有名な映画のレビューサイトで「超映画批評」という所があります。
そこの100点満点の作品で「アメリカン・スナイパー」に並んで意外すぎる名前が、

この「ティンカーベル」でした。 はっきり言ってこのブログには似つかわしくない作品です。

(この記事の一つ前は「バンシー」ですし)
それでも、一言述べておきたい魅力のある作品でした。

~概要~
 「ピーターパン」に登場する妖精「ティンカーベル」の誕生を描き、
 ティンカーベルが”何”の妖精なのかが明らかとなる。

 
~感想(少しネタバレあり)~
人には生まれながらにしてもった役割が有り、その役割に準じてに生きることを推奨しているようにも受け取れるので、多少宗教観がある作品なのかな、とも思いました。
別の見かたをすると「身の程を知りなさい/身の丈に合ったことをしなさい」という説教ぽさもあるように感じました。
それを差し置いても、本作が強烈に訴えていたのは、働くことの素晴らしさ/尊さです。
  
日本に生きていれば誰しも一度は考えるのではないでしょうか。

生きることの意味、人生の意義、労働の意味。
これらに用意された解は無く、一人ひとりが自分なりに解を見出す他無い、命題です。
そういう私も、まだ解を得られずに苦しんでいます。
これをご覧になっている皆さまも、きっとそうでしょう。

 「愛することと働くこと」 心の健康について、フロイトはこう言ったそうです。

心の健康=生きること/人生 と置き換えても差し支えないように私は思います。
心が健康でない=健康に生きていない/充実した人生でない と言って良いと思うからです。

この文明社会を健康的に生きる上で、働くということは、愛することと同じぐらい大切だと言っているんですね。
ここでいう「働く」とは、社会奉仕や、生産活動などを含めた、”遊び”以外広義の意味かと思います。 (「遊び」の定義についても参照されたい)
 
本作を見て、なぜフロイトが働くことが大切だと説いたのか、わかるような気がしました。
たぶん対象年齢10才ぐらいの作品ですが、

成人それも社会人にこそ、強く勧めたい作品であります

 (超映画批評の前田さんは、なぜこの作品を見てみようと思ったのかwww)
久しぶりのBK印でオススメの一本です。

余談
終盤の文明開化のシーンには、少し悲哀も感じましたが、あまり触れないでおきます。