最終的には本人の意欲というかな。
そういうの出たないのもいるし、力ないのに出たい言うのもおる。
できます言うのが全部弾かれとったわ。
そういうのもおったわ。
そら、しゃあない。
出たくても力がなかったら選んでもらえへんわけやからな。
――野口恭佑
レフト線に真っすぐ、切れない打球が出るときは良いとき。
今日は真っすぐきれいな打球が打てたのでよかった。
一番は打球の質を意識しています。
真っすぐきれいに飛べば体が正しく使えている証拠。
最初は軽く構えて、打つときは『ドーン!』という感じですね。
いくら練習で打っても実戦で打てなかったら意味がないので、実戦で打つようにしっかりやっていきたい。
(1月23日荷物出しで「97」と書かれたバッグを受け取り)
もらったときちょっと泣きそうになった。
支配下登録されたとちゃんと実感できたというか。
契約更改の時よりもうれしかったかもしれない。
守備の確実性とか、1軍の選手としてはまだまだ。
追いつけるようにやっていきたい。
開幕1軍をまず目標に。
試合に出させてもらったときに1軍の舞台で初ヒットと、初ホームランを打ちたい。
――今岡打撃コーチ
野口、井上、前川、全員、期待しているに決まっているでしょ。
――赤星憲広 臨時コーチ
いや、もうやっぱり日本一になったっていうね、自信がみなぎってる感じもありましたし。
まあ練習のあの雰囲気自体がね、非常にいいなと感じましたし。
やっぱり日本一のチームなんでね。
正直、僕が何を教えてあげられるかといったら、そんな大したことはないと思ってましたし。
限られた中で、ちょっとでもね、彼らの引き出しを1個でも増やしてあげられたらなとは思って今日はやっていました。
強いチームであるのは間違いないので。
あとは、まあそのちょっとしたことですよね。
走塁って、まあ一番こう練習してうまくなるというか。
これは僕の持論なんですけど、やっぱり盗塁と走塁って、実戦の中じゃないとなかなかこう、うまくならないと思ってるんですよ。
やっぱりあとは、二塁からホームまでどれだけかえって来られるか。
去年よりも得点を取るためには、より、1本で帰ってこれるかどうかっていうところが今のチームの一番のポイントかなと思ってましたので。
あと三塁でのゴロゴーのこともやったりはしたんですけど。
やっぱりもう、どうやって1点を取るかというところだと思うんですね。
で、もう去年からそれはできているチームではあるので。
あと、本当にプラスアルファで、どれぐらいできるかというところを今日は教えたかったっていうのもありますし。
まあ、あとは個々で去年1シーズン見てて、まあスチールのことで言うとね。
見ててアドバイスできる子っていうのは何人もいましたし。
実際に去年より進歩してる子たくさんいるので。
あと、森下くんなんかは、十分走れる力があると思ってましたので。
何か1つきっかけになるような。
で、あとは監督がこう森下くんにサインを出したくなるような、なんかそういう形になれるようにアドバイスできたらな、なんて思って、今日は1日やっていました。
森下くんは、伸びしろはまだまだあります。
もう本当に今日1日見ただけで、あ、これは行けるなっていうのはありましたし。
あとは、まあこれからね、今日ちょっとアドバイスしたことを反復しながら、まあこのキャンプの中で取り組んでくれれば。
森下くんが3番に入った時に1、2、3番が走れるよとなったら、より去年よりも相手からすると脅威になるんじゃないかなっていうのはあったので。
まあ、少なからず僕は森下くんは、今年とは言わないですけど、近い将来そこそこ走れる選手になるんじゃないかなとは思ってます。
不器用ですよね。
こんなこと言ったら彼に失礼かもしれないですけど。
やっぱり全てにおいて、結構ガツガツ力が入ってしまったりするので。
力を入れてしまうと余計なところに力が入って、スピードが生かせないとか。
そういうことがあるので。
まあなんかみんながね、なんかちょっと前向きになれるようなアドバイスができればなと思ったので。
まあ、それはもう聞いてください、選手に。
どういう手応えになるかわからないですけど。
あと、野口くんなんかっていうのは、最初まあ今日、いろんなコーチから聞いてた時に、まあバッティングのイメージがすごく強いと思うんですね。
意外と走塁のセンスあるなっていうのはね。
パッて言ったら、パッてできるタイプなんで。
だから、スピードがどうとかっていう話ではなくて。
すごく野口くんに関しては、いろんな意味でのセンスを感じましたので。
走塁という部分にまた意欲を持ってくれれば、他の部分でもね、プラスアルファになるんじゃないかなと思います。
僕たちも2003年、2005年と優勝して、連覇はできなかった。
なかなか連覇というのは、この阪神タイガースは無いわけですから。
ただ、今の選手たちにはそれだけの力もあると思いますし。
何よりもやっぱり日本一というのを経験したというのは、誰でも経験できることではないので。
まあ僕は間違いなく連覇してくれるだろうなっていうのは確信を持ってますし。
あとは選手たちがね、本当に1年間けがなく、去年以上の成績を残してほしいなと。
もう、それを願うだけだと思います。
――森下翔太
(赤星臨時コーチから上体がすぐ起き上がってしまう癖を指摘され)
自分の感覚と走塁のスペシャリストが見た感覚って、やっぱりずれたり違うものがあった。
客観的に、外から見たときのことを言われるのがすごく良かった。
僕は、盗塁は3歩目までが勝負だと思うので、そこでスピードが乗らない。
なかなか直し方がわからなかった。
気になっていたことを、赤星さんが最初に言ってくれた。
自分の中でつかんだものはある。
走れば走るほどプレッシャーもかかると思うので、打つだけじゃなくて走れる選手を目指したい。
2桁、目指していきたいと思います。
――大山悠輔
走塁で勝てる試合はたくさんある。
ベースターン1つにしても、ほんの数ミリで得点か、得点じゃないというときもある。
打撃、守備が注目されますが、走塁はもっともっとやらないといけないというのが、自分の中でもあります。
――西純矢
(久保田投手コーチと話しながらタオルシャドーを行い)
こんな状況だといけない。
アピールしないといけないし、なるべく早くここから脱出して第2クールから違う感じでいけたら。
――加治屋蓮 (具志川)
(ブルペンで初日70球、2日目80球)
順調にやりたいことはやれている。
キャンプ中は1000球以上投げたい。
もっとアピールしていきたいし、自分の体がどう変化していきながら、どういう成長ができるかを期待しながらキャンプを送るようにしている。
――秋山拓巳 (具志川)
紅白戦で投げたい気持ちがあるので。
準備していきたい。
初日から体重の乗ったボールは投げられているので。
しっかり走れていますし、いいスタートは切れています。