――近本光司 (契約更改)

まぁ優勝した年ですし、ずっと2位だった年も3位だった年も、やっぱり優勝、優勝と。

自分の成績が良くても『やっぱり優勝』って毎年話してきたので。

そういったところで僕だけじゃなく、他の選手もすごい評価してもらっているなって感じましたね。

経年でずっと頑張ってくれたっていうのと。

チームを引っ張ってくれたっていうのと。

僕の中では離脱したりしてましたけど、そういったところを引っ張ってくれたっていうのは球団から言われました。

これからも引っ張ってくれっていうふうには言われたんで。

まぁ選手会長も降りますけど、これから先タイガースかどうかは…というのはウソっすけど(笑)

タイガースでずっと引っ張っていってくれって言われたので『はい』って言いました。

単年契約です(笑)

全然、まだ国内FA権獲得まで…あと2年か、あと2年もあるのか(笑)

チームへの愛着は、まぁねぇ、阪神しか知らないので。

小さい頃から。

だから、いいところも悪いところも見えていたから、思うところはありましたけど。

でも、こうして僕、きょう一人だけの会見ですけど、こんなに多くの報道陣が詰めかけてありがとうございます。

更改が1人だけなので、今日は。

2年前のキャンプの打ち上げの際に『これから黄金時代を目指して行けそう』と。

優勝して実感は、そうですね、まぁ、僕だけじゃなくて選手それぞれにも多分芽生えた言葉だったと思うし。

特に球団のフロントの方たちにすごい褒められたっていうか「良かった、いい言葉使ったね」って。

逆にありがとうって言われたので。

そうなんや、そんなこと思ってくれているんだって思いましたね。

今日もそういう話が出ましたけど、やっぱり年齢のバランスだったり、ドラフトとか現役ドラフトとかそうですけど。

そういうチーム編成についてすごい関わっている方たちなので、そういったところを。

そういうふうに球団としては考えているんだな、球団として選手たちをどういうふうに育成していくんだなというのを話して長くなったって感じですね。

僕から聞いた話じゃないんで。嶌村さん(球団本部長)が話が長いので(笑)

本当に95%ぐらい嶌村さんが話していた。

関西学院大学の先輩っていうのはありますけど、本当にここ数年コミュニケーションを取らせてもらっているので。

そういったところがすごい、自分としても勉強になりますし。

選手の個々の能力を上げることについては、あんまり見ていないので分からないですけど、それは選手個人が思うことだし、誰かに言われることでもないし。

それぞれ絶対、感じていると思いますけどね。

フロントの連覇できるという前向きな、背中を押されるような言葉は、僕もそう思うし、これから先、連覇できるだろうし。

ちょっとは…ちょっとはじゃないな、まあ強い時期は続くんじゃないかなと思うんで。

でも、それはね、今の現状では続かないので、本当に個々の能力が本当に上がっていかないといけないと思うので。

監督の力じゃなくて、個々の能力は本当にまだまだだと思ってるので。

アップしたお金の使い道は、いや、全然もうそんなね。

賞金だったらね、使えますけど、あんまり給料は使えないので、はい。

給料ってあんま使えないでしょ。

ボーナスは使えますけどね、臨時収入とか。

だからって、じゃあ、億超えてから、何千万の買い物をバーンって買うかって言ったら、そうじゃないし。

社会人時代と変わらない金銭感覚です。

稼げるようになったという実感は、いや、全然ないですよ。

ここまで来たかというようなものも、いや、ないです、ないです。

そんなに意識しないようにしてます。

あんまり見ないんで、明細とかも。

来年は30歳を迎えるにあたって、まあ継続的にやってるんで、だから、今年特にっていうのは全然ないんで。

シーズンと変わらずやってきたこと、変わらないメニュー、一緒のメニューじゃないんで、そういう目的っていうのは多分変わらないんで。

でも、それが30歳だから急に来るってわけじゃないし、来ないに越したことはないですけど、感じないに越したことはないですけど、感じないようにやっていきたいので、はい。

優勝や日本一という初めての経験をして、あー、もう一度そういう舞台に立ちたいですね。
日本シリーズでも、普通に試合が流れていったら、いつもと変わらないなと思うんですけど、やっぱ同点で、サヨナラの場面で、22時過ぎたっていうところは、もう一回立ちたいなと思います。
あの第4戦で打席に立ったときは本当にこう、今までに感じたことないぐらいの衝撃だったんで、それはもう一回立ちたいですね。
全然違いました。
全然違います。
映像で見ていないんで、映像だったらどうなってたのかわからないですけど。
あそこにいた人、あそこのグラウンド内にいた人は多分すごかったと思います。
すごいと感じたと思います。
 
 
 
――木浪聖也 (トークショー)
今年活躍できなかったら終わると危機感や覚悟を持ってこの1年に勝負を懸けました。
人間は苦しんだ方が後々いいことがあると分かりました。
一昨年の春のキャンプで、真面目すぎるって指導者の方に言われたことがあって、真面目すぎるってダメなのかなっていろいろ考えちゃって。
それで(坂本)誠志郎さんが寄り添ってくれて、『真面目ってダメなんっすかね』って話したときに、「逆に真面目を貫き通して結果残せたらかっこよくね」って。
普通に今まで通り、いつも通りやって結果残したら誰も何も言わないって思って、淡々と自分のやることをやるようになったので、感謝してます。
同期で仲のいいチカ(近本)にも打撃を教わろうとしたんですけど、チカなりに分かりやすく言ってくれたと思うんですけど、理解できなかったです(笑)
『わかった、ありがとう』で終わらせました(笑)
岡田監督には疲れがたまっていた時に「お前、顔が死んでるぞ」と言われて『全然疲れてないです』と言ったんですけど、「顔に出てるぞ」と、本当によく見ています。
ずっと見られている感じがあります(笑)
皆さんが思っているより全然優しいです(笑)
 
 
 

2023年12月10日 サンスポ

 

 

 

2023年12月10日 デイリースポーツ

 

 

2023年12月10日 日刊スポーツ