自ら1000円を稼ぐということ... | Mr.BKのブログ

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みなさん とか 書いてますが ほぼ 自分に向けたメッセージ集です。
多分 5年後とか 読み返して 思わず 笑うんだと思います。

皆さん 稼いでますか?

稼ぐ

さてこの言葉 少し不思議ですよね。

稼ぐというニュアンスは給料をもらうというのと少し違います。

自らの力でお金を生み出すという行為ですよね。

では給料とは何でしょう?

給料とはとりあえずそこにいることでもらえるお金という意味合いを含んでいます。

そんなことを言うと 何を言うか! 仕事をする上での対価としてみんな汗水たらして...うんぬん という言葉が聞こえてきそうです。 しかし給料というのは実は価値ではありません。労働の対価です。
ですから価値がなくても労働があれば給料は支払われることになるわけです。

でもあたかも価値があるという風に認識しないとやってられない場合もあります。そのため世の中では労働は全て価値があると言わざるを得ないわけです。

さて工事現場にいる警備員。彼らには実は価値はそれほどありません。(ひどい言い方ですねごめんなさい。)あれは法規によって定められている場合が多いのです。ですから必要か必要でないかに問わず必ず数名用意しなければならないわけです。 でも逆に言えば価値の無い人でも警備員なら勤まる可能性があるわけです。(これもひどい言い方ですね。ごめんなさい。) しかし価値の無い人たちから見ればありがたい話です。

しかし...警備員でもその中から価値を生み出す人もいます。例えばパフォーマンスにチャレンジする警備員がいたり、また工事をしている人を気遣ったり、安全対策を怠らない警備員などは無価値な工事現場などの警備に小さな価値をもたらすということもあるでしょう。そしてそれがインセンティブに繋がる場合もあります。会社は二割の社員で稼いでいると聞くことがあります。これはその場所に所属しながら自らの価値を見出し、それを惜しげもなく利用している人のことでしょう...ですから会社に所属しているからといって稼いでいないとは言いません...


しかしここまでの話で給料は労働の対価だと私が言いたいことはご理解いただけたと思います。
ということで稼ぎというのは価値に対する対価と置き換えることができるでしょう。


しかしその価値からお金をもらうというのは大変な行為なのです。


所属をすることでもらえる労働の対価 給料

これは批判を恐れずに言えばどんなに無価値な人間でももらうことができるのです。

対して価値からひねり出すお金というのはそれだけその人の努力と知恵と経験が必要になってきます。

あなたが会社員であるなら(契約社員でもいいです)10万円手に入れるのはそれほど難しいことでは無いかもしれません。会社に行けばいいんですから...

でも一度会社以外で1000円稼いで見てください。

それがどれだけ大変なことなのかわかります。

そうあなたの価値をひねり出して対価をもらうということがどれだけ大変かわかります。

そうですね。我々一般の社員達は二割の人たちが捻り出した価値に乗っかって活きているわけです。

二割の社員達は価値を捻り出した挙句、われら無価値な人間達にも手順さえ追えれば価値を維持できるようにルール作りまでしてくれているわけです。

価値を捻り出す社員の皆様には本当に頭が上がりませんよね。



さて...



よく世の中の人たちは社会に出るという言葉を使います。

おおむねそれは会社に就職することを指すと思われます。

しかし会社に就職するのは実は社会に出るというのとは随分違います。

社会に出ているのではなく会社に入っているだけ...

ところが会社に入ると自分がとても価値がある社会人だと勘違いしてしまうことがあるのです。

これは多分言葉にも問題がありますね。 会社は社会の文字を逆さにしたもの...

勘違いも生まれやすくなります。



気をつけてください...

でも社会に出ているという考えは...

幻想です...



最近会社を早期退職する人が増えました。
実質はクビなんですが表向きクビなんてイメージの悪いこといえません。

そこで早期退職などを利用することになるのですが...

そのとき突然会社員が本当の意味での社会に放り出されるのです。

そのとき自分がどれだけ無価値な存在であるかマザマザと感じるでしょう。


会社員の皆さん 社会ではない会社に所属して無能でもお金をもらえるうちに自分の価値を探して置いてください。そうすれば本当の社会にほうりだされたとき迷わず不安がらず進んでいけるでしょう!

がんばって!


各言う私も無能の一人です。


でも社会ってのは実はとても楽しいものです。