠志郎 (七番捕手 1安打)
(今季初ヒットに) 今年はヒット打てないのかと思っていた。
(村上が一回4失点したことには) ミスが出てもカバーできるバッテリーになりたいと思っているし、また頑張りたい。
 
 
 
――島田海吏 (三回に村上の代打で登場し右前安打)
必死にやった結果。
継続あるのみです。
僕は状態というより、出たら全部結果を残しにいかないとダメなので、必死にやるだけです。
 
 
 
――前川右京 (九回に代打で1安打)
ちゃんとつなぐことができてよかった。
打てると打てないでは全然違う。
ずっと打てるわけではないので、その中で準備だけはしっかりやっていきたい。
 
 
 
――福本豊

昨年MVPの村上が3回5失点で敗れた。

初回の三塁手・佐藤輝の適時失策が大量失点の要因。

ただ、村上自身にも、昨年と異なる姿が見られた。

速球の走りは悪くなかった。

コントロールが悪かったわけでもない。

際どいコースに投げ込んだ球が、微妙に外れたり、辛めの球審にボールと判定されることが多かった。

そこで村上は慎重になった。

ピンチで捕手のサインに首を振ってスプリットを投げたのが少なくとも2度あった。

捕手の最初の要求が直球だったかは分からないが、ともに速球でねじ伏せにいっていい局面。

昨年の村上なら大胆に、強気に攻めていたと思う。

初回先頭の度会に四球を与えたことも含め、シーズン初登板で慎重になるのは仕方ないが、慎重になりすぎた。

精神面の問題だ。

この敗戦を、村上がどう受け止めるか。

自分を疑って「もっと慎重にいかないと」という考えに陥ると危険。

「調子は悪くなかった」と大胆さを思い出してほしい。

次回が、今季の村上を占う重要な登板になる。

 
 
 
――山田久志
村上は自身の“開幕”だったことを差し引いても、昨季とはほど遠い姿だった。
良い悪いのばらつきがありすぎで、佐藤輝のエラーがなければ乗っていったかもしれないが、あの1点で抑えてほしかった。
ネット裏から見ていて、どこかがずれているようだったね。
本来の村上だったら、その後の山本に投げ勝つところだ。
でもあそこで追い込んでも粘られてしまうのは、それがフォームなのか、気持ちなのか、どこかがちょっとずれている。
阪神ベンチも内容が良くないことを察したから3回で代えたのだろう。
よく“初モノ”は打ちにくいというが、ジャクソンも打者側からは、真っすぐと変化球の区別がつくタイプだった。
それに対処できなかったということだろう。
ただ開幕カードの巨人戦からみると、各打者の仕掛けが早くなっているから、これから調子が上がってくるのかもしれない。
ジャクソンも次回は攻略できるだろう。
相手のまずい攻めに助けられる場面もあったのに、阪神はそのビハインドをはね返すことができなかった。
 
 
 
――伊藤将司 (3日のDeNA戦で先発予定)
初めてのゲームなので緊張すると思う。
状態はいい感じ。
京セラドーム大阪のマウンドはこの前投げたので大丈夫。
 
 
 

 

【ハイライト】阪神vsDeNA【2024/4/2 T-DB】

阪神タイガース 公式

 

 

 

 

2024年4月2日 スポニチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年4月2日 東スポWEB