――伊藤将司 (6回8安打4四死球3失点 5イニング連続で先頭打者出塁)

シーズン中でも走者を出す場面は多くあると思う。

最少失点で乗り切れるようにしたい。

右バッターのインサイドはよかったけど、右の外、左の内はもうちょっと投げられたら。

少しまだラインがズレている。

そこはしっかり修正したい。

あとはしっかり精度を高めたい。

 

 

 

――安藤投手コーチ

伊藤将は、ちょっとしたフォームのズレとかあると思うので、時間がかかるかなと思います。

投げながらやっていくしかない。

状態は上がってきていると思うけど、もうちょっと真っすぐも上げてほしいというのはある。

真っすぐと変化球の精度。

細かいところを上げていってほしい。

 

 

 

――ハビー・ゲラ (1回を1被安打無失点2奪三振)

ファンの皆さんのエネルギーも感じながら、楽しめながらいい投球ができたよ。

 
 
 
――石井大智 (1回1失点)

ホームランは、後悔の残る選択をした。

やっぱりオープン戦も結果を残さないと。

自分のできることをしっかりやりたい。

 

 

 

――森下翔太 (3番右翼 1安打)

(東浜の) フォームがちょっと独特で、1打席目は球種も見たことなかったので難しかったですけど、うまく2打席目からは対応できました。
ボールがしっかり見えて、いい形で打てているので、変えずにいきたい。
右左、両方打てないとあれなので、しっかり両方打てるようにしたい。

(現在は3種類のバットを持ち込み感覚によってグリップにテープを巻いて太さを微妙に変えている)

シーズンは試合によっても変えたいと思っています。

何を意図して変えるとかじゃなく、自分の感覚でやっています。

 
 
 
――中野拓夢 (1番二塁 4打数無安打)
最近の中では、自分の中では自分らしいスイングができているとは思ってるので。
ここから徐々にって上げていければいいかなと思います。
逆方向にいい打球が出るっていうことが自分の中では調子が上がってくるところだと思う。
そこをもう1回、原点に戻って、しっかりと映像も見直して、あと3試合なので。
その試合でなんとか開幕に向けていい状態で持っていければと思います。
 
 
 
――平田ヘッドコーチ

(近本と大山の欠場、ベンチ入りを外れて試合途中に帰阪について)

コンディションのね。

ずっと人工芝も続いてるっていうことでね。

 

 

 

――佐藤義則

阪神は前日、村上が炎上しこの日は伊藤将が6回3失点と、ローテーション投手が安定感を欠く試合が続いており、不安と感じるファンもいるだろう。

ただ結論としては、投手陣に大きな心配はないと見ている。

総合力は高い。

その中で、いくつか消化すべき課題はもちろんある。

一つは、昨年結果を出した若い投手たちが「これでいい」と安心してここまできてしまったように見えること。

もう一つは、全体に共通するのはボールがやや高い、というところだ。

この日先発した伊藤将もそうだ。

150km以上の直球でどんどん押せるピッチャーではないだけに、低い球で打たせて取る投球に徹してほしい。

となれば、今季の伊藤将は体重移動に多少の改善を求めたい。

踏み出す際に、左投手であれば右腰から捕手方向へ体重を持って行って欲しいのだが、右足から出て行っている印象がある。

こうなると、実はそれほどでもないのだが左手が遅れてしまい、開いて投げているように見える。

この“遅れ”を取り戻そうと、腕で合わせてしまうため、制球が手先に頼ることになり、どうしてもボールがばらつく。

伊藤将は低めの制球が生命線となる。

ゴロのアウトを重ねていくことが自身の持ち味と認識して、少し修正をほどこせばいいように見えた。

この試合で一番、気になったのは八回だ。
石井が登板し、先頭・栗原に初球、直球を本塁打された。
捕手は長坂。
投手が石井であってもキャッチャーが、代わりばな、初球にストレートを要求する意味が分からない。
相手打者が何を狙うかを考えても、最悪の選択だ。

阪神というチームに不備はないだろうが、リリーフピッチャーは、どんな球種でもマウンドに上がった瞬間に100%のものを出せる準備をブルペンでしておくのが当然だ。

石井もその準備をしていたはずだ。

もし初球がボールになっても、石井が四球で崩れることは考えづらい。

ならば先頭打者に初球の直球を本塁打されるような配球は、あってはならない。

シーズンでは命取りになる。

ここは、バッテリー全体の課題として共有しておきたい。

 
 
 
 
――和田2軍監督 (20日 ウエスタン 中日 9-2 阪神)
6回7被安打2失点だった先発の富田は、ピッチング内容は悪くない。
どっちかというと良かった方じゃないかな。
ただ、一つの守備から。
野手もかなり足引っ張ったけど、その中で踏ん張りながら、自分のミスでね、その後も切り替えられない感じで失点してるから。
ピッチャーの守備は身を助けるっていうけど、逆もあるからね。
どんなにいいピッチングしてても、フィールディングでっていうのはもったいない失点の仕方。
あそこまで踏ん張れてたんだけどね。

5失策と、ちょっと条件が変わると、寒かったり、風が強かったりっていう中での対応力がまだ足りないかな。

2失策の野口は、バッティングと同じくらい興味持って守備をしていかないと、打つだけの選手になってしまうので。

きょうのミスをきっかけにして気持ちを入れ替えないと。

今のままじゃだめだな。

最後の1打席も無駄にせんようにっていうことを開幕前から言ってるので、何点差だろうが、1打席、1球、ピッチャーは1イニングっていうところを大事にしようとやってきてるから。

左肩の肉離れと診断された井上については、あとは本人の感覚というか、そんなにひどくはないっていう報告は聞いてるけど。

今週いっぱいはバッティングにはいれないで、スイングとか室内でとどめて。

来週入ったくらいからかな。

 

 

2024年3月20日 福岡ソフトバンク対阪神 試合ハイライト

(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

 

 

 
2024年3月20日 東スポWEB
2024年3月20日 日刊スポーツ

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月20日 デイリースポーツ