2024年30日 マツダスタジアム
広島 1-7 阪神
――岡田監督 (試合終了後囲み)
まあだから、この間の大竹にしてもな、一回、二回で取られとるけど1点、1点とかな、最少点に抑えとるから、そのくらいやったら何とかこう、2点打線じゃなしに、ちょっとあれから抜け出しとるからな。
フォアボールを多く選べてるのは、おーん。
そら向こうのピッチャー、相手次第やけどな。
だいぶボール球もな、悪い頃に比べたら、やっぱり選んでな、振らんようになってな、全体的にな。(10四死球)
3点目は、そら向こうが(ファウルゾーンで)取りはったから(笑)
取ったなあと思ったけど。
左打者が8人並ぶ打線には、ライトにいい風が吹いていたので、ホームランが出ないように。
まあ先頭には打たれたんですけど、それ以降は打たれないようにっていうのは意識して投げました。
緩いカーブは狙い通りで。
真っすぐはそこまで速くないので、カーブだったり緩急を使って抑えないといけないピッチャーなので、いい形で使えたのはよかったと思います。
ホーム球場だったらたぶん(坂本と)2人でお立ち台に立てたと思うんですけど、ビジターなので、自分だけなんですけど、本当にそこは申し訳ないです。(今季初タイムリー)
1カ月出なかったところは悲しいですけど、よかった(笑)
各打者の特長を頭に入れ、観察した上での投球が光った。
六回は坂倉に対して縦の変化球、フォークを4球も続けた。
ストレート系が強い宇草には、すべて変化球。
早打ちの傾向にある打者には、ストライクゾーンぎりぎりの誘い球をコントロールよく投げていた。
この試合はフォークを初球のカウント球に使うなどカットボール、スローボールを含めて、通常よりも全体的な割合で言えば、明らかに変化球が多かった。
村上の能力の高さを感じたのは、変化球主体の投球に切り替えても、ストライクを先行できる点にある。
配球をガラッと変えたことが功を奏した。
この完投はチームにとっても大きい。
打線は阪神らしい四球を絡めたつながりのある攻撃だった。
1点ずつ積み上げ、首位のチームらしい点の取り方だった。
開幕から1カ月がたち、投打ともに選手層の厚さをあらためて感じる。
佐藤輝が調子を落とせば、糸原がカバー。
木浪がダメかと思えば、小幡が出てくる。
クリーンアップは打率は低いが、打点を稼いでいる。
これは1、2番の出塁率の高さによるものだ。
リリーフでは岩貞や石井が不在だが、中継ぎ陣の防御率はいい。
チームのバランスはやはりいい。
これは強みだ。
昨年同様に、大きな連敗をしておらず、首位にいるのも当然だろう。
【ハイライト】広島 vs.阪神|プロ野球2024公式戦(4月30日)
J SPORTS 野球【公式】
【広報密着】村上頌樹投手およそ1年ぶりの完投勝利!!女房・坂本誠志郎選手も3打点の活躍でバッテリー共に大活躍!!チームを勝利にもたらしました!
阪神タイガース 公式
――和田2軍監督 (30日 ウエスタン 阪神 2-2 オリックス)
井上の同点打は、あれが4番の仕事なんで、もうちょっと早く4番の仕事してくれたら、もっとすんなりいってたと思うけど。
あそこで打てるっていうのは、やっぱり力がついてきてる。
合わない投手はね、そこね、もうちょっと、自分からね、合わないからお手上げではなくて。
やっぱり4番の姿というところでは、あんまり極端な苦手はもちろんね。
全部が全部、どんな投手でも打てるっていうそんな簡単な話じゃないんだけど。
なんとか対応ね、本人はしようと思ってるだろうけど。
やっぱり得点圏。
最初の3打席はね、ちょっと打てそうにないなというね、空振りだったんで。
ただ逆に言うとね、ピッチャーが変わったことで、そっからしっかり切り替えて、仕事ができたっていうのは大きいしね。
あのままズルズルいかなかったっていうのは、やっぱりこれは精神的にも成長してると思うね。
マルティネスは、今日はちょっと落ち着いてというかね。
やっぱ前回はもうほんとに最初のマウンドでね、緊張感もあっただろうし。
彼らしさっていうところではね、出せなかったけど。
今日はストライクもしっかり取れたし。球はもっともっと良くなってくるはずなんでね、また次は楽しみだね。
野口は、復帰というか、まだ守備に就けていないんで。
ここからは日にち薬だと思うんだけど、まずはバッティングから。
遠藤は走塁に関してはいつも前向きに、積極的でいいものを見せてくれているんで。
ただやっぱり、どれかひとつというのじゃなくて最低2つ。
できれば三拍子そろって、やっと一人前になる選手だと思うので。
バッティングにしても守備にしても、まだまだやるべきことはたくさんある。
その中で彼の持ち味の足というところで。
そこは日々成長しているし、ゲームでも思い切りがいいんでね。
今日の走塁でも際どいタイミングだったけど、そこをかいくぐってね。
走塁ぐらい守備とバッティングもがんばってほしい。
湯浅は過去3回連続失点しているけど、いま本当にどん底でもがいている状態なんで。
そういう意味ではどんなきっかけでもいいんでね。
今日はまず1イニングを抑えたというだけでも、気持ちも変わってくるだろうからね。
まだ湯浅本来の球まではいってないけど。
それでも、今日はね、なんとかやりくりしてというところでね、フォークを多く使いながらね。
1軍のマウンドにいったらいい時ばかりでないんでね、悪い時の工夫というのがね、そういう面では今日はできたけど、やっぱり本来の球を取り戻さないとね、上では通用しないと思うんでね、もうひと踏ん張り、もうふた踏ん張り必要かな。
明日の先発は、秋山。
――井上広大 (ウエスタン 1安打1打点)
【ハイライト】4/30(火) 神2-2オ(鳴尾浜)| 井上、勝負どころで同点打!遠藤、攻走守三拍子揃った活躍!
阪神タイガース 公式
2024年4月30日 デイリースポーツ
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