私が最初に出会った「アナスタシア」はコチラ
20世紀FOXが制作した初のアニメ映画作品(1997年公開)です。
DVDも持っています
映画の世界的大ヒットから
ブロードウェイでミュージカル化
そして現在
宝塚でも上演されていますよ~。
あれ?
隣の方のほうが主役のアナスタシアより目立っているような?
ヅカファンの N子ちゃんによると
左側に写っている、男役(真風涼帆氏)のディミトリがとてもカッコよいのだそうです。
この作品は
ロシア革命後のアナスタシア皇女生存伝説をモチーフにしています。
ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世とその家族たちは1918年
革命の際に処刑されたのですが
埋葬場所がわからなかったことから
第4皇女のアナスタシアがどこかに生きているのではないかと
都市伝説みたいなのが生まれたんですね。
実際ソ連では、莫大なロマノフ王朝の遺産相続権を主張する
多くの偽アナスタシアが現れたらしいですよ。
ナショジオの「なぜ人間は嘘をつくか」特集では
「私こそ生き残ったアナスタシアよ!」と言い張る多くの女性たちの中で
長いこと主張し続けていた有名な偽アナスタシアを取り上げていました。
おそロシア~。
アニメ映画では
ロシア革命当時、8歳だった第四皇女アナスタシアは、
難を逃れてひとり孤児院に入れられたようですが
記憶を失いアーニャとして育ちました。
18歳になったアーニャは自分のルーツを知るために旅立つのです。
一方、詐欺師のディミトリは
偽アナスタシアになれるような女性をスカウトして
大儲けしようと画策している中で
宮殿の肖像画にあるアナスタシアにそっくりなアーニャに出会うわけですね。
そして・・・ ハイ、続きは本編で。
では
アニメ作品の中で
私が毎回鳥肌が立つくらい好きなシーンを
ご興味のある方はご覧くださいませ~。
皇女だった頃の記憶を失ったアーニャが
かつて自分が育った宮殿(今は閉鎖されている)にしのびこんで
目に触れるものから記憶が呼びさまされていくところです。
壁にかかった肖像画から出てくる人々は
自分の両親であるニコライ2世と皇后
姉である皇女たち、そして弟である皇太子です。
やっぱり行方不明のDVDを探してきます!