――岡田監督
門別は間違いなしに開幕の巨人戦とかはないで。
昨年の村上でも開幕ローテーション違うんやで。
あんなところで門別使たら、他のピッチャーに怒られるわ。
どっかで調子の悪いピッチャーがおって、ああいう形やからな。
門別を開幕ローテーション入れたら怒られるわ、去年の6人に。
誰かが調子悪いとかケガとかしたら、そこで割って入ろうというのはあるかも分からんけど。
それはない。
100%ない。
そんな簡単にああいうポジションを明け渡すもんじゃないもんな。
――大山悠輔
だったら僕のできることってなんだろう、と考えた時に「4番」という打線の中心、真ん中にいるので、そこで簡単にアウトになってしまったり、流れを切ったりしてしまうと「打線」にはならない。
四球もそうですし、塁に出ることで本当の意味の「打線」になるというのは分かったので、得点のバリエーションや自分の中での引き出しを多くつくることによって、打席に冷静に入れるように、ずっと練習しています。
全力疾走も僕が入団した時に、先輩がそうしていたのを見て、“僕もこうしないといけないな”と勉強させてもらったので、まだまだですが、今度は僕が伝えていかないといけない立場になってきたのかなと思います。
その姿勢を見て、後輩がまた“自分も”と思ってくれれば凄くうれしいです。
そして、今度はその後輩が、また次の後輩に伝えていってもらえるように「伝統」じゃないですけど、そういうものをどんどんつないでいく大切さはあると思います。
後輩達に僕から“こうしろよ”ということは言わないですね。
“こう思うけど、どう?”というように、一緒に考えるということも大事だと思います。
そうすることで、逆に僕が気付くこともたくさんあるので、そういう関係でもいいのかなと。
でも、この世界で生きていく上では、礼儀は大事ですし干渉が行き過ぎてもダメですし、そこら辺の難しさはあると思いますけど、そういうコミュニケーションは大事だなと思います。
単なる仲良しというわけでもないですし、いい意味でライバル、仲間で、本当にいい距離感を保てているのかなと思います。
そこは昨年1年間、つながれた、つなぐことができた一番の要因かなと思います。
一つ間違えたら、一気に崩れることはありますけど、いい距離感を保てるように、僕とか近本、木浪という面々がまとめていく必要あるのかなと思います。
守備については一塁手が捕らないことにはアウトにならないですし、責任感はすごくありました。
でもここまで、いろんなポジションをやった経験が昨年1年間、生きたと思っています。
矢野監督の下では外野もやりましたが、本当にいろんな経験をさせてもらっていたな、と感じました。
外野をやったことによって“中継がここにいてくれたら投げやすいな”というのが少し分かりました。
あとは甲子園の芝のスネーク(転がり方が不規則なゴロ)。
あのスネークは、捕ることに必死になるので、少しでも送球のこと考えてしまうと失策してしまうと分かりました。
送球への意識が薄まると中継の距離感も変わってきます。
外野を守った人にしか分からないことは、少しは感じたのかなと思います。
左翼から右翼へのポジション変更は“別のスポーツをやっているのかな”という戸惑いがあったんですが、三塁から一塁への違和感はなかったです。
逆に一塁になったらプレーに関わる回数が増えるので、そこでの緊張感は増えました。
逆に、より視野を広く持つといいますか、“ちょっとあそこ荒れてるな、ならしておこう”とか、細かく見るようになりました。
三塁の時よりも周りを見るようになったのかなと思います。
他にも、二塁や右翼の位置、投手が誰なのか…。
投手によってはベースカバーが少し遅い選手もいるので、ゴロを捕ったら自分でベースへ行った方がいいのか、逆にトスした方が早いのか…など、考えるようになりました。
昨年は1年間、4番で優勝して、日本一になれたことが一番うれしかったので、それに少しでも貢献できたのかなと思うと、一年間頑張ってよかったと思います。
特に優勝パレードは初めてやりましたし、あれだけの人が集まってくれて、喜んでもらえるってなかなかないことだと思うので、改めて、頑張ってよかったなと思いました。
一年間を戦う上で重要なポイントは、一喜一憂しないことです。
もちろん打ったら喜びますし、打てなかったら悔しがりますけど、でも、そこで終わらせる。
引きずらない大切さというのは、昨年まで7年間、いろいろ経験をして“大事なことだな”と思ったので、そこをどうしたらいいか、という練習も必要だなとは思いました。
後輩にも“こうした方がいいんじゃないかな”や“切り替えの方法を見つける必要もあるぞ”というアドバイスはできるのかな、と思います。
連覇するためにどうしたらいいのか。
昨年良かったこと、悪かったことがあるので、その悪かったところを克服するキャンプでもありますし、そういう準備を自主トレからしてきています。
また一シーズン、戦っていく中で新たな課題がはもちろん出てくると思います。
選手は連覇、連覇と言いますけど、それが難しいということはやっている選手が一番感じています。
そのためにはまだまだレベルアップしないといけない、と、僕自身もチームも思っています。
やることはまだまだあります。
――森下翔太 (宜野座)
(この日の打撃練習では昨季のバットとピートローズ型のバットを計5回持ち替え)
さらにより細いバットも発注済みで、シーズン中も違う種類のバットを2本持ったりするかもしれない。
シーズンをしっかり戦えるように。
試せるうちに試したい。
――西純矢 (2軍中日戦 3イニング無安打無失点1四球)
1回目の登板に比べて2回目の方が良かったし、この間の登板よりも今日のほうが良かった。
徐々に良くなっているのはいいことかなと思う。
――野口恭佑 (2軍中日戦 1HR)
方向とかは全然意識してなくて。
勝手に向こう、左翼方向へ行く感じ。
来た球を打つくらいしか考えてなかったのが、いい結果になった。
キャンプはラスト1週間。
あとは怪我をしないように。
⚾中日・読谷練習試合🏕
— イージースポーツ (@easysportsjp) February 22, 2024
打球はレフトへ一直線🚀
阪神 #野口恭佑 選手が先制2ランを放つ🐯
🏕中日 vs 阪神https://t.co/85xXOK2Fns#プロ野球 #春季キャンプ #hanshin pic.twitter.com/urFN4RIBaQ
2024年2月22日 デイリースポーツ
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2024年2月22日 日刊スポーツ
2024年2月22日 サンスポ