冬アニメで全話視聴したアニメの感想です。
けものフレンズ![]()
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まさにダークホース。4chanの海外のお友達も含めて世界中が熱狂しています。
世の中なにが当たるか本当に解らないもので、
3ヶ月前に一体誰がこの一大ムーブメントを予測できたか。
一見するとゆるふわ系のアニメに見えますが、世界観に拘りがある作品で、「がっこうぐらし」ほどの衝撃は無いにせよ、次第に明らかとなる世界と散りばめられた謎、そしてキャッチーな台詞もありクチコミで広がっていきました。
実はたった10人程度のスタッフで作っていたということもあって、動画(=作画)のクオリティはやっぱり低いです。(動きが硬かったり、静止画っぽいところもあり)
実際、ファンが作ったMMDモデルの方が、10倍ぐらい高いクオリティです。
ですが、動画以外の魅力がそれを補って有り余る。
アニメ=作画 だけではないことを証明して見せた作品ですが、 今後、このブームに乗ってテキトーに作られたアニメが増えてしまわないか、少し心配でもあります。
様々な動物たちが種族(人種・文化)を乗り越えて協力するというテーマは、つまり多様性を許容することでしょうか。 文明のありかたかもしれません。
ちなみに対象年齢は8才以下。(本当)
ベスト演技
さりげなく、スナネコちゃん役のみゆはん さんも素人とは思えない演技でびっくりですが、
サーバルちゃん役の尾崎由香さんで決まりと思います。彼女の演技無くして今は無い。
「わーい」「すっごーい」「たーのしーなどは、しばらくの間使われ続けるでしょう。
ベストシーン
最終回のタイトルロゴがドーンのところの演出はかなりグッと来るものがありましたよね!
小林さんちのメイドラゴン![]()
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安定の京アニ枠。 カンナさんというキャラクターが、既に死語と化した”萌え”という単語を思わざるを得ない、とてつもなくキュートなキャラクターになっています。
これで萌えないやつはいないだろってぐらい。
手足の運び方や仕草、反応が本当の人間のこどものようで、入念なリサーチが行われた背景を感じました。
加えて、圧倒的な”オープニング力(りょく)”があります。歌詞に合わせてクチが完全に合っていたり、ものすごいクオリティです。歌についても、ハズれが無いと定評のfhanaが今回もやってくれました。 一気に引き込まれるすごい力を持ったオープニングになっています。
ベスト演技
田村睦心さん/桑原由気さん/中村悠一さん/加藤英美里さん、皆さん良かったですが
カンナさん役の長縄まりあさんでしょうか?ステラのたまきだとは全然気づきませんでした。
ベストシーン
謎の隣人の所も地味に面白かったですが、
10話の演劇シーンが一番楽しかったように思います。
この素晴らしき世界に祝福を!2 ![]()
待望の続編にしては、パワー不足感が否めない。
局所的には笑えるところもありましたが、特に終盤の盛り上がりに欠けてしまったような。
(1期のラストと比較してしまうとね…)
どうやら原作でも、あまり盛り上がらなかった部分なようです。
なお原作の次はかなり面白いということで、アニメ3期があれば…挽回できると思いますが、チャンスがあるかどうか…
ベスト演技
やっぱり、前期にも増してエロ演技を頑張っていたダクネス役の茅野愛衣さん
ではないでしょうか。さぞ苦労されたことと思います。
ちなみに、めぐみんの詠唱呪文を考えたのは高橋李依さんとのことで、
これも実は凄いことだと思います。エンディングの古文書のような字体も印象的な高橋さん。
実は数々の才能を持っていそうです。
ベストシーン
温泉街での、怒涛の勧誘シーンですかね。
「これ、食べれるの」 の所とか爆笑でした。 (その後スライムが石鹸を食べない、という二段落ちでまた笑える)
ガブリールドロップアウト![]()
「ギャル子」のオタ子をやっていた富田美優さんが主役に抜擢されました。 また驚くべきは、富田さんが現役の高校生だということ。
これ以上ないハマり役だったと思います。
天使っぽい悪魔と、悪魔っぽい天使というわかりやすい対比も面白かったですし、キャラソンでもあるオープニングとエンディングも味があります。
とくに何かおきるわけでもない日常系でしたので、3年後には忘れている作品かもしれませんが…
ベスト演技
ガブリール役の富田美優さんで決まりでしょう。
力んでいない(ように聞こえる)演技が素晴らしいですね。
やろうと思ってここまでダルく聞こえる人はそうはいません。 ほんとうにダルく聞こえます。
もう一人の主演「ヴィーネ」役のさんも多彩な演技を披露されていて良かったです。(子守歌、最高でしたよね)今後の活躍を見守りましょう。
ベストシーン
「ガブリールがひとり♪」のところは実験的で興味深いシーンでした。
なお、オープニングソングのフルバージョンでも、非常に興味深い試みがされています。
(終盤のラフィ&サターニャに注目)
アキバズトリップ![]()
平成の伝説ユニット「スフィア」公認の姉妹グループとなる「イヤホンズ」主演第二作。
毎回さまざまな題材があり"音"にこだわる悲劇とか、カードゲームのシュールさとか、タイムリーなネタもふんだんに盛り込まれています。
アリサの服が毎回異なったり、エンディングソングが毎回別のアーティストだったり、
見どころもたくさんあります。
個人的にはかなり楽しめたのですが、「けものフレンズ」の盛り上がりに押されて、あんまり話題になっていなかったようです。
よくわからないのは、何故今になって昔のゲームのアニメ化なのか?という点。
シリーズの続編を出す布石なのでしょうか?
ベスト演技
主演の方々には恐縮ですが、浅野真澄さんに全然聞こえない浅野真澄さんに驚きました。
ベテランにもかかわらず、新たな演技の幅を見せつけられました。
ベストシーン
有名ブラック企業ワ○ミのパロディの所が一番笑えました。
銀魂 シーズン4![]()
決着が着くのかと思いきやつかず…
キャラクターの思惑や背景が明らかになっただけで、話はあまり進んでいない感じでした。やっぱり銀魂が一番輝くのはギャグをやっているときかなぁ
ベスト演技
今期は意外にも、速水奨さんが一番格好良かったと思います。
ベストシーン
銀時・坂本・ヅラ・の4人が共闘するシーン以外は考えられません!
鉄血のオルフェンズ シーズン2![]()
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まずは盛大な拍手です。 キャラクターがこれでもかってぐらい、どんどん死にます。今シーズンでは 「まさか」 というキャラが死にます。
前作のビスケットの戦死に匹敵する衝撃の展開がありました。
見ているのが本当に辛いシーズンで、世界中が涙し、憤りましたが、
これでこそガンダムだと思います。「戦争」「死」を真正面に据えた、ガンダム屈指の傑作。
また、誰も予想しえなかったモビルアーマーを登場させるなど、
ニッチ層へのサービスも評価ポイント。
しかしながら、脚本のムラが目立つ作品でもあります。
マクギリスの自身の根拠とか、アルミリアのその後とか。
次のガンダム作品は「ビルドファイターズ」みたいな、やさしい世界にしてほしいですね。
そうでないと心がもたない。
ベスト演技
シノ最期の輝きのところもいいですが、一番ぐっと来たのはマクギリス死亡のシーンのガエリオ役 松風雅也さんがよかったです。
ベストシーン
42話「落とし前」の冒頭でしょう。 まさかのメリビットさんが「ジャスレイ・ドノミコルスよ。念仏は唱えたか~」という所で、視聴者のテンションはMAXだったと思います。
リトルウィッチアカデミア(13話まで)![]()
私はアニメミライの一作目からのファンなので、
今回のテレビアニメは設定が仕切り直しとなってしまって少し悲しかったですが、
ストーリー展開を追っていくと、それもまあ納得できます。
2クールということもあり"遊び"のあるゆったりとした作品になっていて、
友情・努力・勝利という某ジャンプのような展開もあり、懐かしさを感じることができる作品。
ですが、あまりにベタすぎて嫌いな人もいるかもしれませんね。
ベスト演技
潘めぐみさんの気合の入ったシャウトが一番印象的でした。
今後更に4種類もある?ようですね。
ベストシーン
ガイコツ男のエピソードが一番感動的でした。