アラブの春 十年目にしての退行現象について | Mr.BKのブログ

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みなさん とか 書いてますが ほぼ 自分に向けたメッセージ集です。
多分 5年後とか 読み返して 思わず 笑うんだと思います。

最近NHKがアラブの春十年目にしてエジプトのクーデターを取り上げSNSの限界のような報道をしきりにしている。

ムバラク大統領打倒革命であるアラブの春はまるで失敗したかのような口ぶりであり

そしてSNSを規制すべきだという思考に近い表現がなされている。

 

アラブの春がどう後退したかというと

革命後の新政権下において政情が不安定化し結果クーデターが起きて再び独裁政権ができてしまったではないか?というNHKの報道であるのだが

 

テレビ業界として情報を牛耳っていた時代に戻したいという感覚があるのは納得できる。

しかし実はこのアラブの春の後退現象は歴史的に言うと当然の流れなのだ。

 

革命後独裁政権ができるのは世の常なのである。

 

フランス革命後はナポレオンが台頭している。

ピューリタン革命後にはクロムウェルが台頭した。

ロシア革命の後にスターリンが現れ

ドイツ11月革命の後にヒトラーが台頭した。

 

明治維新は一見特殊そうに見えるが結果長州閥と薩摩閥の合議制独裁政権となっている。

その後板垣退助の自由民権運動が成功するまでは基本行政独裁国家が日本だったといえる。

 

要は専制君主時の革命後の独裁政権への逆行は出産前の胎動のようにいったり来たりするのが当たり前なのだ。

 

自由を得た時の反動は大きくそれを規制しようとする動きも強く出る。

しかしより戻しはあるが確実にその動きは変化していき民主主義がなしえていくわけだ。

要は徐々にみんな学んでいき民主主義の根幹を知ることになるということなのだ。

そう民主主義というのは高度に高知能でなければ達成できない仕組みなのだ。

ちなみに日本はいまだ民主主義を理解している人は少ない。

 

逆にその胎動がないほうがおかしいということになる。

 

エジプトの革命は確実に民主主義へ進んでおり

もうその流れは止めることができない。

徐々に成熟に向かっていくものと思われる。

 

歴史の一時期を取って 結果戻ってしまったというのは木を見て森を見ずと同じである。