――大竹耕太郎
(現役ドラフト指名は驚かなかった)
現役ドラフトかは分からないですけど、移籍はあるのかなという感じはありました。
現役ドラフト前にもうロッカーも片づけていたし、準備万端でした。
甲子園に高校時代出てからちょうど10周年だったので、その年にまた”甲子園に帰る”という、僕としても何か意味があるんじゃないかと。
(飛躍した理由について) トレーニング面に関してはホークスの和田毅さんの自主トレに行かせてもらっているので、そこでやっていることを地道に。
急激に変えたというよりは地道に変化していったという感じ。
変えたというより継続した感じですね。
気持ちの部分の変化が一番大きいのかなと。
考え方を変えたというか。
こうやって打たれたら嫌だなじゃなくて、こうやって抑えているという方を先にイメージするという練習をすごくしました。
ソフトバンク時代は投げるのが怖いような心境での登板がほとんどだったので、そのへんが阪神に行って『早く次の試合投げたいな』という気持ちですね。
小さいときにみんなで『放課後に公園で野球してるとき』みたいな感覚。
(満員の観客の中でマウンドに立つ気持は) 正直、やることに集中しているので、観客席はそんなに目に入っていないというか…生放送の番組出るほうが緊張しますね、正直(笑)
(ホークスと阪神、ファンの違いは) ホークスファンは街中などで気付いても気付かないふり、静かにというイメージ。
阪神ファンは知り合いかな?と思うくらいのテンション。
距離が近く家族みたいな感じで接してくださるイメージはあります。
優勝パレードでも『阪神に来てくれてありがとう』という言葉を沿道からいただきました。
歓迎していただいたという感覚はありますね。
(12勝に) この一年で終わりじゃないという意識。
やっと始まったという意識なので。
甲子園球場は高校野球で投げたときとプロ野球で投げるとき、また雰囲気全然違うので。
プロで投げる方は球場の9割以上が味方な感じ。
高校野球だったら半々ですけど。
完全ホーム球場感がすごいです。
阪神に移籍して良かったと思えるかどうかは今後次第。
今後の自分の活躍次第なので、そう思えるように頑張りたい。
野球に関してはルーティンを作ると、そうできないときに焦るので、作らないですね。
ルーティンを作らないことがルーティンかもしれないですね。
熊本からの応援は届いていましたね。
SNSなどでコメントいただいたりとか、お菓子の香梅さんからお菓子届いたりとか、色々実感してました。
結婚して生活は特に変わってないです(照)
2年連続のアレは、自分自身もまだ発展途上だと思いますし、チームとしても試合を重ねていく中ですごく強くなっていったという実感もあります。
けど、まだまだもっと強くなれるという意識でみんないるので、もっともっと良いチームになれると思います。
リーグで一番勝ちに直結させられたピッチャーになれるように頑張りたいと思います。
――横川ブルペン捕手
(漆原は) ボールが強い。
ちゃんと自主トレしているなという印象を受けました。